ロケット包むリング状の雲 14日打ち上げのH2A
上昇するH2Aロケット13号機の先端部と固体燃料補助ロケットの周りにできたリング状の衝撃波=14日午前10時31分、南種子町の種子島宇宙センター
雲の正体は衝撃波。H2Aを打ち上げた三菱重工業によると、ロケットが音速で上昇する際に生じる衝撃波が、機体周囲の空気を振動させリングのような雲を発生させるという。機体先端にドーナツ状に現れることが多いが、同日は湿度が高かったため大きな雲になったとみられる。固体燃料補助ロケットがある下部でも発生した。
13号機は午前10時31分打ち上げ。射場周辺は前夜まで雨が降るあいにくの天気だったが、打ち上げ時は関係者の願いが通じたかのように青空が広がり、衝撃波もはっきり観測できた。
空飛ぶ円盤のリンク、ロケットの衝撃波だとしたら、空飛ぶ円盤というもの、空想の産物ではなくて、実際に存在しているのかも、と考えてしまいます。