My Life After MIT Sloan

組織と個人のグローバル化から、イノベーション、起業家育成、技術経営まで。

サン・マテオの絶品寿司・Sushi Sam 江戸又

2009-08-26 02:10:04 | ●アメリカ西海岸 紀行

週末にはもうひとつ、サン・マテオ(San Mateo)というシリコンバレーの北東にある街に行った。
ここには、同僚のアメリカ人も、シリコンバレーに住む日本人もみんな薦める、Sushi Samというすし屋があるので、そのスシを食べるためだけに行った。

着いたのは5時半。
まだ空が明るくて、こんな街並みです。
ここはSushi Sum前の3rd Streetの光景。

ちなみにアメリカ人は夕食が早いので、このくらいに着いて、並ばずに座って食べれると言う程度。
人気店だと6時半も過ぎると列が出来るのが普通。

しかしこの日は週末だからか5時半に行っても列が出来かけていた!!
私は一人客だったので、カウンターの空いてる席に案内されて、何とか列を回避。

Sushi Samには「江戸又」という看板もかかっていて、この店がもともと「江戸又」という名前だったのだとわかる。
きっとアメリカ人にも親しみやすい名前に変えたんだろうね。
でも何でSamなんだろう?
店主の名前がオサムさんだったとか?
私の会社にはオサムという名で、外人にはSamと呼ばせている人がいたので、それを思い出した。

全く余談だけど、日本人の男性って、自分の名前を縮めて外人にわかりやすくしちゃう人が多いよね。
YasuさんとかHiroさんという名前があふれてる。
でも、同じYasuさんでも、ヤスユキさんだったり、ヤスヒロさんだったり、ヤスシさんだったり。
せっかく素敵な名前なのだから、縮めちゃうのはもったいないなあと思うのだけど、
外国人のみんなが呼びやすいようにするのは、思いやりなのかな。
余談終わり。

この店のビールはアサヒでした!
アサヒ頑張ってるね。
アメリカにいるとキリン、アサヒ、サッポロは見るけど、サントリーを入れてる店を見たことがほとんど無い。
サントリー頑張れ~。
プレモル*をこっちでも飲みたい!(注*:プレミアムモルツの略)

いずれにしても今日はビールは飲まないのだけど。

カウンターからの眺めはこんな感じ。

ホワイトボードには、今日入ってる魚が、日本語でも書いてる。
いやーいろいろあるなあ。

私は寿司はなんと言っても光り物が好きで、こはだとか、あじとか、いわしとか、さばとか、そんなのばかり食べてしまいます。
だから、こういう種類がたくさんそろっている店に入ると日本に帰ったみたいでとてもうれしい!

最初に出てきたのはアジ。
いやー、脂がのってて、すごいおいしかった!

このお店のお寿司は、こんな感じで、寿司ネタの上にしょうがなどの飾りがのって、さらにしょうゆもついた状態で出てくる。
イワシはシソの葉にくるまれて出てきた。
こはだは、スダチがしっかりと絞ってあって、スダチ風味になっており、こはだの臭みを感じないようになっていた。
今回は頼まなかったけど、マグロの上にはアボカドの小さな切れが乗っていたり。

寿司に余り慣れていない、米国人もこれなら楽しめるだろうな、と思った。
特に青身魚にしょうがやシソ、かんきつ類などが添えられてるのは、臭みがなくなるので、おいしいと思うだろうね。
一部のアメリカ人が「一番おいしい」という理由が良くわかった。

私は牡蠣ですら、何もかけずに楽しむ派なので、むしろ生臭いくらいのが好きなのだが、
こういう創作性はいいな、と思った。
生の魚をそのまま食べるのとは違う、フランス料理を食べてるような面白みがある。

寿司を12貫ばかり、どどっと食べて、おなか一杯。
所要時間15分余り。
さすが、寿司は日本のファーストフード。

カウンターにいたマスターとちょっと話す。
サンノゼあたりから来たんだーと言うと、遠いところからありがとう、って言われる。

と、まだ6時前なのに、店の外に列が出来始める。
人気店はすごいな~と思いつつ、店を出ることにした。

ちなみにお会計は42ドルでした(チップ込みで50ドルくらいかな)。

お店の住所は

218 E 3rd Ave
San Mateo, CA 94401-4015
(650) 344-0888

です。

ボストンじゃ食べられないおいしさです。
確かに西海岸でも「ワン・ノブ・ベスト」と言われてるのがわかる店。

寿司が好きな方は是非行ってみて下さい。

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パロ・アルト街歩き

2009-08-25 09:30:24 | ●アメリカ西海岸 紀行

土曜日は、シリコンバレー在住の日本人の某先輩にパロ・アルトの素敵なレストランでお昼をご馳走してもらい、さらに街を案内してもらう、という豪華ツアー。

シリコンバレーと言えば、現在は、グーグルのあるマウンテン・ヴュー(Mountain View)、
ヤフーがあるサニーベール(Sunnyvale)、インテルがあるサンタ・クララ(Santa Clara)などが中心地。
しかしながら、このパロ・アルト(Palo Alto)は歴史的にはシリコンバレーの中心と言っていい役割を果たしてきた。

なんといっても、ここには数々の人材を生み出してきたスタンフォード大学があるし、
シリコンバレーに技術者を集め続けてきたヒューレッド・パッカード(HP)がある。
そして、技術者にとっては聖地とも言えるゼロックスのパロ・アルト研究所がある。

というわけで、昼食が終わったあたりから、街に出て散策へ。
外には美しい紫色の花が咲いていたので思わず撮る。

私は勤めていたコンサルファームのシリコンバレーオフィスがパロ・アルトにあって、このあたりに2ヶ月近くも滞在していたことがあった。
しかし、ほとんど散策とかしなかったんだよね。
何をしていたのだろう、と考えると、ガイドブックに乗ってるサン・フランシスコやサン・ノゼに遊びに行ってたのでした。
シリコンバレーの有名企業なんて、見に行きたいと思う人は一部なので、そんなのガイドに載ってないわけ。
で、載ってないとわからないから、見て歩けない。

だから、こういうシリコンバレーをよーくわかっている人に案内してもらうのってとっても貴重な機会だってこと。

この日のパロ・アルトはお祭りをやっていて、あちこちに屋台やお店屋さんが出ていた。
音楽はなぜか60年代のオールディーズがかかってて、白髪のカーネル・サンダースみたいな顔つきのおじいちゃんとかが、アロハシャツを着て楽しく踊っていた。

道路には家族連れやカップルがあふれている。

その喧騒を離れて、ちょっと歩くと、ここからがマニアックなパロ・アルト街歩きの始まり。

まずはこれ。

何の変哲もない建物だけど、ここには数ヶ月前までFace Bookが入っていたんだそうだ。
Face bookも数ヶ月前まではこんなちっちゃいビルに収まるほどの大きさだったんだねえ。

実はこの隣にはMIYAKEという日本食のレストランがあって、ここには2005年に私が来てた時に1,2回いったことがある。
Facebookが創業したボストンからシリコンバレーに本社を移したのは2004年なので、
私がここにいた頃にはもうFacebookはここにあったということか、と感慨深かった。

同じ4年間の間の進展を比べると、Facebookはこの間に世界中に進出して2億人以上のユーザを確保し、300億円の売り上げを稼げる企業に成長したが、
私は日本のコンサルティングファームで仕事して、MBAに留学しに来ただけじゃな。
2005年、同じ時期に同じ場所にいた者どおし、これだけの差が出るとは。
人と会社を比べるのは無理があるが、それでもやはりコンサルティングというのは成熟(斜陽?)産業なんじゃないかと思うのであった。

