Pura Vida!

すきな音楽の事やガーデニングや家族の事など、日常の出来事を綴っています。

がんばらないと・・・・!

2007-09-07 | 外傷性黄斑円孔
次男がサッカーの試合中に左目を負傷してから、早くも3週間がたとうとしています。なんとも気の休まらない、つらい時間でした。

人と話をするのもきつく、メールやブログなど言葉にする動作が拷問のように感じました。
だから、ずい分いろいろと失礼してしまったな・・。
ここのところ、ようやく状況を人に話すゆとりが持てるようになったかな・・。


その間、毎日のように息子と大学病院に通い、学校との話し合いをし、今まで経験したことがない思いをした3週間でした。

現在の息子の目の病名は外傷性黄班円孔というもの。
網膜に穴があき、目の奥の黄班部に穴が出来ています。
症状としては、左目の真ん中に一部見えない部分が出来てしまい、線がゆがんでみえて、遠近感がとりにくい状況のようです。

もとは1.0あった視力ですが、幸い、0.3残り、片目なので、眼鏡で矯正して生活には支障はなく、今は以前と同じように学校に通っています。・・とは、言っても、急な視力低下と見えない箇所がわずらわしく、また、はじめて眼鏡をかけたことが原因か、頭が重くなることがある様子です。

問題は、高齢者の黄班円孔と違い、外傷性のものである点だそうで、目を拳骨でなぐられるボクサーのような事例で、極めて特異な例とのことでした。

孔をとじて視力を回復する手術は早くすればするほど効果的との事でしたが、若いので水晶体をのこした手術をしなければならなく、場合によったら、現在0.3残った視力がなくなる可能性も50%との事。

おまけに術後が、患者にとって、とても大変な事を強要されるものでした。
それは、2週間ものあいだ、24時間ずっと、目を下にしてうつむいた状態を保っていなければならないそうで、手術より大変な思いをしなければならないとの話を医師から聞かされました。

そんな手術は出来ればさけたいと思い、自然治癒の可能性を伺ったところ、わずか1%と、聞かされ、深いため息がもれました。
眼鏡を使用した矯正視力もだんだん下がっていくとのことで、いづれ悪化を防ぐ手術は、必要になるかもしれないとのことでした。



でもね・・・9/3の検査で、少し、視力が回復していたの・・・。
孔も形が変化しているといわれたの・・・。

病院からの帰りに、息子から『治る可能性は1%あるんでしょ!心配するなって!』
と、言われた時は、この子の生命力を信じてみようと、強く思えました。

私よりつらいはずなのに、ふさいでいる母親に気を使う事が出来るほど、息子は成長していたのでした・・・。


もう、しょげている期間は終わりにします!

しっかりと、がんばらないと・・・・。

      だいじょうぶ、まだまだ、やれるから!