My Life After MIT Sloan

組織と個人のグローバル化から、イノベーション、起業家育成、技術経営まで。

何故デルタ航空はJALが欲しいのか (15.013 Industrial Economics)

2009-11-04 10:40:12 | MBA: MBA授業

MITスローンは、他のMBAに比べて航空業界のケーススタディが圧倒的に多い。
去年の記事でも書いたけど、会計でも、組織論でも、確率統計論の授業でも、航空業界ばかり。

最近私がハマッてる、Pindyck先生の「産業経済学」(Industrial Economics)の授業もすごい力の入れようだ。
週に二回授業があるんだけど、先週は2回ともエアラインで、今週は2回とも航空機メーカー(ボーイングとエアバス)だ。
もちろん、航空業界をテーマにしながらも、似た構造を持った産業についても同時に考えるんだけど、
これだけやると、自然と普段のニュースでも航空業界に目が行ってしまうね。

で、まあ本題なんだけど、先週の記事で書いたように、デルタ航空がJALとの提携を狙って頑張ってるようだ。
先週のWall Street Journalの記事によると、デルタ航空はゴールドマンサックスを雇ったり、PR会社を雇ったり、どうすればJALを手に入れられるか懸命に模索している。
一方で、JALと同じワンワールドのアメリカン航空も、太平洋路線のコードシェアを失いたくないので、必死で戦っている。
二社は、基本的にはJALに資本注入をする方向での提携を考えているようだ。

日本の皆様から見ると、「何故そんなにJALみたいな会社が欲しいんだろ?」って思うかもしれない。
国内線だって、地方の政治家の利権でがんじがらめで、儲からない路線をたくさん抱えているし、
国際線だって、取引してる納入会社が役人の天下りばかりで、これまたコスト削減の難しい会社。

そんなJALにも、誇れる資産があるんですね。
それは、アメリカの各都市と日本を結ぶ、太平洋路線
デルタは、この太平洋路線が死ぬほど欲しい。
もっと言うと、JALが持っている成田路線の権利が欲しいのである。

既にコードシェアしてるアメリカンはともかく、昨年ノースウェストを買収して、成田・関空の太平洋路線を大量に手に入れたデルタが、それ以上に太平洋路線が欲しいのか
というのはちょっと不思議でもある。

しかし、太平洋路線(とくに成田路線)はそれだけ儲かるってことなのだ

「産業経済学」の授業からの意味合いと、授業後にPindyck先生と議論したところによると、
太平洋路線が儲かる理由は次の2つ。

1)競争が圧倒的に少ないため、極端な価格競争が起こりにくく、儲かりやすい
2)ビジネス客が圧倒的に多いので、マージンが多い

それぞれ詳しい説明をば。

1)太平洋路線は競争が少ないから、儲かりやすい
アメリカの航空会社から見ると、大きな市場として、
・アメリカ国内線
・大西洋路線
・太平洋路線
・南米・近隣諸島路線
の4つがあるが、この中で、太平洋路線を除く3つは非常に競争が激しい。

これはアメリカに暮らしてると感覚的にも分かる。

国内線の航空券を買おうとすると、航空会社のセレクションが10くらいあるのが普通だ。
例えばボストンからサンフランシスコに行く場合のセレクションはこんな感じ。

アメリカン、ユナイテッド、デルタの3大エアラインはもちろん、
それぞれの傘下のUSエアウェイズやノースウェスト
コンチネンタル、エアトランなどの中小系。
バージンやジェットブルーといった、新興エアラインもある。

この10社近くで、ボストン・サンフランシスコ間なんてアメリカの端から端まで、
2700マイルもある距離を、往復で300ドル前後で提供するという、低価格で争ってるわけよ。
(この値段でどうやって儲けてるのかホントに不思議だ。
一方でJALの国内線は何であんなに高いのかと・・・)