ちなみにFacebookは同じパロ・アルトのエル・カミーノ通りをはさんだ向かい側の広大な土地に引っ越したそうです。

さて、そのはす向かいのビルが、もとGoogleが入っていたと言うビル。

その隣は、もともとスタンフォード大学の生協の本屋があった場所で、私も良く来ていた。
本屋さんは閉店して、ブティックに変身してたけど、こんなとなりに、元Googleのビルがあったなんて知らなかった。

そんな感じで、現役のスタートアップも含めていくつも紹介していただいて、こんなちいさな街に、こんなにたくさん面白い企業があふれてるんだな、と思った。
ボストンとは違って、インターネットやソフトウェア周りのスタートアップばかり密集しているのも面白い。

今度は車に乗って、スタンフォード大学のほうまで連れて行ってもらう。

これがスタンフォード大学の入り口。
この通りを通ってると、いつ来ても、「スタンフォードにも行きたかったなー」と思う。

やしの木が道なりにずーっと植わっていて、南国に来たような開放感がある。
ボストンくんだりからくると、
「きみたち、あんな寒いところで勉強ばっかしててもイノベーションなんか生まれないよ?
 こういう暖かいところでパーっと遊ばなきゃ。」
と挑戦されているような気がする。
いや、寒いところは寒いところで色々イノベーションが起こっているわけですが。。

しばらくスタンフォード大学内を車で走る。
私もパロ・アルトに住んでたときここにも来たことがあるが、キャンパスの建物に名前が書いてあるわけでもないので、どこがどの建物かもわからず、ただ車で走っただけだった。

今回は、スタンフォードのビジネススクールの建物とかも教えてもらって、「あーここがそうなのか」と初めて知った。
ちなみに、授業が行われる学生の建物はぼろく、教授のいる建物は立派だった。
どこのビジネススクールも(ハーバードを除き)状況は同じなんだな。

パロ・アルト観光の最後は、このスタンフォード周りにある企業を見て回る。
単に外から、見てまわるだけなんだけど。

ゼロックスのパロ・アルト研究所。

これを見に来るのは5回目くらいか。前回のシリコンバレートレックのときも見にだけは来た。
来る度に外からみて写真をとるんだけど、一回くらい中を見学してみたい、と思う。
誰か知り合いがいたら紹介してください。

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本格インド料理@エル・カミーノ通り

2009-08-24 07:23:02 | ●アメリカ西海岸 紀行

私のインターンがもうすぐ終わりなので、今週はいろんな人がランチやディナーに連れて行ってくれた。
中でも、インド出身のDさんが連れて行ってくれた、オーセンティックなインド料理は格別美味しかった。

彼はとても自負心の強い性格で、いろいろ頑張るし、責任感も強いし、私はいろんな意味で共感できることが多く、その後はとても仲良くなった。

今回は、二人とも夜遅くまで働いていた日で、一緒に食事でも行こうか、ということになった。
「せっかくだからインド料理に行きたい」と私がいうと、じゃあ、といって連れて行ってくれたのが、このお店。
こういうときに、適当な店を選ぶのではなく、本当に美味しいインド料理を食べてもらおう、と
自分が一番だと思っているハイエンドな店に連れて行ってくれる、自負心というか、もてなし精神が、この人のとても好きなところだ。

で、行ったのが、Passage to India というこのお店。

着いたのはすでに9時半を回っており、とっぷりと日が暮れていた。
(ベイエリアでは、日が沈んで真っ暗になるのは最近は8時半ころ)

見るからにハイエンドなオーセンティック・インド料理のお店。
ラストオーダーが9時半のところを、無理やりお願いして入る。

お店の内装も、なかなか頑張ってる感じ。
ちなみに、この電光装飾系は、日本のハイエンドレストランでは見ないが、こっちだと結構ある。

まずビールを頼む。
インドのビールを、ということでメニューを見る。
インドビールというと、タージ・マハルが有名だが、高いので、彼のお勧めのKing Fisherというラガーを飲む。
いわく、これはそんなに高くないが、美味しいので、人気のあるビール、ということらしい。

カレーは、一人一品目ずつ頼むので、私はラムマサラ。昔からこれが好き。
彼は完全なベジタリアンなので、頼んだのは豆腐のようなチーズの入ったカレーだった。

このチーズのカレーがとても美味しかった。
チーズがクリーミーで、味わいが深く(多分ヤギのチーズだったんじゃないか)、カレーの香辛料をソフトに包み込んでいた。

ラムマサラも素晴らしく、香辛料の使い方が上品で、クリームもたくさん使われているため辛さを余り感じさせない。
味も濃くも無いので、飽きずにずっと美味しく食べられるような味のカレーだった。

それからナンも頼む。
バターナンと、ミントの入ったナンを。
このミントナンは初めて食べたけど、ミントのさわやかな香りがカレーのしつこさを和らげてくれるので、
とても美味しい組み合わせだった。

大きな皿にご飯やカレーをよそって食べる方式。

いろんな話をする。
この3ヶ月どうだったかとか、今後どうするのかとか。

正直、この3ヶ月は新しいことの連続だった。
今までやったことないことをたくさんやった。
営業とか、お客さんとのキーコンタクトとか、普通インターンではやらせてもらえないような責任のある仕事も色々。
コンサルタントだけではまったく見えなかったことが色々見えてきた。
いろんな人たちと、深い絆が出来た。
自分のほかに日本人がいない、という環境で働くのも本当に久しぶりだった。
チャレンジングで本当に楽しかった。

お客さんもいるし、インターンが終わったからといって「さよなら~」と言うわけにも行かないので、
次の人が見つかって引継ぎするまでは、パートタイムでちょっとだけ手伝うことになりそうだ。
だから、みんなとも完全に「お別れ」というわけではないと思うけど、
こうやって毎日オフィスで会って仕事をする日々は、これで終わりなんだなあ、と思うと感慨だった。

西海岸ライフも素晴らしくて、ボストンに帰りたくないなあ、とまで思うほど。
色々あったけど、シリコンバレーのこの会社でのインターンの経験は、本当にかけがえの無い経験だったと思う。

レストランの話を書いたつもりが、インターンの話になっちゃったけど。
このレストランは本当に美味しかった。

Passage to India
1991 W. El Camino Real
Mountain View, CA 94040
Tel: 650-969-9990

です。AMARINに続いて、ここもMountain View。
なかなか優秀なお店が多い地域だね。

次に私がシリコンバレーに来る用事がまたあったら、ここにはまた来たいな。

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カリフォルニア海岸沿いを北に走る

2009-08-19 18:00:25 | ●アメリカ西海岸 紀行

日曜日。
昼の2時ころに友人からの電話で目が覚めて、活動開始。

ご飯を作って食べ、ひとしきりメールを書いたりして、午後6時近くになるが、まだ外が明るい。
家でもぞもぞしていても色々考え事をするだけで不健康なので、ひとりドライブに行ってみることにした。

17号線を南下、この間と同様サンタ・クルツまで出る。
前回はここから高速1号線を南下して、モス・ランディングまで行ったんだけど、今回は北上してみることにした。

カリフォルニアの高速1号線は、ずっと海岸沿いなので、とても景色がきれい。
英語でも「Scenic Highway One」とか言われていて、歌にもなっていたりする。

サンタ・クルツ(A)からは、観光地として有名なハーフ・ムーン・ベイ(B)を目指す。

サンタ・クルツから高速に乗ると、しばらくは地平線まで畑、という道を走る。
こんなとき、やっぱりカリフォルニアって農業国なんだなあ、と思う。
10分くらいたつと、突然左側に海が開けてくる。
おおう、断崖絶壁だ。

車を止めて海側に出ると、こんな感じの光景が広がっていた。

こじんまりしたプライベートビーチのような砂浜。
そこには松島のごとく鋭く切り取られた島々が。
カリフォルニアの土台になっている石灰岩地層が露出してるわけだが、あーこれがあるからこの辺ってワインが作れるんだなあ、と思う。

時刻は午後7時。
ちょうど日没1時間前なので、雲に隠れながらも、美しい夕日が見える。

なんか印象派の絵みたいだなあ、と思って思わずシャッターを切る。

また別の海岸の風景。
高速沿いにさまざまな顔を見せる。

と、さらに20分ほど走ると、皆が車を止めている海岸を発見。
私も早速止めて写真を撮る。

外に出ると、びっくりするほど寒い。
気温は57°F(約14℃)。
寒いはずだ。

この景色の反対側はこんな感じ。
なんかぜんぜん違うから、びっくりでしょう?

