見沼・風の学校BLOG

知るより感じろ。――見沼田んぼ福祉農園で日々耕作をしているボランティア団体、見沼風の学校のブログです。

見沼・風の学校×明治学院大学 one day for others

2013年06月20日 | イベント報告

こんにちは。スタッフの金杉です。

6月16日に明治学院大学のボランティア実習プログラム「one day for others」として来園してくれた学生たちと一緒に作業を行いました。

お昼ごろまであいにくの雨で畑での作業はあまりできなかったのですが、刃物研ぎや馬糞の搬入など、参加学生の言葉を借りれば「裏方の仕事」を行い、晴れてる日ではなかなか手が回らないところまで手をのばせました。

8月の一週間にわたるサバイバルキャンプに向け、農園がもっと良い状態で迎えられるよう準備をすすめていきたいところです。

今回の作業内容はコチラ
・トマト―カラス除けネットの改善
・馬糞搬入
・刃物研ぎ
・プレハブ小屋掃除
・木材整理
・縄文広場穴掘り
・除草



作業しやすいようカラス除けネットの幅を広げる。



近くの馬のトレーニングセンターから馬糞をもらいうけ、搬入。初めての人には重かったり、少々臭いがあったりで大変だったかと思いますが、比較的スムーズに完了。



飯館村から避難している安斎さんを講師に刃物研ぎ講座。普段お世話になっているカマや包丁、スコップですが、雨の日でもないとなかなか丁寧にケアできません。



自然と飯館村の現状や避難生活などの話に。ニュースではなかなか聞けないリアルな声を聞けてよかったととりまとめ時に語ってくれた学生も。



プレハブ小屋は着替えたり、調理器具などが置かれている場。地味な作業ではありますが、いきいきとやっていました。




もちろん料理班も奮闘。電気・ガス・水道・洗剤を使わない調理や食器洗い法を料理長が指導。



もってきていただいた不要になった本棚など木製製品の金具や釘を抜き、薪としてすぐ利用できるよう処理。金具の種類や留まっている状態を見て、適切な道具選びができていました。テキパキ。



焚火用の穴掘り。掘った土が満載の一輪車の運転に苦戦する一幕も。時間が足らず消化不良気味。



除草作業。三十分しか時間をとれなかったのですが、無心の作業であっという間に時が経ってしまいました。


今回、ボランティア実習の学生さん15人が来園。

なれない作業ながら一生懸命取り組んでいるのはもちろん、しっかりあいさつができる人が多かったのが印象的でした。

雨の日の作業であまり畑には入らず、イメージと違った学生も多かったかと思いますが、それでもまた来たいという言葉が多く少し意外に思いつつもやはり嬉しい。

農園は野菜作りが中心の活動ではありますが、農園の魅力は畑だけではないことを改めて思わされました。

初来園も嬉しいのですが、2回目の来園はもっとうれしいものです。

それでは。