90年代~2000年代の合併合戦で、相当数が淘汰されたけど、アメリカの航空会社はまだこんなにある

ヨーロッパの各国が出してる航空会社と競う大西洋路線と、南米の格安航空会社と競う南米路線も、基本的には同じ。
競争が激しく、儲からない。

ところが、成田-アメリカ間を飛ばせる権利を持っているのは以下の6社だけだ。
・JAL
・ANA
・アメリカン航空
・ユナイテッド航空
・デルタ航空(ノースウエスト航空)
・コンチネンタル航空

また、各社が持っている便数も非常に限られている。
(関空もほぼ同様の状況だが需要が少ないので、成田線が大切)

実際には、タイ航空や中華航空、大韓航空など、アジアの航空会社が大量に成田経由でアメリカに行っているにも関わらず、他の航空会社は成田で客を乗せてアメリカに飛ばす権利は無い
このような、途中で客を乗せる権利をBeyond Right(以遠権)と言うが、成田空港は以遠権を他国に認めていないのだ。
(訂正:現在は中華航空、大韓航空、アシアナ航空、シンガポール航空に以遠権が認められ、成田からロサンゼルス、ホノルル、グアムなどに就航してます)

こういうことが何故起こっているか、というと、まあ日本政府が日本の航空会社(主にJAL)を守ろうとしているから。
ついでに、これらの路線を持っているアメリカの一部の航空会社が、ちょっと美味しい思いをさせてもらっている。
競争が少ないので、成田路線は上記の国内線で争ってるようなアメリカの航空会社から見れば、ちゃんとリーンにやれば、確実に儲かる貴重な路線なのだ。

その中でも、一番美味しい時間帯の乗り入れを持ってるのはやはりJALだ。
ノースウエストの買収で成田路線を手に入れて、この美味しさが理解できたデルタは、このJALのもってる路線がのどから手が出るほど欲しいに違いない。

2)ビジネス客が多いため、マージンが多い

「産業経済学」の授業でもやったけど、航空会社を利用するお客さんは主に2種類のセグメントに分かれる。
ビジネス客と、レジャー客だ。

ビジネス客は、儲かる。
便数が多くてフレキシブル、とか時間帯が遅くて便利、という理由で少々値段が高い便も選ばれる。
ビジネスクラスやプレミアム・エコノミーなどのコストはそこまで違わないのに、値段が圧倒的に高い席を選んでもらえることも多い。

一方レジャー客は、価格重視で、薄利多売。
お客は格安航空券を血眼で捜すし、旅行会社からの値引き交渉も激しい。
当然エコノミー席が中心。
金持ちの客でもマイレージを使ってアップグレードする程度で、基本エコノミー席しか売れない。

で、成田路線は、ビジネス客が圧倒的に多い、という特徴がある。
だから、儲かるのだ。

結局、アメリカ人はヨーロッパに行くほどには日本には行かないし、ヨーロッパに比べても、里帰りニーズも少ない。
そうすると、どうしてもレジャー客というのは少なくなってしまうのだろう。
アメリカの航空会社から見ると、大西洋路線や国内線はレジャー客が多いわけで、そこだけ見ても太平洋は儲かる路線、ということになる。

実際、仕事で太平洋をよく横断する人は、ビジネスクラスが満席になってることが多いのをよく見かけるんじゃないか。
こんなことは、他の国際線ではそんなに起こらないことだ。

特にJALは、「一番遅くに出発できる便」など、ビジネス客が一番好む時間帯を確保している。
そのおかげなのか、JALが日本企業との関係が強いからかは分からないが、同じ成田路線を走る他の航空会社と比べても、ビジネス客が多い。

このような理由で、太平洋路線(特に成田路線)は儲かる。
特にJALは一番美味しいところを持っている。
アメリカ国内の激しい競争で鍛えられた、筋肉質のデルタ航空から見れば、あれが手に入れば絶対に儲かる、というところだろう。