道の左右でまったく異なる壮大な絵を見ているような気分になる。

さらに走ると有名な砂浜っぽいところに出る。
かなり大きな砂浜で、寒くなければ海水浴場になっているっぽく、トイレ設備などもついている。
ちょうど、上の地図上で丸印がついてるところ。

ここに止まってる車がBMWとかベンツとかレクサスなどの高級車ばかりで、びっくりなんだけど、
まあこんな原油が高い時期に、ゆっくりドライブなんかして車を止めたりしてるのは、金持ちと物好きな日本人だけってことか。

海には、ウィンドサーフィンっていうの?凧みたいなのをつけて走ってる人がたくさんいる。

無造作に置かれた石は駐車場と砂浜の境界線を形成している。

砂浜に打ち上げられた流木が、夕日を浴びて長い影を作っている。
まるで村上春樹の小説の中のワンシーンのようだね。

この砂浜が美しいので、日が暮れるまでいようかな、と思ったが、あまりの寒さに断念。
この地域は、海流の影響なのか、気温が内陸のサンノゼなどより摂氏で10度以上違うようだ。

見よ、この断崖絶壁を。
落石が心配、という声もあるかもしれないが、この風景の下を車でドライブするのは、本当に気持ちが良い。

高速はこの後も海を臨む道を行くのだが、8時を過ぎて、だんだん夕もやがすごくなってきたので、外に下りて写真を撮るのはやめた。

ただ、まるでスコットランドの西側を思い出させるような景色だった。
日中と夜の気温差が激しくて、こんな風に靄が出る地域って、スコッチウィスキーなんか造ったらいいだろうな、とか思う。
アメリカ人、ワインだけじゃなくてスコッチも好きなんだから、この地でアメリカ産スコッチでも造ったら売れるかもしれない、とかふと思った。

結局8時半ころにハーフ・ムーン・ベイに着いた。
そこからレッドウッドまで山道を越えて、高速280号線に出る。
ちょうど山道を越えているころに、日が暮れて、夕日が美しかった。

たった3時間くらいのドライブだったけど、とても楽しかった。
やっぱり、週に1度くらいは、こうやってお外に出て、アメリカの大自然を楽しむのがいいなあ、と思った。

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シリコンバレーの中心でタイ料理を食べる☆AMARIN

2009-08-14 13:34:39 | ●アメリカ西海岸 紀行

おととい、家の近くにあるタイ料理やさんに入ってみた。
そうしたら、全然タイっぽくない、かなりアメリカナイズされた味だった。
トムカーガイのココナツスープは、全然薬草系が入っておらず、ただの甘いココナツミルクみたいだったし、
グリーンカレーにいたっては、ハラペーニョがいっぱい入って、メキシカンみたいだった。

そのことをFacebookで書いたところ、4人もの人から「タイ料理なら、カストロ通りのAMARINに行け」と言われた。
そうしたら、今日たまたま会社の人とランチに訪れたのが、そのAMARINだったんですよ~!
(ラッキ~!)

余談だけど、シリコンバレー周辺は本来、中華にしても、和食にしても、インド料理にしても、割と本格的なちゃんとした店がボストンより多いと思う。
中華も、間違ってもオレンジチキンなんて出てこないお店とかちゃんとあるし。
(註:オレンジチキンは、チキンにオレンジ味のとろみをつけた、アメリカにしかない中華料理です。)
和食レストランも、オーナーも料理人も日本人が多く、日本人が和食と思う和食が出てくる。

私の仮説だけど、シリコンバレーでは、日本人、中国人、韓国人、インド人などのアジア系の移住者もちゃんと稼いでおり、
ちゃんと自国料理にお金を落とすから、ちゃんとした料理人が育つんじゃないか。
一方、アメリカのほかの地域は、お金を落とすのはアメリカ人だから、アメリカナイズされたレストランになってしまうんじゃないか、と思っている。

その説に従えば、白人が多い地域のレストランは、アメリカナイズされちゃってるはずだ。
事実、私が今住んでる白人の街では、アメリカナイズされたタイ料理だったわけで、仮説を検証しちゃったみたいで、かえって残念だった。

余談終わり。

さて、AMARINですが、こちらです。

今日は昨日にくらべるとだいぶ涼しいが、それでもここは太陽の国、カリフォルニア。
抜けるような青い空に、お天道様がぴっかぴかで暑い。

外にはテラス席もあり、みんなが辛い本格タイ料理を楽しんでる、というわけ。

私たちが座ったのは、店の裏側にあるテラス席で、直射日光が当たらず、涼しいお席だった。
私は魚が食べたかったので、魚と野菜の炒め物にジャスミンライス、という組み合わせで。
で、たったの10ドル。この地域じゃ安い。

味?
確かに皆さんがレコメンするだけあって、美味しかったです。
料理も、タイのハーブがたくさん使われて、奥深い香りだった。
特にタイ米がちゃんと調理されていて美味しかった。
タイ米って、日本人の多くが1993年に経験した通り、ただ炊くだけじゃ美味しくない。
ちゃんとジャスミンやサフランとかが入った油で香り付けすることで、美味しくなるんだよねー。

というわけで、わたしもお勧めしちゃいます☆

Amarin Thai Cuisine
174 Castro St, Mountain View
650-988-9323

ちなみにカストロ通りとは、Mountain Viewという地域の中心街。
そしてMountain Viewとは、GoogleとかSymantecとか主要IT企業が集まっている、まさにシリコンバレーの中心地。
そんなど真ん中にある、本格タイ料理レストランでした。

あ、お昼はかなり込むので、早めに(12時前とか)行くことをお勧めします。

最近硬い記事が続いてたんで、たまにはナンパ記事にしてみました~☆(←この辺がナンパ)

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パロ・アルトでハイキング

2009-07-20 15:09:38 | ●アメリカ西海岸 紀行

今日は、西海岸のPalo Altoという街にある、Palo Alto住民限定ハイキングコースに行ってきた。
実は同僚のDonnaがこの街に住んでいて、ハイキングに連れて行ってくれた。

Palo Altoは、Mountain ViewやSunnyvaleと並ぶ、シリコンバレーの中心地のひとつ。
有名企業だとHPなんかが本拠を構えてるし、かの有名なゼロックスのパロアルト研究所もここにある。
スタンフォード大学もここにある。
私も4年前、短期間だが米国駐在でここに暮らしていたことがある、思い出の街。

ハイキングコースは、町の中心部から延びるPage Mill Roadを西にずっといったところ、山道に差し掛かってしばらく登ったところにある。
その名も「Foothills Park」という。
入り口はこんな感じ。

入り口で、Palo Altoの住民証明になるものを見せる必要がある。
住民とその友人14人までなら、入場料はタダ。

入ってしばらくは車で公園を回る。
まず、Vista Hill、という如何にも眺めがよさそうなところに行ってみる。

すごい良い眺め。
サンフランシスコの街が遠くに見え、そこからサンフランシスコ湾が続いている。
湾の向こうにはFremontの街が見える。

こういうとき、広角レンズがあったらなあ、と思う。
写真に写っているのは、Fremontとその更に東側にあるロッキー山脈の眺め。

この辺り、乾いた草と杉の混じったいい香りがする。
こういう香りのワイン、よくあるよねえ、と思う。
にしても、杉林の中でもないのに、どこから香ってくるんだろう・・・

