Pura Vida!

すきな音楽の事やガーデニングや家族の事など、日常の出来事を綴っています。

次男の通院の日ー外傷性黄斑円孔 6

2008-03-29 | 外傷性黄斑円孔
今日は一ヶ月ぶりの次男の通院の日でした。
気が付いたら、息子が左目の手術を受けてから早くも3ヶ月がたっていました。

入院している息子に会いに、冷たい北風が吹いていた病院へ続くあの小道も、今日はうららかな春の日ざしに包まれていました。
あの時は一人で通ったけど、今日は息子と二人でのんびりと。

『しかし・・よくがんばったね~。』と、私。

『いや~。オレは下向いて寝てただけだから・・・。お母さんこそ大変だったよ・・。』と、息子。

外傷性の黄斑円孔は実にやっかいな病気です。
OCTでは黄斑部のあなは、しっかりとふさがっているのに、術後の今も目の真ん中の部分に見難い部分が残っていると言ってるし・・・。
本日、先生に伺ったところ、今後の事は個人差があるのであせらずにとのことでしたが、なくなることはないそうで、次第にうすくなってくるでしょうとのこと。

片目とはいえ常に視界の真ん中が見え難い状態は、さぞやうっとおしいことでしょう・・・。

息子の状態が落ち着いてきたので、再び学校の方へ病状の説明と今後の事へのお願いにいかなければ・・・。
どうやら校長と学年主任が代わるらしいし・・・新任の先生などはキット自分は関係ないという対応なのだろう・・。現役の校長だって息子の事故なぞ、さっさと過去の事としてすませてしまおうという感じがみえみえだったから。

親としては、学校の対応の遅れやコーチの監督責任は忘れてほしくないのですよ!
スポーツはケガや事故のリスクがあるのは承知していますが、事故後の対応は真価や資質が問われます。学校自体の質がわかりますよ。
息子達には質の良い環境を望み私学に入れているわけですから!再発を防ぐためにも、息子の状態を忘れることなく、せめて在学中は配慮してもらいたいものです。

配慮すると言っていた入院・通院の為の遅刻や欠席は、結局そのまま次男の通信簿に記載されていました。
条件付きの遅刻・欠席なので進学には問題がないとのことで、医学部でも受験しない限り問題ないといわれましたが、特に通信簿には何のコメントもなく、今まで無遅刻・無欠席なんですよ、残念です。

目を負傷しても、成績は上位10番以内はキープしているのは本人の意地でしょうかね・・・。
私にはとても真似できませんよ。


これからも私は息子に気持ちを添わせてやっていこうと思っています。
母親だもの・・・。
考えれば、考えるほど、無力ではありますが・・
           だれよりもキミの事、大切に思っているから・・ね。



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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして。 (おばちゃん)
2008-05-30 22:23:13
こんばんは。
外傷性黄班円孔で検索してヒットして遊びに来ました
実は私の息子も今、その病気と闘っています。息子の場合、野球ですが…。今は目の周りの骨折がひどく手術をしたばかりです。6月に黄班円孔の手術もすることになると思います。ネットで探しても加齢からくる黄班円孔のHPはあっても、外傷性の黄班円孔のHPはなく、こちらのブログを食い入るように見させて頂きました。ありがとうございます
我が息子は、どうしてもこの高校(私学)で野球がやりたく強く希望し、入学した矢先の出来事でした。どうしても野球を続けたいという思いが強く、視力の回復だけが気がかりです。これからも色々と参考にさせて下さい(ちなみに同じ千葉県在住です
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こんばんわ。おばちゃん様 (MISA)
2008-05-31 00:05:56
はじめまして。
細々と続いているブログではありますが・・・貴方のような方とお話がしたくて、次男の件を書き始めました。ようこそお待ちしていました。
私達親子も突然起こったこの外傷性黄斑円孔という病気に苦しみました・・・。昨年12月に手術は無事すんだものの、今も残像のように真ん中の部分は霞んだ状態のようです。主治医は今後の回復は個人差があるとのことでした。
手術前の説明にも『事故前の状態に戻る手術ではなく、あくまでもこれ以上網膜の穴を広げない手術である事を理解して下さい』と、言われました。今後の息子の生命力を信じます。
母親として入院中のことなど御心配なことがありましたら、何でもお聞き下さいね。キットお力になれると思います。お気持ちは同じはずです・・・。
なるべく闘病記を続けます!あまりに情報が無さ過ぎますから・・。どうか息子さんに気持ちを添わせてあげてくださいね。母親しかできないことですから。お互いがんばりましょう。
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早速のお返事ありがとうございました。 (おばちゃん)
2008-05-31 23:23:51
こんばんはー。今日、眼科を受診して参りました。
息子の場合、最初に運ばれた学校近くの病院では脳神経外科・眼科・耳鼻科を診て頂きました。そこで外傷性黄班円孔と診断され、経過観察と言われました。
そこでは形成外科手術ができず、同じ系列の本院(お茶の水)へ転院し顔面骨折の手術をしました。入院中、本院でも眼科を受診させられ(最初は助手の先生だったのですが、教授にまわされました)、6月に黄班円孔の手術をしますと即答でした。
怪我は5月初旬だったので、外傷性の場合は経過観察と聞いていましたが、「教授」という肩書と説得力のある説明で「即手術」を覚悟しました。ただ、お茶の水は自宅から遠く毎日私が通うのも大変で、術後の本人の通院も考えると最初の分院で手術を受けた方がいいと家族で話し合い、紹介状を書いて頂き分院へ戻りました。「退院後2~3日の間に必ず受診し、手術の日程を早急に決めて下さい」と教授の念押しがありました。
転院前の担当医は平日午前中のみの診察なので、これ以上学校を休ませたくなくて本日の受診となったのですが…結局「大きな病気なので学校を休んででも担当医に診てもらって下さい」とのことで、最短で10日後の予約となりました。本院の教授の「早急に」という話も伝えましたが「10日後で大丈夫…外傷性の場合は経過観察ですから」と言われ、???って感じでした。診て下さる先生でだいぶ見解が違うので、正直戸惑いました。
学生ですから、できるだけ学校を休ませたくなく…欠席日数も進学にも関わるし、授業も遅れてしまうので…でも眼も大事だし…。
すみません、気持ちがまとまっておらず長々と書いてしまって…。

