中川輝光の眼

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8000鉢の食虫植物がハエや蚊を退治

2007-09-15 | 科学・環境を考える

8000鉢の食虫植物がハエや蚊を退治

 食虫植物サラセニアで一面埋まった休耕田が北川村野友にある。栽培する近くの土地改良換地士川北俊夫さんは「ハエや蚊に悩まされず、快適な生活を送っています」。

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休耕田いっぱいに咲くサラセニアと栽培している川北俊夫さん=いずれも北川村野友で

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筒状の葉の中をのぞくと、ハチが必死でもがいていた

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葉を裂くと、虫がいっぱいだった

 サラセニアは北米原産。筒状の葉の内部から出るにおいに誘われて入り込んだ虫が逆刺しの毛に邪魔されて逃げられない仕組み。暑さや寒さにも強く、水さえ欠かさなければ栽培でき、春は色とりどりの花が咲く。筒状の葉の模様も様々で、「花より葉の観賞がおもしろい」と川北さん。 5年前、苗50鉢を購入し、自宅前の休耕田約350平方メートルで栽培を始めた。かつての田んぼで、伸び放題になった雑草対策として考案。当初は8品種だったが、株分けや自然交雑などで、約300種類、約8000鉢のサラセニア園になった。 葉を裂くと、下部にぎっしりと捕らえられた虫がたまっていた。ハエやハチ、大きなものではチョウやガなど。1株で数十匹は捕獲するといわれ、これだけあると何万匹にもなる。鉢が増え、最近は別の休耕田でも栽培を始めているという。

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