1時間近く、車でぐるぐる回った後、ちょっときつめの勾配のハイキングコースを選んで、登ってみることにした。
Donnaが、「平坦な道だと、ハイキングしたって気がしないのよね」と言う。
私も全く同感。
ちょっとチャレンジングなくらいの道のほうが、やりがいがある。

余談だけど、コンサル時代、良く同僚とスキーに行ったが、みんな急斜面に挑戦したがる傾向があった。
しかもスピード狂。
コンサルって、仕事ではチャレンジングなことを求められるけど、スキーに行ってもそういうのが好きな人が集まってるんだな、と思ったことがあった。
ここでも同じとは・・・。
余談終わり。

勾配がある、と言っても、本当に急な斜面はこんな風に階段になってるので、登っていくだけ。
時間は午後4時。
日没が午後9時近いこの地域は、午後4時になってもまだまだ暑い。
登っていると、汗が吹き出てくる。

ふと、上を見上げる。

ハーブのような、スパイスのような、とても良い香りがする。
月桂樹(ローリエ)のような木が一面に生えているのだ。
英語だとBay Tree、そして、その葉っぱはBay Leavesと言い、ちゃんとスーパーでも売ってる。
母がいつも料理にローリエを使っていたので、私はこの香りが好き。
葉を取って、香りを嗅ぐと、ローリエ以外に、シアンっぽい香りがするので、ユーカリ科かも知れない。

いずれにせよ、とてもよい香りで、ハイキングがすがすがしくなる。

30分以上歩いただろうか、ふと、木々が途切れて、空が顔を出した瞬間。

午後5時近いというのに、まだ真っ昼間のようだ。

コースをずっと歩いていくと、綿花のような、面白い花も咲いていた。

茂みを越えていくと、また、目の前に何もないまっさらな道へ。

こんな良いハイキングコースだったら、有料にして、もっと色んな人たちに来てもらえば良いのに、と言ったら、Donnaがこの公園の成り立ちを教えてくれた。

もともと、Palo Altoに住んでいた富豪が持っていた土地で、死ぬときにPalo Alto市に寄付をした土地だそうだ。
で、Palo Alto市が、隣市のLos Altosに「管理費とハイキングコースの建設費をシェアしてくれたら、Los Altosの住民も使える共同の公園にするよ」と声をかけたところ、断られたらしい。
それで、Palo Altoは住民限定でこのハイキングコースを開いた。
明光風靡なこの公園は、たちまち評判に。
その後、Los Altosも管理費等をシェアするから使わせてくれ、と何度も申し出たのだが、Palo Alto市は最初に断られたのを根に持って、断っているらしい。
そんなわけで、Palo Alto住民限定。

アメリカにもこんな人間臭い話があるんだなあ。

ハイキングコースを降りきったところに、こんな標識がある。
その名もCharlie Brown Road。

Charlie Brownって、スヌーピーの飼い主。
Donnaが「かわいい」と言ってるけど、アメリカ人から見ると、そういう感覚なのか。

ハイキングコースではないが、この公園には湖もある。
大自然、ボート、そして釣り人。

タイトル:釣りをする老人のいる風景

湖の脇には、たくさんの葦が生えている。
全然違うかもしれないけど、個人的には、モネの睡蓮シリーズを思い出した。

このボートがなんとも言えず、良い味を出してる。

湖には、たくさんのトンボも飛んでいた。
すごい大きい。体長12センチ以上あると思われる個体もいる。
色は、シオカラトンボを更に青くしたような色で、すごくきれいだ。

小さい頃、田舎でよくトンボを追いかけていたが、こんな大きいのを見つけるのは至難の業だった。
それが、こんなにたくさん飛んでるなんて。
虫取り網を持っていたら、ついつい追いかけてしまったかもしれない。



ちょっとぶれちゃったけど、尻尾まで青い、コバルト色だ。
なんていうトンボなんだろう。

こうしてハイキングを終えて、午後6時すぎには公園を出て、帰途に着いた。
運動もしたし、リラックスできたし、何か、とても有意義な日曜日だった。

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明光風靡のモス・ランディングへ

2009-07-18 20:10:20 | ●アメリカ西海岸 紀行

サンタ・クルツから1号線を南へ。
周りは畑ばかりの眺め。
気持ちよい風。

Monterey(モントレー)まで行こうか、と思ってたのだが、途中でひどい渋滞に。
Moss Landing、という奇妙な地名の場所で、車が殆ど動かなくなってしまった。
これじゃサンタ・クルツから車で40分程度で行けるはずのところが、2倍かかってしまう・・・

と、目の前に明光風靡な湿地の風景が現れた。
これがMoss Landing?
とりあえず、渋滞から避けるように右折し(あ、右側通行ですから)、そのMoss Landingとやらに行ってみることにした。

海に近い湿地なので、潮の香りがする。
潮の流れが緩やかなので、砂が堆積して出来た土地なのだろうか。
島には苔むすように、潅木の低木が生えている。

入り江なので、殆ど波が立たない。
よーく見ると、島の緑の淵に、たくさんの海鳥が止まっているのが見える。
(この写真でも、淵のぎざぎざしてるのが、実は鳥)

すがすがしい気持ちになって、何か落ち着く。
きれいな景色に癒されるって、こういうのを言うんだなあ。

車でさらに奥に進むと、皆が車を駐車しているところがある。
こんもりと緑の丘。
私も車を止めて、行ってみることにした。

空の青に、きれいな緑。
こういう緑色は、日本ではなかなか見ないよね。
雨が多いから、どうしても葉中の葉緑素が増えて、緑色が濃くなってしまうらしい。
やはり、この色は夏は暑くて乾燥する地中海性気候(Cs)のなせる業か。

遠くには、たくさんの漁船と、空にそびえたつ二本の煙突。
後でWikipediaで調べたら、もともとは鯨漁船が出る港町だったらしい。

二本の煙突は何か、というと、これまた有名らしくて、WikiによるとPG&Eの火力発電所らしい。
天然ガスを燃料に使った火力発電所だということで、1949年からあるんだそうだ。
何と60年も歴史のある発電所...

うーん、PG&Eといえば、エリン・ブロコビッチ過去記事)。
あの映画のせいで、というか、あの映画で初めてPG&Eという会社の存在を知ったので、
PG&Eというと、どうしても「公害」とか「汚染」という言葉を思い出してしまう。
ここは汚染されてないか、この村の人たちは大丈夫だろうか、とか心配になってしまう。

ここからは、想像の翼だが(深読みの翼とも言う)、
やっぱりこの辺りって、昔は公害問題なんかもあったんじゃないか、とか勝手に想像が膨らむ。

きっと、もともと貧しい漁村とかだったんじゃないか。
PG&Eが、それにかこつけて火力発電所を作った。
それでもともと貧しかったこの辺りの人たちは、そこに勤めるようになった。
その後、公害問題なんかも起こった。
でも、村の経済がPG&Eに依存してるから、誰も大きな声で文句は言えず、被害をこうむったのは弱者だけだった・・・
などと、まるで、水俣におけるチッソのようなものを想像して、勝手にお話を作ってしまう。
以上、想像終わり。

想像だけじゃなくて、関連情報がないか調べてみたら、どうやら60年代後半にPG&Eによる大気汚染が本当にあったらしいね
やっぱりそうなんだ・・・。
恐るべき、PG&E。

ただ、その周りに広がる景色自体は暗い想像は吹き飛ばすほどの絶景。
過去に何があったとしても、今はもうもともとの美しい自然を取り戻しているんだろうね。
(このあたりも水俣に似てるなあ、と思ったりして。余談。)