MISAさんの息子さんは、真ん中が霞んだ状態…とありましたが、サッカーは続けていらっしゃいますか?
あと、何か食べ物や生活で気をつけたり、心がけたりしたことがございましたら教えて下さいm(_ _)m

息子はまだ15歳なので多少の不安や危機感はあるようですが、あまり深刻にはなっておりません。むしろ私の方が落ち込み気味で…MISAさんもそうだったみたいですね。その気持ちをどう前向きに切り換えたのか、もしよろしければ聞かせて下さいm(_ _)m
すみません、質問ばかりで…。手のあいた時でけっこうですので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
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お返事おそくなりました。 (MISA)
2008-06-03 00:39:35
おばちゃん様
コメント有難うございます。
お読みしていて『そう!そう!』と、何度もつぶやいてしまいました。
ご子息は骨折までしてしまったのですね。さぞや驚かれたことでしょう・・・。かわいそうに・・。
息子は、経過観察の期間はタイムリミットの3ヶ月後に手術をしました。その間孔がふさがるケースもあるという事を伺いそれに期待していた事を、高校生なので長期の休みがとれる時期を選んだことが理由です。
しかし・・この病気・・前例が少ない上に手術前後の経過に大変個人差があるようですので、やはり・・担当医に従うしかないですよね~。
いずれにしろ・・・医師も執刀経験が少ないようなんです!
私は意を決して、担当医に今まで何回執刀したて成功例の数を聞きました。知りたかったのは、回復しなかった例の数と症状でした。
医療はOCTなどの最新機器も導入され日進月歩とはいえ、その比率に閉口いたしましたが・・。親の責任として手術に同意する以上、最悪のケースも考えておかなければならない・・と、気持ちを強くしました。
ごめんなさい・・こんな事を書いてしまうと余計な心配をあおってしまいますね・・。
でも、実際・・治療は結局、医師にゆだねるしかないんです・・一番神経を使ったのは、そのようなことなんです・・・!そのような心配を、少しでも息子にさせないように、心配な事は全て私が受け止めて、息子には『大丈夫だよ・・』と、言ってやる・・それがつらかったです。今も同じ変わりませんが・・。
それに手術後も今の段階では、以前とあまり変わっていないのに、学校関係の周囲には手術も成功したから・・と、あまり理解されていない様子なのも、気にかかります。
そうでした!食べ物などは全く制限なんてないですよ。私はルテインやブルーベリーなど目によさそうなものを摂取させるように気をつけておりましたが、実証されているものではないので定かでは・・・。
だだ・・今まであれ程やっていた運動を禁止されたので、本人太りました!(とはいえ、体脂肪が二桁になっただけですが・・)
おまけに、検診後に景気づけに毎回二人で美味しいランチを食べるのが習慣になっていたので、私までやや太りましたぁ~
気をつけることは、息子さんをよくみていてあげることではないでしょうか・・?それぞれの子供がキットサインをだしてくるはず・・今までの人生の中で一番つらい時期ですもの・・。
今こそ母親が手を貸しやる時だと思いました。
おかげで?反抗期真っ盛りのお年頃のわりには、母親に恩義を感じているようで、わいあいいい感じです~。怪我の功名っていうんでしょうか
またお話いたしましょう。
入院等のご心配ありましたら、お聞きくださいね。
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おばちゃん様 (MISA)
2008-06-03 00:43:22
上記コメント、急いでしまい、誤字だらけで読みにくくてごめんなさい。
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返信遅くなりすみません(><) (おばちゃん)
2008-06-05 09:11:10
おはようございます!
早々のご返信、ありがとうございますm(_ _)m
私もMISAさんのコメントを読みながら深く深く頷いてしまいました。母としての思いや責任…心配事は全て私が受け止め息子には「大丈夫、大丈夫」…全く一緒です…親子で太ってしまったところまで
親子して食べることが大好きのなので、スイーツなんて言ったら大喜び
息子はともかく私としては…もう夏に向かって薄着になる時期に…しまったって感じです。

