** これは外傷性黄斑円孔と闘う高校生の記録です **
2007年8月23日(木)
『その後、目の具合どう?』と、私がたずねる。
『やっぱり、左目の下半分がみえないや・・。』と、息子。
今日は、個人病院からの紹介状を持って、慈○大病院の眼科に行く日である。
予約の時間に伺うと、紹介された眼科部長先生はおらず、今日は久保川医師が診て下さるとの事。
『今日はまだOCTが届いてないんですよ~。申し訳ありませんが、明日予約を入れてもらえますか?』
結局、本日は、今まで行っていた個人病院と同じ検査で、視力検査や瞳孔を開いて目の奥を確認するということのみであった。
病状の説明もほぼ同じ。
個人病院の先生が確認してくれれば、すみそうなものだが・・・。
まぁ・・・2人の医師が同じような診断を下したのだから、この病状は、ほぼ間違えはないものと思われる。
網膜にあなが開き、目の奥の黄斑部というところが傷を負っているらしい・・・。
しかし・・・ほんの一瞬で、これほどのケガを負うとは・・・
目は本当にこわい・・・。
今まで、サッカーを続けている次男に足のケガについては、充分に注意するように何度か話していたが、目のことは考えもつかなかった・・・。
*** *** *** *** *** *** *** *** ***
2007年8月24日(金)
朝8時近く。
予約していた慈○大病院から電話がかかってくる。
昨日診察した久米川医師からの電話だった。
こんなに早い時間になんだろう・・。
OCTの調子が悪いので、地元の橋○眼科にいくように言われた。
その病院なら地元では評判のよい医院で、以前に名前だけは聞いたことがある。
なにぶん当日の事で、紹介状がないので以下の説明をして受診するようにとの事。
「本日、いきちがいで紹介状を持ってこれなかったのですが、慈○大病院・眼科の久米川先生からのご紹介で、外傷性黄斑円孔の疑いがあるのでOCTを撮って頂きたい。その断面写真を持って、8/27(月)に郡○先生にお見せするように言われた。」と、受付に説明するようにとの事。
もちろん、そのように説明はするつもりだが、そのように病院側の理由であるのなら、医師からその医院に連絡を入れてもらうのがすじであろうと思い、依頼し、昨日の診察内容について、いくつか質問させてもらう。
久米川医師いわく
『場所があんまりよくないんですよ・・・。』
この黄斑円孔という病状は、自然治癒するケースも多いが、孔の程度となかなかふさがってこない場合は手術する可能性がある との事。
やれやれ・・今度はOCTの具合が悪いとは・・。
結局、何か不都合があった場合にと久米川医師のPHS番号をもらい、支度をして息子と、ご紹介頂いた橋○眼科へ行く事になった。
橋○眼科はものすごく混んでいて、閉口気味。
月曜と金曜は医者は混むもんだ・・と、不機嫌な息子をたしなめる。
機嫌が悪くなるのも無理もない・・・連日、慣れない目の検査で瞳孔を開かれっぱなしで、検査後はしばらく眩しくてチカチカしてばかりいる。
それに毎日違う医師で、同じ説明を受けなければならないし。
ここの眼科は、ただOCT撮影だけに来ただけだ・・・。
最近、通院が終わると、二人で美味しいランチを食べて帰宅するのが日課。
『しょぼくれてないで、何でも好きなもの食べてかえろ。』と、話しかけたことがきっかけで、『やり~!』と、息子の顔が明るくなったから。実際、嬉しそうに食べてる姿をみるとホッとする。『怪我して、ちょ~ラッキーじゃん!』との事。
結構、親にも気を使っているのだ・・・。
橋○医師は、白衣も着ないで言葉も医師のイメージとは程とおい方だった。
そのフランクさが人気の秘訣なのかもしれないが、
『おまえも運が悪いよな~。ついてないよな~。もう2~3センチずれていたら、なんとかなったのになぁ~。』とのストレートのお言葉に、親の私は、ピリピリしていましたよ。
私は、今まで眼科の医師で尊敬出来そうな先生に出会った事はない。
息子は、なんだあれ・・という感じで爆笑していましたが・・。
診察室のパソコンで、OCT映像をみせてもらう。
まるで月の写真のような眼球の写真と、緑色に写った黄班部の拡大写真。
確かに・・。さけて穴が開いている。
つづく
2007年8月23日(木)