皆が車を止めて、つい降り立ってしまうのも良くわかる。

砂の丘の方にのぼっていくと、はまなすのような、砂地らしい草がいろいろ生えている。
このあたりの草地は保護地域とかで、入っては行けないことになっている。

この丘を越えると、海が見える。

一面、砂浜だ。

海に入って、海水浴している人たちもいる。
正直風は結構冷たいのに、良く入るなあ。

写真の端っこにうつってるのは、お父さんと娘の二人で、砂のお城をつくってるところなのだが、これがなかなかの芸術作品だった。
お城の城壁がスコップできれいに模様がついて、本当に模型のお城みたいだった。
お父さんが凝り性の模様。

砂は熱い。
靴を脱いで、ジーンズのまま砂浜に横になってみる。
砂の熱さがじわっとジーンズを通じて足に伝わってくる。
何か「砂のサウナ」に入ってるみたいで、あったかい。
波の音を聞きながら、ついうとうとしてしまう。

1時間もいただろうか、だいぶ気分もよくなってきたので、うちに帰ることにした。
帰ってからは昼寝。

気持ちよい日曜のお昼の過ごし方だった。
途中、つい気になってつまらない話を書いちゃったけど、Moss Landingの風景はお勧めです。
保護区として、自然は美しいけど、人はまだまだすくないので、自分の世界に浸れますね。
すぐに立ち寄れるので、是非行ってみてください。

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夏のサンタ・クルツ・ビーチへ

2009-07-18 08:07:28 | ●アメリカ西海岸 紀行

昨日は一日病院に行ってたりで、更新遅れました。
アメリカの病院ってちゃんと整ってて、すごいですね。そのあたりはまた後でレポートします。

それはそうと、先週日曜はサンタ・クルツまでドライブへ。
サンタ・クルツは西海岸では有名なビーチのひとつ。
実は、冬休みにも、サンタ・クルツには来たんだけど
そのときは学校のシリコンバレートレックの、忙しいスケジュールの合間を縫って来ただけから、
ゆっくりできなかったんだよね。

うちから17号線に沿って行くのだけど、すごい山道だった。
カーブや上り下りの激しい道だったが、景色がとてもきれいだった。
運転中、写真が取れないのがすごく残念だった。

17号線の終点まで行って、1号線に乗り換えると、すぐにサンタ・クルツの町に到着する。
プラタナスの木々が生えた、美しい町並み。

教会とか学校とか、建物のつくりが、みんなスペイン風なんだよね。
純スペイン、ではないけど、スペインの影響を大きく受けている。
そう、カリフォルニアはかつてスペインの領土だったわけだけど、サンタ・クルツのように植民地時代から栄えていたような都市は特に、スペインの影響を大きく受けてるわけだ。

このあたりで車を止めて、家からもってきたパンとチーズと水で、ランチを食べる。
景色が美しいので、食べ物は質素でも(笑)美味しく感じる。

しばらく街を散策した後、ビーチへ車を走らせる。
いかにも、ビーチがはじまりそうな光景じゃあないですか。

来てみて、せっかくビーチに来たのに水着などを用意してこなかったことに気づく。
水はまだ冷たいと思うが、ビーチで日光浴出来たのに…
もしくは冷たい水でもかまわない子供たちや若いカップルに囲まれて一人泳ぐとか。(またも、おひとりさま!?)

ビーチの写真。

どうやら沖のほうから船が出ているらしい。
そうか、船に乗ってどこかに行くことも出来たんだな…
余りにも無計画で遊びに来てしまったことを若干後悔。

さすがに7月上旬だと、水が冷たいから泳いでる人は少ないね。
さらに、波が静かなので、サーファーも少ないみたい。

泳ぎに来るのは8月中旬まで待つか。

やしの木がたくさん生えている。
思わず何枚か写真を撮る。
取った写真の中で、特にすきなのが次の二枚。

タイトル:突き抜けるような青い空にそびえ立つ椰子の木

タイトル:照りつくサンシャインの下で~♪

皆さんはどちらが好きですか?

時間が余ったので、この後は更に南を目指してドライブしてみました。(続く)

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カリフォルニアお勧め地ビール

2009-07-14 16:07:20 | ●アメリカ西海岸 紀行

夕涼みのあと、おなかがすいていたので、近くのパブに入って軽く食事を取ることにした。
アイリッシュ風のパブ。

席に座ってお店を見渡す。

壁や天井が一面、アイルランドにちなんだグッズで飾られてる。

フィラデルフィア名物「チーズステーキ」バーガーを食べる。
前にフィラデルフィアに行ったときは、時間が無くて食べ損ねてしまったので。

溶けたチーズと薄切り肉が入ったハンバーガー。
脂肪分の多いチーズが、ただのお肉でも美味しくしてくれる。
周りのバンズも美味しいパンだった。
フィラデルフィアの人が何故あんなにチーズステーキが好きか良くわかる。

付け合せのポテトサラダは、ポテトが「主役」。
何言ってるかというと、
日本でポテトサラダを食べると、中に入っているきゅうりとかハムとか、グリンピースとかが「主役」に見える。
ポテトはしっかりマッシュされていて、つなぎのような「脇役」の役割しか果たしていない。
ここのポテトサラダは、ポテトがざくざくで、コショウで味付けしてあって、ポテト自体が美味しく食べられるものだった。

と、それにあわせて地ビールの「生」を2種類頂く。

一杯目は、薄っぺらい味わいの、たいしたことないエールだったが、
二杯目は非常に美味しかった。

程よい酸味が利いていて、ホップの香りが香ばしく、味のある、味わいの深いビールだった。
「味のある」「味わい深い」というのは、酵母が溶け込んだ、アミノ酸系の味があるということ。

Gordon Bierschというビールらしい。
覚えておこう。

こういう酸味が利いて、味のあるビールは、ベルギービール好きの私にはたまらない。
でも、探すのは結構大変。
「TastyでRichなビールをください」と言うと、必ずといっていいほど、黒ビールが出てくる。
でも、黒ビールが味わい深いとは限らない。
「アミノ酸の味わいがあるビール下さい」などといったら、混乱させるだけだろう。

ボストンに住んでると、どこに行ってもサミュエル・アダムス。
ボストン産の一番有名なビールだし、最初は珍しくてどこに行っても頼んでいたが、最近は多少飽きてきた。
いいビールだとは思うが、私が求めている酸味や「味わい」がないから。

とはいえ、ビールが有名なボストンは、サム以外にも色々な地ビールがあるはず。
アメリカも日本同様、どこの地域でも地ビールが作られているから、アメリカにいる間に色々試してみたい。

ちなみにカリフォルニアでも、どこに行ってもサミュエル・アダムスやブルー・ムーンは売っている。
もう「地ビール」を越えてナショナルブランドなんだな。

そんなわけで、東海岸な食事と、西海岸の地ビールですっかりおなか一杯になって店を出た。

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西海岸・美味しい北京ダックのお店

2009-07-08 16:57:02 | ●アメリカ西海岸 紀行

西海岸に戻って仕事を始めて二日目。
まだ時差ぼけでボケボケ仕事していたところ、同僚に誘われて北京ダックの店に行くことになった。

聞けば、西海岸のこのあたりの地域では随一の美味しさらしい。
美食家で、この辺りの美味しい店は知り尽くしているDonnaのお勧めの店だから間違えない。

Donnaのほか、中華系アメリカ人の同僚、中華系アメリカ人を妻に持つ同僚、と私の4人で連れ立っていくことに。会社からは車で20分。ちょっと遠かった。
ていうか、遠くに行くって話は聞いてなかったので、午後に入ってたクライアントとの約束に間に合うかな、とひやひやした。

噂どおり、北京ダックはかなり美味しかった。
アメリカでもこのレベルの中華が食べられるのか。

店の雰囲気はこんな感じ。
結構おしゃれに内装されてる。
六本木とかの、おしゃれな飲茶のお店を思い出す。

一行はまず、小龍包からいただく。
上海で食べた、とろけるような小龍包には負けるけど、まあまあ美味しい。

あ、これは二段重ね。全部で16個入って15ドル程度。
安い?高い?