以上、まとめると
・デルタ航空は、JALとの提携を成功させるため、あらゆる手立てを尽くしている
・なぜなら、JALが持っている太平洋路線(主に成田路線)がどうしても欲しいからだ
・成田路線は構造的に儲かる。理由は二つ
・ひとつは、成田が乗り入れの権利を絞ってるから、アメリカ国内・大西洋線に比べても競争が圧倒的に少ない。
・二つ目は、成田-太平洋路線は圧倒的にビジネス客が多く、儲かる
・その中でも、JALは特に儲かりやすい権益を確保している。
・したがって、アメリカ国内の競争で鍛えられた、コスト競争力のあるデルタから見れば、JALの権益を手に入れれば絶対に儲かると踏んでいる

こういうことを自然と考えられるようになる授業を受けられるってのは幸せだ。
MITスローンに来て本当に良かった、と思う。

せっかくなのでPindyck先生の著書を紹介しておくです。

追記)筆者は別にDeltaがJALを買収すべきとも、した方が良くなるとも思ってないです。
実際には、JALの国際線に限っても、処々の問題があって、コスト構造を変えるのは容易ではないはず。
国交省の「支援」なしには苦労するでしょう。
そこをDeltaが分かってるのか、分かった上で国交省とも話し合いに入ってるのかなどの詳細は部外者の私には不明。
それでも、彼らがどう考えてるか、っていうのを経済の知識を元に考えるのは役に立つでしょ?

追記2)ついでに、そんなDeltaの野望をくじくのは、成田・羽田のオープンスカイだったりします。
今回のJALの破綻でオープンスカイ実現は遠のいた!?

Microeconomics (Pie)
Robert Pindyck, Daniel Rubenfeld


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6 Comments

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飛行機の思い出 (通りすがりの関西人)
2009-11-04 12:15:12
最近、「通りすがり」という名称は
卑怯という評価があるそうなので、名前は
変えませんが、私のプロフィールとかある程度
のせている私のブログのURLを書きます。
これで、いいのかな。
E-mailアドレスもプロフィールからたどれます。どういうわけか、Lilacさんのブログを
読んでいると、書きたいことがとめどめなく
出てきます。そんな人が、たくさんいて、
このブログを読んでいるのだろうと思います。

JALに関係者が二人います。
1人は私の親戚。
K大学を卒業してから、JALの研修で自衛隊の
訓練にいって、スカウトされたけど、JALに
残り、北京大学とかに留学させてもらって、
JALの中国路線の立ち上げとかに従事されていた
そうです。天安門事件の闘士にも友達が
いたそうです。
もう1人は、私の大学受験予備校時代の友達。
彼は、JALの人事部にはいって、飛行機のパイロットの人件費の削減を実行するための手立てをあれやこれやと考えていました。
文系出身なのに、パイロットさんとたくさん
友人・知人ができて不思議な気分だったそうです。
間接的ではありますが、国土交通省で航空政策の立案に従事されている現役官僚の方に、大学の近くの喫茶店でお会いしたこともあります。
そう、まさに、Lilacさんがいまエントリで
話題にしている、ことでした。
成田空港で、どの会社が、飛行機をどれだけ
飛ばせるのかという権利を、どうやって分配するかのルールつくりをやっておられたそうです。
それと、もう1人、私にGSの人にあわせてくれた
大学教授が、航空政策の話が大好きでした。
しかし、悲しいことにあほな学生だった私は、
この話の裏に、どれだけディープな利権が
絡んでいる話なのか、さっぱりわかっていませんでした。まあ、無理もないかなと思います。
そうやって、自分を許しています。
そして、こういう話、航空業界、太平洋路線の利権の話を構造的に理解して、説明する能力を持ち、JALと、どこぞの航空会社の仲介をすることができれば、理論的には、携帯電話一本で、何億円も、手数料が入ってくるということも理解していませんでした。
この間、テレビをみていたら、国土交通省の
航空担当の部署の人が、デルタに対して、
「JALにお金を出さないか」ということを
いったとか、いわないとか、そんなことを書いた文書が、飛び回ったとか、そんなことやっていました。
これは、冗談ですが。M&A屋って、許認可
いるのですか?
LILACさんが、JALとデルタの間を取り持って
しまえばいいんじゃないですか?
JALとデルタの財務部にコネがあって、国土交通省の担当官僚とコネがあれば、可能だと
考えていいのですか?
SloanにM&A屋やっていた人もいるでしょうから。そんな話も、読んでみたいなと思いました。
返信する
面白すぎ (Willy)
2009-11-04 14:56:14
航空業界って聞けば聞くほど複雑怪奇で面白い業界ですね。