この手術の最大の目的は、空いてしまった孔を閉じることで視力の回復はオマケみたいなもの…と主治医に以前言われました。視力の回復には個人差があるとも…。痛い思いして手術しても視力が戻らないんだったら…しかも部分的に欠けて見えるというのは、スポーツを続ける上で最大のリスクとなりますよね。高校3年間のうち部活動ができるのは2年半…その何分の1を治療に費やし、みんなから出遅れてしまうのか…「怪我をされてもマネージャーとして頑張っている子もいましたから、お母さん大丈夫ですよ。」と学校関係者…大丈夫じゃないよ…
「視力の回復がご心配なら、学校野球部が提携している角膜矯正のシステムを紹介しましょう」と言われ、主治医に聞きましたが…「映写機に例えると角膜はレンズの部分、黄班はスクリーンの部分なのでレンズを矯正してもダメ」と言われました。トホホ

ルテインも視力の悪い娘が飲んでいたので、息子にも飲ませていますが…とにかく、親としてできること全てやっても思った結果が出なかったら仕方ないと最近は考えるようにしました。息子共々、ベストを尽くせで頑張ります

色々とありがとうございました。
MISAさんと話していると心がラクになりますまた遊びに来させてくださいね。



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おばちゃん様 (MISA)
2008-06-05 16:51:39
こんにちは。
次男はまだサッカー部に在籍しているんですよ・・。
サッカーの出来ないサッカー部員です・・・。

それでも時々はリフティングなどはしているようですが、公式戦はもちろんの事いつものみんなの練習にも加われません・・・。
対戦試合などは副審としてチームに貢献しているようですが、ふだんは校庭の隅で筋トレをしています。
一人で地面に這いつくばって一人でトレーニングをしている姿を目撃してしまった時は、涙が溢れました・・・・・・。

医師からボールスポーツはやめるようにといわれており、これ以上サッカー部を続ける事はつらくなるのでは・・・と、何度も話す私に、

『ここでやめたら人生にまけるから・・・』と。

この次男の言葉で・・・すべて理解しました。

チームから外れるのがつらい気持ちもあったと思います。今まで部活中心で学校生活が回っていたので、退部したら疎外感や自分の所在がないような気持ちになるのが嫌だったのかもしれません。

でも半分は意地のようなものであると思います・・・。プライドというような。


部の誰よりもつらい思いとしていると思っている私に、『チームのみんなに申し訳ない・・。』と、言うんです!

サッカーのせいでこんなつらい目にあったというのに・・・・・・!


サッカーが上手くていつもレギュラーとして活躍するような名選手より、もしかしたら・・息子ほうが美しい生き方をしているのかもしれない・・・と、感じました。

筋トレはすべてのスポーツの基本だからとセッセと続ける姿に、この子はがんばれると確信しています。
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ご無沙汰しちゃいました。 (おばちゃん)
2008-06-17 22:25:51
こんばんは。通院やら妹・弟の学校のことやら…たくさんあって書き込みがだいぶ遅くなっちゃいました…スミマセン

MISAさんの息子さんはエライ!!
高校生と言えども大人ですね。我が息子も見習ってほしいものです

先週、眼科を受診したところ、円孔はほとんど閉じていて手術の必要はないとのこと…。5月にお茶の水でそのまま手術していたら…と思うとゾッとします。やはり外傷性の場合は経過観察が基本なんですね。円孔は閉じているものの視力は0.3…やはりまぁるく見えない部分はあるようです。これは回復しないんですかね…。