同僚が「中に熱いスープが入っているから、食べる時気をつけてね。」といってくれた。
優しい発言に感謝だが、さては日本人が飲茶マスターだってことを知らないな。
そんなわけで、食べるのが早かった私は、早々に自分の分の4個を食べ終わってしまい、いらないという人からおすそ分けを頂いた。

そして北京ダックへ。

おおお、皮が光ってるね!

皮が、ぱりぱりしておいしそう。
カラメルがかった色合いの皮の表面から香ばしい香りが漂ってくる。
横に添えてあるねぎもうまそう。

皮だけ拡大するとこんな感じ。

美味しかったよー。
そのまま食べるもよし、サンドイッチのように包んで食べるもよし。
途中でみんな食べなくなってしまったので、私が結構食べることになった。

アメリカに帰ってから、日本に比べると食事がまずいなって思って、フードショックに陥ってたんだけど、これを食べてすっかり元気になった。
おかげでこれでもか、というほどたくさん食べられた。

「Food Talk Cafe 食神」という店です。
43755 Boscell Rd, Fremont という住所を見て、遠い理由が納得。
Fremontといえば、シリコンバレーの中心部から見たら、川を渡って向こう側。

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西海岸コストコとワイン

2009-06-13 20:15:11 | ●アメリカ西海岸 紀行

この前、会社の同僚たちとCostco(コストコ)に行ってきた。

コストコは会員制のディスカウントショップなので、店に入るにも買うにも会員証が必要。
なので、同僚で会員の人の買い物について行ったというわけ。

何でも、日本にも川崎とかにはコストコがあるらしいけど、田舎者の私は行ったことがなかった。
西海岸のコストコは、規模も半端じゃなかった。
ただ私が何より驚いたのは、大量にワインやウィスキーがあり、かつ、品揃えがちゃんとしていること。
コストコなのに!

というわけで、色々驚きがあったのでレポート。

これが入り口。
外見は、なんてことはない、ただの倉庫なんですが。
もう夕方。

中に入ると、ただの倉庫ではなく、すごく広い倉庫だった!

いろいろなものが安い!
男性用のワイシャツとか、普通に10ドル以下で売ってる。
それも安っぽいものではなく、割とちゃんとしているもの。

テレビもある。
ちょっと奥さん、31インチの液晶テレビ、399ドルですって。VIZIOだけど。

いやー、1年前までは一番安いのでも、30インチ前後は700ドルくらいしてたはずなのになあ。
この業界は、本当にかわいそうなくらい、価格破壊が進んでる。
ただでさえ値下がりが速いのに、不況のせいで余計破壊されているわけだ。
もともとがそんなに利幅の大きな業界じゃないので、ある意味半導体より可哀想な業界かもしれない。

それはさておき、文房具だの、組み立て家具だの、スーツケースだの、かばんだの、アイロンだの、電気炊飯器だの、冷蔵庫だの、何でも売っているし、安い。
アメリカに一年住んで、アメリカの相場観が身についてきたと思うが、その感覚から見ても、圧倒的に安い。

これが噂のコストコかー。
と、観光名所でもないのに写真をとりまくる私。

あ、ワインだ。

さすがカリフォルニア。
先週のスーパーでのワインにも驚いたが、コストコにもワインがあるとは!
すごい量と品揃え。

しかも、安かろ悪かろワインではなく、カリフォルニアについては、ハイエンドなのもかなりそろえてるのだ。
例えば、一番手前に並んでるのはBelingerだ。
上のほうに並んでいるマグナムはStags Leap。
下の列の向こうから3番目はSilver Orkだ。
どれも普通に買えば100ドル以上はするワインだが、普通に価格破壊されて、100ドル以下に。
そんなワインがこんなに何気に並んでいるなんて!
(大丈夫なのか、品質管理とかは)

これなんて今話題のSEGESIOのワインじゃない。
しかも雑誌のレイティングが94点とかって高いやつ。
それがたったの27ドル。

もちろんご購入。

カリフォルニアワインだけじゃなく、ローヌとか、アメリカ人に売れ筋のワインも結構ある。

ちょっと変わったのでは、こんなのも。

純米吟醸とか、大吟醸って、アメリカ人には大好きな人多いんだよね。
甘いのが美味しい、と思うみたい。
日本人でもヨーロッパ人でも、お酒の本当に好きな人は辛口を好むけど、この国はそういうのはなさそう。
アルコール度数高いと飲めない、って人も多いし。
それはカリフォルニアに来ても感じる。
やっぱり、そもそもが酒飲み文化じゃないのかな。プロテスタントの国だし。

でももっとびっくりしたのはこっちでした。
ウィスキーがメチャクチャ安い。

右から。
Balvenieは私の大好きな銘柄。しかもシングルバレル15年。それが46ドル。
シングルバレルって日本で買うと、どんなに安く買えても6,500円が限界。
本場のスコットランドで買えば、60ポンド(いまなら8,000円?)はする。
それが何で46ドル(4,500円)?

やっぱり日本や英国などは酒税が高く、カリフォルニアは酒税が安いということなのだ。

当然購入いたしましたとも。
ちゃんとした味なら良いけど。
「コストコ向け廉価版Balvenie」とか作ってないよね!?

日本で4,500円前後で売ってるマッカラン12年は37ドル。
3,800円前後で売ってるラフロイグ10年は27ドル。

価格破壊だよね、私としては。

ブラックラベルなど安いスピリッツも売ってるけど、怖くて値段を見なかった。
もうよそで買えなくなってしまうでしょ。

さて、お酒見るのに夢中になっていて、途中で時間がなくなり、後は駆け足で回ったのであんまり写真はないけど、食料品も色々安かった。
ただウィンナーとかハンバーグとか、一つ一つのパッケージが半端な量じゃなく、あまり一人暮らし向きな気がしない。

倉庫だけに、中に冷蔵倉庫があったりする。
そこで、野菜や果物などを売っているわけ。
冷蔵倉庫で、野菜を売るっていう発想が新鮮だよね。

そんな感じのコストコでした。
せっかく行ったのに日用品などはほとんど買わず、お酒ばっかり買ってしまった。

ま、いいか。

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エンジニアに人気のラーメン屋 まるいち

2009-06-13 11:52:38 | ●アメリカ西海岸 紀行

昨日は、今働いてる会社のエンジニアに人気だという、謎のラーメン屋に行ってきた。

うちの会社には、私以外日本人はいない。
シリコンバレーのアメリカ人やインド人のエンジニアに人気のラーメン屋って、何やねん?
日本じゃないんだから…

ネットで調べると日本人の方によるレビューがあった。
ふむふむ、黒ラーメン、というのが名物らしいが、とんこつラーメンの方がおいしいらしい。
ますます、うちの会社のエンジニアに人気ってよくわからん。

