9月15日が敬老の日・・いつまでもそう思ってるのは、私だけではあるまい・・。
今日のお休みは、敬老の日です
義父母も他界し実家の父も母ももうおりませんので、私は親族にお祝いする者はもうおりません。
”敬老”と、言うと・・一番先に思い出すのは祖母のこと。
母がいなかった私は・・生まれてすぐから祖母の手で育てられました。
昔と今では、お年寄りも元気度が違いますが、私が大人になった今、考えると、
あの時期にあの年で子供を育てるのは、大変な労力であったことでしょう・・。
某私立幼稚園に通っていた時には、周りのお子さん達に劣らない可愛らしい服を着せてもらい、
附属の小学校では、父母会で若いお母様から”おばぁちゃま、いかがでしょう・・?”と意見を求められる人でした。
新しく"母”と呼ぶべき人が我が家にきて、”家族”という濃い人間関係の中で
それぞれが、それぞれの立場で葛藤し苦しい時期もありました。
そんな中で、幼く未熟な私も少しずつ大人になり
たくさんのトラウマと悲しみを引きづりながらも・・・
その歳々で、家族が投げかけてきた多くの”言い分”も理解出来るようになりました。
そして、この希少な体験も自分の”強さ”や”力”に変えていくすべも身につけてきました。
亡くなってからもう長い月日が経ちますが・・日々の暮らしの中で、
『こんなお味でよかったかしら?』
『こんな時、おばぁちゃまだったらどうするかしら?』と、今も問いかけている私です。