運賃の決まり方も良く分かりません。「A-B間の片道」が「A-B間の往復」より高かったり、「A-Bの往復」が「A-B-C」の往復より高かったり。。。
返信する
思い出話はインパクトありますね (Lilac)
2009-11-04 15:11:18
>通りすがりの関西人さま

名無しであっても、通りすがりでも、誠意のあるコメントなのかは読めば分かりますよ。
なので、今までのままでどうぞ。

思い出話、というか、経験談は、読んでいてインパクトがありますね。

>LILACさんが、JALとデルタの間を取り持ってしまえばいいんじゃないですか?

うー。まあ私、JALにもDeltaにもコネがありませんからね・・・
あっても、それが私のやるべきことなのかは不明。。
更に、そうやって金儲けをすることに全く興味の無い私。
(そして特にお金にもならないブログを書き続ける私)

追記にも書いたように、DeltaがJALの国際線を吸収すべきとは特に思ってないんですよ。
ていうか、前の記事にも書いたように、自力で立ち直って欲しいと。(まあ、マイレージもあるし)

M&Aはアドバイザリーだけなら免許いらないかも(あ、中小企業には必要かな!?)

>SloanにM&A屋やっていた人もいるでしょうから
まあ、いても、そして私が聞けたとしても、ブログには書けないことが多いと思います。
Sloanのクラスでは、色んな企業から来た人の「経験談」を聞きますが、あれはクラス内だけでのコミュニケーションを前提にした話だって分かってるから、ブログには書けない。
これはブログというメディアの限界かなあ、と思っています。

>Willyさま
>「A-B間の片道」が「A-B間の往復」より高かったり、「A-Bの往復」が「A-B-C」の往復より高かったり

確かに、こういうこと良くありますよね。
ていうか、アメリカってこういうの多すぎません?
トイレットペーパー6個入り2つより、12個いりの方が高かったり。
返信する
Unknown (大手町)
2009-11-05 02:36:24
以遠権については、シンガポール航空(SQ12便)、中華航空(CI18便)などが日本から得ています。乗客を成田発でロサンゼルス(ハワイ)まで載せることができ、当然成田発ロサンゼルス(ハワイ)行きチケットを購入可能です。