とにかく、相変わらず遅くまで働いてる社長秘書兼オフィスマネージャーのDonnaさんと私で行ってきた。

こんなところでした。

「MARUICHI」の文字が夜空に冴える。
ラーメン屋が閉まる直前(午後9時40分)に駆け込む迷惑な客二人。

メニューはこんな感じ。

一番上に紹介されているのが、お勧めだという「黒ラーメン」。
焦がしにんにくが入っているので黒いらしい。

そしてその下に、とんこつ、しょうゆ、味噌、と並ぶ。

取り合えず、二人とも、日本人のレビューにしたがって、とんこつラーメンを注文した。
Donnaはとんこつを食べるのは初めて、という。

「え、だってあのDeep Fryしてる肉でしょ?体に良くないんじゃない?」
というので、それは「とんかつ」だと教える。

ものの3分もしないうちに出てくる。

写真写りが悪いんじゃなくて、こんなもの。
でも食べてみてびっくり。結構おいしい。

麺にそば粉を使っているのが、歯ごたえから分かる。
あの、ちょっと硬めの、そばっぽいこしがある。
割と細めの麺。(一蘭ほどじゃないが)
「すごくおいしい麺」というわけじゃないが、割とおいしい、飽きずに食べられるおいしい麺。

とんこつも、しつこくなく、味わい深くて、おいしいスープだった。
Donnaが「これおいしいわねえ」と言って、最後まで食べていたところを見ると、欧米人にもおいしい味なんじゃないか。

私もほとんど残さず食べた。

本当に、この前のSushi Clubといい、ベイエリアに着てから「ここって日本?」と思うほど、クオリティの高い食事に恵まれている。
食事って、人生において割と大事なものだと思うのよね。
改めて自分のMBAの選択は正しかったのかと、自分に問うた。(冗談です)

そんなわけでおなかいっぱいになってオフィスに戻り、仕事の続きをしたのでありました。

ラーメンMARUICHI
368 Castro St. Mountain View, CA

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朝市に行ってきました

2009-06-08 06:09:46 | ●アメリカ西海岸 紀行

私の住んでいる街は、日曜の朝、朝市(farmers market)が立つ、と同僚に聞いたので、早速行ってきた。
アメリカにもあるんだねえ、朝市。

小さい街なので、家から歩いて5分もせずに、街の中心にある広場に着く。
広場では、いろんな種類のワンちゃんの飼い主たちが、世間話。

うーん、何か平和だねえ。

この街は、白人のベビーブーマーの中産階級の街で、映画で見るような庭付きの住宅や、こういう絵に描いたような犬の飼い主がたくさん見られる。
街を歩く人がほとんど白人だが、シリコンバレーに近いので、インド人や私のような東洋人もちらほら。
とても治安の良い街。

朝市っていっても、私が着いたのはお昼に近かったけど。
まだ市場はにぎわっていた。

市場に出ているのは、近郊の農家。
それぞれ、朝取れたばかりの野菜や果物などが、所狭しと並んでいる。

八百屋さん。

果物屋さん。

メキシカンハットをかぶってグラサンをかけた白髪の白人のおじいさんが、「この中で一番甘いのはどれかね?」と店の人に聞いている。
店のおじさんが「そこにあるアプリコットだよ」というので、私も買ってみた。

こういうところで買い物するのって楽しい。
果物も野菜もそんなに高くないし、買ってもお財布も傷まない。

専業農家の店は、小さめのブースで、一種類の商品だけ並べていたりする。
ここは、いちごやさん。

いちご好きなので、(何と言ってもバーガンディが好きな人ですから!)
買いたいなあ、と思ったのだけど、先週スーパーで2個パックで安売りしていたイチゴがまだ冷蔵庫に余っているので断念。

でもおいしそう。

なんと、蜂蜜やさんもある。

何を隠そう、私は蜂蜜が大好きなのだ。
大学の研究室にいた頃は、机の上にアカシアだのレンゲだのいろんな種類の蜂蜜があって、いつも舐めていた。
(熊か、私は・・・)
理論物理なんぞやっていて、頭脳インテンシブな仕事だったので、甘いものを摂取するのが重要なんだ、とか言い訳してた。

流石に社会人になってからは、机の上に蜂蜜を置いたりはしてないけど、
未だにワインのテイスティングでアカシアやレンゲの香りを嗅ぎ分けられるのは、この頃の鍛錬?に寄るものに違いない。
余談終わり。

気のよさそうな農家のおじいちゃんが売っている蜂蜜、3種類とも試食して、ブラックセージ、という花の蜂蜜を買った。
8ドル。
ちょっと高いけど、美味しかったので。

ワイナリーもお店を出していた。
あんまり流行ってる感じじゃなかったけど。

花屋さんもある。
きれいなスイートピーたち。それからひまわりも。

花が大好きな母親の影響で、わたしは花が好き。
買ってきて生けようかな、と一瞬思ったが、花瓶がないのを思い出して断念した。

しかし、帰ってきてから、別に花を生けるならコップでもワインの瓶でも良かったわけで、やっぱり買ってくれば良かったな、と後悔。
まあいいや。次に行ったときに買ってこよう。

別の花屋さんでは、オーキッド(蘭)を専門で売っていた。
いわゆる胡蝶蘭だ。

昔アメリカの農業コングロマリットのプロジェクトをやったことがあるのだが、
そのときアメリカの蘭の多くはタイから輸入している、というのを知った。
しかも、蘭の花が咲く直前の、水育のものをタイでつくり、それを輸入して土に植え替え、花自体はアメリカで咲かせているらしい。
蘭は育成に非常に手間がかかるLabor Intensiveな作物なので、出来る限り人件費の安いタイで育成。

でも、アメリカに土のついているものを輸入するのはご法度なので、こういうやり方を取っているんだとか。
余談終わり。

今日は余談が多いなあ。

番外編としてこんなものも。

特にお金儲けのためにやっているわけじゃなく、趣味で他の人に聞いてもらいたくてやってるみたいだ。
エレキギターとベースをお弾きになる様子。

ハイカラなおじいさんだなあ、と思ったが、考えたらベビーブーマー世代だもんね。
うちの親と同年代か。
エレキギターくらい弾くはずだよね。

おなかはすいてたけど、買った食材でご飯作らなきゃなんで、ここでは買わず。
また次の機会に。。。

そんなわけで、買ってきたのはこれ。

料理する時間があまり無いことが分かってるので、果物ばかり。
スクワッシュ(ズッキーニのちいさいやつ)は、ベーコンといためてチャンプルーにでも。
蜂蜜はイチゴにでもつけて食べます!

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そうそう、これが寿司だよね!-Sushi Club @Sunnyvale

2009-06-07 14:47:41 | ●アメリカ西海岸 紀行

西海岸は、やっぱり寿司が旨い。
ということで、こっちに来てから1週間足らずで、3軒も寿司屋に行った。
ちょっと贅沢しすぎじゃないか?とも思うが、まあインターンでお金稼ぎ始めたんだからいいじゃん、ということで。

ボストンでは、どんなに良い、といわれる店に行っても、中国人か韓国人の職人しかいなかったりして、
だからなのかは知らんが、寿司が好きな私から見て、「寿司」だと思えるものは残念ながら余りなかった。
魚介類の美味しいボストンだから、ネタはそこそこ良いのだが、シャリが・・・
スーパーの安い寿司より握り方がなってなかったり、寿司飯の味がまずかったり。
とにかくシャリがひどいのである。

今回行った3軒はどれも日本人が寿司を握ってくれるお店。
「寿司が出てくる」、という点ではどの店も評価できる。

まだ3軒しか行ってないけど、この3軒が代表なら、西海岸の日本人が握ってくれる寿司屋は次の3つに分類できるのではないか、と思った。
(勝手に分析)

1. アメリカ人迎合型
客の殆どがアメリカ人。
そのせいなのか、アメリカ人に人気のある「Maki」といわれる巻き寿司がやたら多い。
ネタは、シャケやハマチなど、どれも脂が乗っていて、これまたアメリカ人好みのものが多い。
職人は日本人だけど、やたら英語ばかりしゃべっており、アメリカ人客が優遇される(ひがみ?)。
お茶や味噌汁にお金を取られる。