『その後、目の具合どう?』と、私がたずねる。
『やっぱり、左目の下半分がみえないや・・。』と、息子。
今日は、個人病院からの紹介状を持って、慈○大病院の眼科に行く日である。
予約の時間に伺うと、紹介された眼科部長先生はおらず、今日は久保川医師が診て下さるとの事。
『今日はまだOCTが届いてないんですよ~。申し訳ありませんが、明日予約を入れてもらえますか?』
結局、本日は、今まで行っていた個人病院と同じ検査で、視力検査や瞳孔を開いて目の奥を確認するということのみであった。
病状の説明もほぼ同じ。
個人病院の先生が確認してくれれば、すみそうなものだが・・・。
まぁ・・・2人の医師が同じような診断を下したのだから、この病状は、ほぼ間違えはないものと思われる。
網膜にあなが開き、目の奥の黄斑部というところが傷を負っているらしい・・・。
しかし・・・ほんの一瞬で、これほどのケガを負うとは・・・
目は本当にこわい・・・。
今まで、サッカーを続けている次男に足のケガについては、充分に注意するように何度か話していたが、目のことは考えもつかなかった・・・。
*** *** *** *** *** *** *** *** ***
2007年8月24日(金)
朝8時近く。
予約していた慈○大病院から電話がかかってくる。
昨日診察した久米川医師からの電話だった。
こんなに早い時間になんだろう・・。
OCTの調子が悪いので、地元の橋○眼科にいくように言われた。
その病院なら地元では評判のよい医院で、以前に名前だけは聞いたことがある。
なにぶん当日の事で、紹介状がないので以下の説明をして受診するようにとの事。
「本日、いきちがいで紹介状を持ってこれなかったのですが、慈○大病院・眼科の久米川先生からのご紹介で、外傷性黄斑円孔の疑いがあるのでOCTを撮って頂きたい。その断面写真を持って、8/27(月)に郡○先生にお見せするように言われた。」と、受付に説明するようにとの事。
もちろん、そのように説明はするつもりだが、そのように病院側の理由であるのなら、医師からその医院に連絡を入れてもらうのがすじであろうと思い、依頼し、昨日の診察内容について、いくつか質問させてもらう。
久米川医師いわく
『場所があんまりよくないんですよ・・・。』
この黄斑円孔という病状は、自然治癒するケースも多いが、孔の程度となかなかふさがってこない場合は手術する可能性がある との事。
やれやれ・・今度はOCTの具合が悪いとは・・。
結局、何か不都合があった場合にと久米川医師のPHS番号をもらい、支度をして息子と、ご紹介頂いた橋○眼科へ行く事になった。
橋○眼科はものすごく混んでいて、閉口気味。
月曜と金曜は医者は混むもんだ・・と、不機嫌な息子をたしなめる。
機嫌が悪くなるのも無理もない・・・連日、慣れない目の検査で瞳孔を開かれっぱなしで、検査後はしばらく眩しくてチカチカしてばかりいる。
それに毎日違う医師で、同じ説明を受けなければならないし。
ここの眼科は、ただOCT撮影だけに来ただけだ・・・。
最近、通院が終わると、二人で美味しいランチを食べて帰宅するのが日課。
『しょぼくれてないで、何でも好きなもの食べてかえろ。』と、話しかけたことがきっかけで、『やり~!』と、息子の顔が明るくなったから。実際、嬉しそうに食べてる姿をみるとホッとする。『怪我して、ちょ~ラッキーじゃん!』との事。
結構、親にも気を使っているのだ・・・。
橋○医師は、白衣も着ないで言葉も医師のイメージとは程とおい方だった。
そのフランクさが人気の秘訣なのかもしれないが、
『おまえも運が悪いよな~。ついてないよな~。もう2~3センチずれていたら、なんとかなったのになぁ~。』とのストレートのお言葉に、親の私は、ピリピリしていましたよ。
私は、今まで眼科の医師で尊敬出来そうな先生に出会った事はない。
息子は、なんだあれ・・という感じで爆笑していましたが・・。
診察室のパソコンで、OCT映像をみせてもらう。
まるで月の写真のような眼球の写真と、緑色に写った黄班部の拡大写真。
確かに・・。さけて穴が開いている。
つづく
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