戦後の日米航空協定は、自国以外で超過密な成田を米国企業がハブ空港にできるほどですから、日米修好通商条約と比べられるぐらい、日本に不利な内容でした。今では形式的には平等を達成しましたが(98MOU)、米国企業が34%、日系が13%ちょいの成田発着回数と他国の方が圧倒的に回数が多い。国益に直結している内容のため、日本とUSとでは視点の置き方が違うのかな、という感想です。(今回の話の背景なのであえて割愛して触れてなかったらごめんなさい)
返信する
航空行政の怪 (freedom)
2009-11-05 03:11:26
>ついでに、これらの路線を持っているアメリカの一部の航空会社が、ちょっと美味しい思いをさせてもらっている。
これって歴史的にみれば別の解釈もありますよね。元々日米路線は100%アメリカが持っていたものを少しずつ日本に分け与えてきたのだから、アメリカから見ればアメリカが日本にちょっと美味しい思いを別けてきたとアメリカの官僚は思っているのでは。
現在、需要は日本側が7割でアメリカ側が3割にもかかわらず利権はアメリカ側が7割日本側が3割の持っており、アメリカ側は成田以遠権をほぼフリーで持っているが日本側はアメリカから先の以遠権をほとんど持っていないという不均衡があるので日本側に徐々に利権を分け与えなければならない状況も考えられるというアメリカ側の航空会社の危機感があるので、今後利権を得ていくであろう日本の航空会社との提携が重要だと考えていると想起するのはそれほど難しくはないでしょう。
日本航空はフラッグシップなので実際にはデルタの出資を受け入れるなんてことにはならないでしょう(デルタもそんなこと百も承知でしょう。デルタが破れかぶれで市場や糸山氏から株を買うことはあるかも)。こんな話がリークされているのは、日本航空が国土交通省の官僚に繋ぎ融資をしてくれないのならデルタからだしてもらいますよとの一種の駆け引きですからね。年内に2000億円融資してもらえないと事業の継続が困難なんてどこかで聞いたことがありますよね。まあそういうことですよ。
日本航空は純粋民間会社になった時に今日の状況に立つリスクを持ったのだから本来ならば民間会社として政府は対応するのが筋ですけどね。民営化はごまかしだったとしかいえませんよね。政策投資銀行はまだしもみずほ銀行や東京三菱銀行に債権放棄を要求することはいかがなものでしょうか。今度は銀行の経営まで傾けることになるのにね。そしたらまた銀行救済に税金の投入か。資本主義にみせかけた社会主義国家の弊害として容認されるのか。その一方で労働者にはその労働の報酬の一部としての債権であり法律で強く保障されている年金を放棄するように迫っているのはどういうことなのか。マスコミも官僚の側にたって年金放棄の世論形成に協力してますね。企業には社会主義を適用し労働者には資本主義を適用するということなのにね。
日本航空は実質40億円で買ったジャンボ機を60億円の簿価にして資産計上し20億円をバックマージンによる臨時収入にして購入時の見かけの決算をよくしてごまかし債務を先送りにし現在の実質的な価値が5億円しかないのが40機以上あるなんてことを政府が容認してきたのはライブドアが粉飾を指摘されて事実上破綻したことを考えると税金を投入したり、銀行を窮地に追い込むような債権放棄を強要したりするのは何なんでしょうね。ライブドアには天下りポストがなかったからかな。
返信する
航空行政の今後 (Lilac)
2009-11-05 04:02:00
>大手町さま

以遠権はちゃんと調べずに書いたんで、助かります。
(調べろよ、って感じですが)
このほかにも、大韓とアシアナが以遠権を獲得、大韓は成田-ロサンゼルスの朝一のビンを飛ばしてますね。

>日米修好通商条約と比べられるぐらい、日本に不利な内容

これ、MBAの交渉術のクラスでシミュレートしたんですよ。
http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/50aac293ac2c279f859658c677365962

その時ケースを読み、日本が当時の言葉で「不利」な条件を、世界一高い発着料を成田で取ることで飲んだ、と言うことを知りました。
しかし、40年後の今考えるに、「もっと不利な状況」に陥り、成田をもっと拡張してでも、たくさんの飛行機が飛び交うほどの状況になっていたら、成田は世界のハブ空港として成長していたかもしれません。

日航も、競争が激しいですから、儲からない国内線を抱え込むなんて馬鹿なことにならなかったかもしれない、なんて思います。

>Freedomさま

>こんな話がリークされているのは、日本航空が国土交通省の官僚に繋ぎ融資をしてくれないのならデルタからだしてもらいます

情報リークしたのは、記事中にもあるように、デルタもやってるんですよ。
恐らく、民主党政権で混乱していることをいいことに、デルタは本気で取るつもりで来てるんじゃないか、と思ったわけです。

>マスコミも官僚の側にたって年金放棄の世論形成に協力してますね

これは私も全くもって腹ただしいことのひとつで、イイタイコトがたくさんありますが、学校卒業して匿名ブログを始めたら書きましょう(笑)

こうやって、いろんな方がコメントを下さると、非常に有意義になりますね。
前回のネットワークもそうですが、こういう様々な人たちの利権が絡んでる話で、ポジションを取るのは非常に難しいと思ってます。
たくさんの人が読めば読むほど、ポジションを取ることで、この分野について何も知らない人たちを情報操作してしまう可能性がある、のを問題視してます。
でも、こうやって、いろんな人がコメントをくれることで、読む人は、色々参考に、自分で考えることが出来る。
こういう状態が一番安心感があるです。

というわけで、皆様積極的にコメントお待ちしてます。
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