見沼・風の学校BLOG

知るより感じろ。――見沼田んぼ福祉農園で日々耕作をしているボランティア団体、見沼風の学校のブログです。

2010年 1月31日 馬糞堆肥の投入そして旅立ちについて 

2010年02月13日 | 雑記
もう2月も半ば。
関東でも幾度も雪がちらついて、まさに冬真っ只中という感じです。

畑で冬にやることといえば土づくりです。
この時期にこれからに向けて土を肥やします。
それには堆肥が必要不可欠。
今回は近くの競馬場から馬糞堆肥を運んできました。
そんな1月31日の作業の様子について、以下の福祉農園代表のブログを御覧下さい。


2010年1月31日 馬糞堆肥の搬入 そして畑で畑会議


また先日、見沼・風の学校のスタッフのひとりが、中米コスタリカへ旅立ちました。
彼女は一年の予定で留学します。
向こうはこちらとうって変わって夏。
向こうで何を得て帰ってくるのか、今から楽しみです。

今回は、そんな彼女が旅立つ前、最後に作業に参加した時の感想とこれからへの思いを込めて描いた文章をお送りします。
ちなみにこの文章、彼女がコスタリカから送ってくれました。

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1月31日 馬糞堆肥搬入などなど

耕耘機のパンチ、引き続いてラッキーを使って耕耘を行った。2月からの留学生活を思い、
「この一年こんななのかな?」と考えながら耕耘機をかける。

耕す
途中で機械が苦しそうなので止めてロータリーの草をとる
エンジンが入らなくなる
ラッキーを連れてくる
途中で違う人がわたしよりもっと深くかけてくれる
フワフワの土にみんなが座って畑について話をする
といった感じ。自分だけで無理なことは誰かと一緒にできればいいな。

その後、馬糞を搬入した。何度目かのこの作業。わたしが最初にやったのは去年5月あたりだった。

「土づくりは積み重ねだから」という隣の植木農家さんの言葉。季節がめぐるように馬糞もめぐる。
谷川俊太郎の「風が昨日を明日につなぐ」という言葉を思い出す。

去年一昨年があるから今日がある。今日があるから来年再来年がある。
だからつながっていられるのだと思う。
でもやっぱり今日、今こそ、ここにいる意味を感じる。

それを農園で1年味わえないのはさみしいが、自分のいる土地でそれを味わえる1年にしたい。


カナタ
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そして明日から二日間農的若衆宿2010冬が行われます。
2010年初めての若衆宿です。
今年はどんな一年になるのか、どんな一年にしていくのか。
その礎の二日間にしていきたいと思います。



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