近くのデパートで、岩合光昭さんの写真展が開催されていたのでみにいってきました。
『ネコは小さなライオンだ。ライオンは大きなネコだ。』岩合さんの言葉に導かれるように、
なにげない街中とサバンナにいる ”おんなじような動物”の”おんなじような姿”を対比した写真を見すすめていくと、
すっかり岩合ワールドにハマりこんで・・・さすが!岩合さん!こりゃ、以前から感じていたことをズパッ!とやってくれたなぁ~~。と、賞賛したい気分になってくる。
”ライオンやトラって頑張ればなんだか飼えそうな気がする”と、錯覚するほど、このネコ科の仲間は、所作や考えている事が似ていると思っていましたが
あらためてこうして並べてみると、生きている環境での違いもみえて、やっぱりネコはネコだよなぁ~と苦笑してしまったり。
世界中で多くの野生動物を撮り、生態を知っているからできる岩合さんならではの写真展。
いつ拝見しても、岩合さんの写真は真実で、動物に寄り添って愛情に溢れていて、言語を持たない動物が話しているように感じてくる。
ネコ本人?は小さな野生の中で、野生気分で精一杯生きてるつもりなんだろうな・・・と思ったら、この小さな生き物がますます愛らしく思えてきました。