明治学院大学卒業生で農園にくるようになったハラダが5月から大阪の釜ヶ崎でNPO法人のスタッフとなるため、明治学院専任講師でもある風の学校事務局長がハラダのために行った『ハラダマイ送別特別講義<異交通>序論』を受けに白金に行く。
昔『道』は子供が遊んだり、人と人とが出会ったり、多様な意義を持つ場所だったけど、市場の原理から『道』は出発地と目的地を繋ぐすっきりとした『交通』という意義に特化してきている。市場の原理で世の中は合理化されていき、理にかなわない人やものごとは社会的排除を受ける。人はすっきりと生きれる人ばかりでなく、国や市場がやってくれないことを行うのが自治であり、ボランティアである。ボランティアは清く正しいものではなく、生きるために必要だったからあったものだったのだ。
社会的排除された人たちと、ゴチャゴチャ交わる『異交通』。
自分にとって都合のいい人やものだけと交わるのは楽だが、実際にはそうすっきりとはいかず、自分の周りにいる面倒くさい人やものごとがある。自分とそれらを直結させると、面倒くさい関係のままだが、いろいろな人やものを交わらせると、その関係が変わるかもしれない。交わると変わる。変えたいから交わる。
福祉農園もそういう『異交通』な場所なのだ。
講義後にその授業に出ていた学生3人に声をかけ、農的若衆宿に誘う。
反応は上々で、一人は両日参加、一人は2日のみ参加、一人はまた次の機会に。
でも農園には行きたい、という。
その後、授業に出ていた大日本山岳部のスワさんと話しながら、ハラダ送別会場の上野へ向かう。
■5月2・3日開催!農的若衆宿春-はじまりのたね-
詳細はこちら
申し込みはrusukaze@hotmail.com
昔『道』は子供が遊んだり、人と人とが出会ったり、多様な意義を持つ場所だったけど、市場の原理から『道』は出発地と目的地を繋ぐすっきりとした『交通』という意義に特化してきている。市場の原理で世の中は合理化されていき、理にかなわない人やものごとは社会的排除を受ける。人はすっきりと生きれる人ばかりでなく、国や市場がやってくれないことを行うのが自治であり、ボランティアである。ボランティアは清く正しいものではなく、生きるために必要だったからあったものだったのだ。
社会的排除された人たちと、ゴチャゴチャ交わる『異交通』。
自分にとって都合のいい人やものだけと交わるのは楽だが、実際にはそうすっきりとはいかず、自分の周りにいる面倒くさい人やものごとがある。自分とそれらを直結させると、面倒くさい関係のままだが、いろいろな人やものを交わらせると、その関係が変わるかもしれない。交わると変わる。変えたいから交わる。
福祉農園もそういう『異交通』な場所なのだ。
講義後にその授業に出ていた学生3人に声をかけ、農的若衆宿に誘う。
反応は上々で、一人は両日参加、一人は2日のみ参加、一人はまた次の機会に。
でも農園には行きたい、という。
その後、授業に出ていた大日本山岳部のスワさんと話しながら、ハラダ送別会場の上野へ向かう。
■5月2・3日開催!農的若衆宿春-はじまりのたね-
詳細はこちら
申し込みはrusukaze@hotmail.com