2. 日本の伝統を貫く型
1とは逆に、日本のよき寿司屋の伝統を守っており、オヤジさんのにぎりの熟練度が高い。
ネタに、こはだとか、いなだとか、アメリカ人が嫌いなものもたくさんある。
シャリが美味しくて、こういう寿司屋らしいネタが生きている。
逆にアメリカ人の大好きな脂ののったハマチやキングサーモンなどは少ない(あるけど)。
お客に日本人の駐在の人などが多く、カウンターは日本語が飛び交っている。
日本人だとお通しが出たりしてサービスされる。お茶、味噌汁は当然サービス。
スタッフが全員日本人、または日本語が話せる。

3. 混合型
日本人の熟練した寿司職人がやっているが、アメリカ人の好きなそうなネタもたくさん用意している。
日本人、アメリカ人のどちらにもウケる感じ。
職人は日本人だが、英語も堪能なスタッフもおり、どちらでも問題ない。
人気店が多く、そのせいなのか、値段が高い。

今回行った3軒のなかで、私のイチオシは、2に分類されると思われる、Sunnyvaleのお寿司屋さん、Sushi Club.
名前こそ変だけど、ここは正真正銘の、居心地の良い寿司屋だと思う。

私が夜中まで仕事をしていた火曜日に、同じく遅くまで働いていた社長秘書のDonnaが、美味しい寿司屋があるよ、と連れて行ってくれたお店。
9時に閉店なのに、8時40分に飛び込んだ私たちを快く迎えてくれた。

お店の外観は、こんな感じ。
そしてカウンターはこんな感じ。

私たちはカウンターに座って、いろいろにぎってもらったのだが、
Sushi Clubの木村さんの出してくる寿司は、郷愁と安心感を誘うものだった。

脂の乗ったトロやハマチを出してくる店はたくさんあるし、それは確かに美味しい。
でも、「本当にちゃんとした寿司が出てくるんだろうか」「一体次はいったい何が出てくるんだろう」
とどきどきして、不安に思う必要がなく、安心して食べられるってことが、どんなに素晴らしいことか!

シャリが美味しい。
適度なご飯の硬さと温度。米の表面に粘りがなく、ネタを殺さない寿司飯のちょうどよい酸味。
ちゃんと考えて、シャリを作ってるのが伝わってくる美味しさ。
江戸っ子の私が大好きな、こはだなどのネタもある。
それは「これが寿司だよね」と安心して食べられる、美味しさだった。

(Donnaに、シャリの硬さ、温度、粘り、酸味が如何に大切か、一生懸命英語で説明したか、どれだけ分かってもらえたかは不明)

オヤジさんとカウンター越しに色んな話をする。
もちろん日本語で。話に加わるカウンターにいた常連客の男性。
なんか、どこでもドアかなんかで、日本に帰ってきたような気分だった。

海外に10ヶ月住んで、始めて味わった感動だった。

余りに感動したので大宣伝。

ついでにオヤジさんと記念撮影。

お値段も、そんなに高くなかった。
たくさん食べて、30ドルくらい。寿司屋としては安い部類に入る。
西海岸にいる間、この店に通うような気がする。

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アメリカ人とシャンボール・ミュージニーを飲む-ワイントレック(6)

2009-04-26 13:42:53 | ●アメリカ西海岸 紀行

前記事のフレンチ・ランドリーでの食事の続き。
さて、赤ワインをオーダーする時間だ。

ワインリストを見て仰天。
まず30ページ近くある。
更に造り手は超有名なところばかり。
これだけ量があるのに、知らない造り手がいないほどのブランド志向。
値段もびっくり。
2桁(100ドル以下)のものは無く、更に半分以上が4桁(1000ドル以上、10万円越え)じゃないですか。
特にアメリカ人に人気のあるボルドーワインは、目がちかちかする値段。
しかも、普通に店で買う価格の3倍以上している様子。

半分顔が引きつりながら、ブルゴーニュを見ると、全体的に割安感。
っていうかボルドーよりマルチプルが小さい。
(マルチプル:レストラン価格÷市販価格・・・これをマルチプルと呼ぶのは私だけ)
やっぱり、ブルゴーニュはアメリカ人に人気ないから、需要と供給の関係で、安くなってるのだな。

その中でも、更に割安感のあるワインを発掘。
500-600ドルのワインが並んでいるところに、ひとつだけ155ドルがある。
シャンボール・ミュジニーの一級畑、レ・シャルムだ!しかもユドロ・ノエラだったら、結構いいじゃないの?
ビンテージ2000年というのも、悪い年ではない。早く飲める年なので、そろそろ飲み頃といえる。
155ドルなら悪くない。

問題は、テーブルに座っているアメリカ人やイギリス人のみんなには好きになってもらえないかもしれない、ということ。
でも、レストラン側で用意しているメニューは、どうひっくり返しても、ブルゴーニュにあわせるようにつくられている。
(ボルドーじゃちょっと弱すぎる肉料理とか)
この際、ブルゴーニュとこの手の料理が如何に合うかということを学んでもらっても良いんじゃないか、という独断と偏見により、オーダーする。

シャンボール・ミュジニーは、何故か日本人に人気があって、日本では高めの値段設定がされている。
だから、日本で2000年のユドロ・ノエラのシャンボールの一級畑を買ったら、1万円弱ってところだと思う。
155ドルなら、市販価格の1.5倍くらいだから、他の価格設定に比べれば、まともである。

ソムリエがデキャンタしたあと、テイスティング。
あー、これはまだ全然閉じてるなー。
なんか、くぐもった松脂のような香りが鼻につく。
「つぼみを噛んだような」味とはこのことか。

問題はなさそうだったので、ソムリエにOKを出す。
テーブルのみんなにはまだ閉じているので、もう少し待つように伝える。

色は透き通った紅(くれない)からガーネット。
淵はガーネットより更に赤橙に近く、熟成をあらわす。

10分位して飲むと、さっきとだいぶ違っている。
つぼみが開いてきて、小さなバラのような香りがし始める。
それからピノらしい、甘いストロベリーや、ストロベリージャム、酸っぱいラズベリーのような香り。
先ほどのくぐもった松脂のような香りは、美味く開いて、まるで桧や杉のようで、森林浴しているみたいだ。
これはミネラルと樽香が混じってそう感じるのだろうか。
時間が経つと、さらにバラの花の香りが強くなり、すずらんや小さな百合のような香りがする。
ストロベリー、ラズベリーに加えて、他の赤いベリー系の香りもする。

さわやかで優しい酸味。
タンニンはこなれていて、殆ど感じないほどのやわらかさ。
一級畑としては少し弱いんじゃないかと思えるほどの、はかなげな優しさ。
エレガントで美しいワイン。

テーブルの皆さんも、私が解説するのに合わせて、どんどん開いて香りが変わっていくピノノワールの香りを楽しんで頂けた様子。
「本当に香りがどんどん変わるんだね。さっきと全然違う!」
「ワインって香りだけでも結構楽しめるんだね。」

ワインを飲みなれない人は、香りも見ずにそのまますぐに口に運ぶ人も多いが、それではこういうワインは全く楽しめない。

私のメインディッシュはDuckの胸肉を、素材の味を生かした、酸味の強い薄めのソースでいただく。
これが驚くべきほどに、飲んでいるワインに合う。
ただただ幸せ。

次に出てきたラム肉も、Chambolle-Musinyにあわせて、ジャムを使った酸味の強いソース。
素晴らしかった。

ユドロ・ノエラのレ・シャルムは本当にただただ素晴らしかった。
同室のMridulaは「ワインってあんなふうに色んな香りの移り変わりを楽しむものなのね」とお気に入りの様子だった。

これはデザートの一品目。
デザートは結局4品出て、私はおなかがいっぱいで最後の一品は手をつける前に断ったほど。

お会計は、ワインとサービス料と税金とこめて、一人400ドル。
とっても高かったけど、いい経験になった。

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