Pura Vida!

すきな音楽の事やガーデニングや家族の事など、日常の出来事を綴っています。

外傷性黄班円孔 8

2008-10-17 | 外傷性黄斑円孔
今日は、ひさしぶりの次男の検査の日。

前回は初夏の日差しが眩しくなってきた頃に、2人で病院へ続く小道を歩きましたが、今は空が高く空気もすっかり、秋です。
最近では3か月ごとに検査をするくらいに落ち着いてきました。


いつもはすぐ点眼して、瞳孔をひらいて検査をするのですが、今回ははじめに、執刀して下さった先生が視力検査をしてくれました。


視力0.7

・・・と、いっても真中に、まだ残像のようなものが残って中央がぼやけて見えない状態が残っているとのことですので、実際の0.7の視力よりはも見えていないと思います。


眼圧もOKでした。OCTでもしっかりと孔はふさがっていました。


怪我を負う前の1.2の視力には比べられませんが、0.7まで回復したことは喜ばしいことです。

最近ではわずらわしがっていた日々の点眼もなくなりましたので、息子本人も病人意識も薄らいで気持も前向きに過ごせています。
でも変わらず、ゲームにも出れないサッカー部員であることには変わりないのですが・・・。


思えば・・・息子の眼の状態も精神的にも・・・昨年の今頃が一番つらい時期だったね・・・。
あの頃は、こんなにも澄んだ秋の空を見上げるゆとりなんかなかったね・・・。

今こうして二人で、くだらないジョークを言い合いながら歩いていることが、とても幸せに感じられますよ・・・。


そうだ!手術を受けた12月11日には、一周年のお祝いをしましょう!
ずっと、息子の心に残るようなお祝いをしましょう。

・・・そうです。この眼の病気にかかると、白内障を発症しやすく緑内障やその他の眼の病気にかかるリスクが高いのです・・・だから・・息子が大人になって自分で定期的に眼の検診に来なければ・・・という意識を持ってい続けてほしいので、少しでも印象づけておきたいから・・・。

働き盛りで仕事の都合がつかなく検診なんてなかなか来れなくなってしまう可能性もあります。
母は・・・いつまでも生きて、キミのそばにいられるわけでありません・・・。


わずか・・一年という短い間に、息子はずいぶん成長しました。

大切な左目を負傷してしまったことは、本当に残念なことで今も心が痛みますが、ひきかえにとっても大きなものを体得した息子が誇らしくもあります。


通院の日はいつも・・・
心にあの強い決心をした日の、この病気に立ち向かってやるぞ!という気持の原点に立ち返ります。



母は、これからもずっと・・・応援団長でいようと思います。