我が息子も部活は続けるようで、10時過ぎた今でもまだ学校で筋トレしているようです

お互い、母として一生懸命に頑張っている息子を支えていけるといいですね。なぁんて息子に支えられているような気もしますが…私の場合

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こんにちわ (KAZU)
2008-06-19 10:42:52
はじめまして、お二人のコメントを拝見させていただきました。
うちの次男も中1なのですが、野球の部活で怪我をし黄斑円孔と診断されました。
もしかすると・・・良くなるかも・・・っと期待していましたが、やはり、手術が必要と判断されました。
先生にも手術より術後のうつ伏せが大変だと説明がありましたが、まだ 想像がつきません(>_<)
毎日が「ど~しよう」不安の中、
お二人の会話を拝見させていただき、私だけが悩んでるわけではないっと沢山の元気をいただきました。
ありがとうございました。
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おばちゃん様 (MISA)
2008-06-19 18:27:57
コメント有難うございます。

ご子息、黄斑円孔が閉じて本当によかったですね。目は個々で経過が違うこともあり、医師サイドも、なんだかハッキリしない応答になってしまうのかもしれませんね・・・。
あわてて手術を受けなくて本当によかったですね。親としてナイス選択でした!

OCT(目のMRI)なども最近の機器で、病院探しをしていた時、私達が持っていった実際の黄斑円孔の映像を始めて見たのでよく見せて下さいと、いう医者もいたくらいでした。

少し前までは、先生の肉眼のみでの診察で、立体的な孔の深さ、広さはわからなかったとおっしゃっていました。

おばちゃん様の息子さんは、きっと生命力の強いお子さんなんですね残念な事に事故にあったけれど運の強い子なんですよ。
あまりくよくよしないでいたのが、身体によい力になったのかもしれません。

これからの人生もそんな内なる力があれば、力強く歩んでいってくれるでしょう

気になるのは・・・
目の真ん中の見えない部分・・・。
息子達のこれからの人生に、これによりどんな弊害があるのでしょう・・・。
私達母親には・・・残念ながら・・・全てをわからないと、いったところが正直なところでしょうか・・・。

我が家には、大学3年の長男もおりますが、男の子って・・・プライドの生き物?ですよね~
きっとそんな思いで、自分を支えているのかもしれません。ハンディいうには大げさかもしれませんが、他の部分で自信を持っていられるように支えてやりたいな・・・と、思っているこの頃です。
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はじめまして、KAZU様 (MISA)
2008-06-19 19:16:13
ようこそ。またお一人、同じ思いの方がおいで下さいました。ありがとうございます。

貴方のような方とお話がしたくて闘病記を書く事にした次第です。

拝見したところ、これから手術になりそうとのことですが、ご心配なこと何でもご質問下さいね!
私達のケースをご紹介して何かご参考になれば・・と思っています。

うつぶせも本人は大変だったと思います。でも・・運動部に所属してる息子達ですもの!日頃の筋トレと根性は無駄にはなりません!
キット、キットがんばってくれますよ!

母親として、今こそ気持ちを添わせて、この状態を乗り越えられるようにしてやりましょう・・。

手術は30~40分位の短いものであっという間でした。一番気にかけていた心配な『うつ伏せ期間』も、ベットの下にTVを置いて股の間にはさむようにして、重い頭(おでこ)はその前に置いた椅子にのせて、結構TVを楽しんでおりました。
DSやポータブルDVDなどもうつ伏せで肘をついてやってましたよ~。
私はあまり目を疲れさせないようにと言っておりましたが、担当医の筑○大の名医は、「あんまり関係ないですよ~。」と、おしゃっていたのをいいことに、日頃部活で忙しく出来なかったゲームや観たかったビデオを楽しむと、前向きに?入院生活をおくっておりました。

だた、手術を受けた方の目は、術後はガスと水分でぼんやりをとしている状態(息子曰く、水の中にいるような状態とのこと)ですので、新聞や本などの細かいものは見たがりませんでした。

おそらく入院される病院に備えてあると思われますが、目の手術を受けた方用のU字枕が備品としてあると思います。
ガスを入れる手術ですと『うつ伏せ』を強要されますので、あると便利です。
私は入院が決定してから、病院を訪ね婦長さんに必要なもの、あると便利なものをお尋ねしました。
たいがいは完全看護ですからご心配なく・・・とか言われるんですが、見せて頂いたU時枕が小さく硬く使い心地が悪そうでしたので、東急ハンズで、ドライブ等で使う肩に乗せて使用するU字枕を持ち込みました。
ビーズのようなものが入っているようで柔らかく息子も快適?看護婦さんや他の患者さんからも好評でした。

医学書や医師からの説明では伝わってこないような、そんな些細な情報って、実践するかどうかは別として結構知りたいことだと思いませんか?
お力になれたら幸いです・・・。
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