見沼・風の学校BLOG

知るより感じろ。――見沼田んぼ福祉農園で日々耕作をしているボランティア団体、見沼風の学校のブログです。

サバイバルキャンプ2009を終えて①

2009年08月30日 | サバイバルキャンプ2009
【1週間を振り返る】

 地震の揺れを地面から直接感じたり、台風の影響による大雨と加
田屋川の増水を間近にみたり、自然を感じたサバキャンの幕開け。
ここで7日間過ごすことへの不安と今まで考えてきた作業計画も
一緒に流されてしまったというやり切れなさで私の疲労ピークは
前半の2日間だったように思う。

 そんな激動の1、2日目を乗り切れたのはやはり先輩スタッフの
存在がある。雨の対応の早さや今後の動き方、完全に川が増水した
時の想定など、ただただ判断を仰ぐ時間が続いた。一方で今年サバ
キャンに初参加する者や、昨年参加してくれた明学生の存在は大き
かった。彼らの明るさや能動性に助けられた部分は本当に大きく、
逆にこちらの体調を気遣ってもらうこともしばしばあった。

 まともに作業ができたのは3日目の午後からだ。この日は午前中
に畑点検と病害虫講座を行った。今回は実行委員長2人体制という
こともあり、統括として全体をみるというよりは作業班リーダーを
任され畑に関わる機会が多かった。

3日目の畑点検後の作業で感じたことは農園の基本はやはり畑
作業と除草である、ということ。見ようとして見た畑からは様々な
サインが出ていて、病気や虫がつくには何かしら理由があることが
わかった。もちろん全てに対応することは様々な工夫と苦労が必要
であるが、小さな努力で予防できることも多くあることを感じた。

それは4日目に作業派遣させてもらった地元農家の方々から
も学んだことである。別にまたこの日のことはまとめたいと思うが、
とにかく除草を徹底しておこなう姿勢や土地を知って作物を生産
していること、農薬に対する考え方など本当に多くのことを学ばせ
てもらった。
農園ではこの日ホンダの広報の方が来園したり、メンテナンス講
習会が行われたりした。

 5日目の作業は早めに切り上げ、見沼ヘルシーランドにみんなで
お風呂に入りに行った。そして夜は芝生広場でこたねをやった。私
はこの日を機に「こたね」にはまった。他人の今までと現在と未来
に耳を傾け表現する。自分と重ねたり、比較したりする。相手から
話されるその人の自分史はその人の意外な一面を教えてくれたり
する。
 もともと初対面の人と話すのは好きなので、その人を知るきっか
けとなるこたねはとても面白かった。そして自分史を人に話すとい
うことは自分の中で自分を整理することだ。

 6日目。全力農園整備、全力畑作業。サバキャン後の雑草対策や
秋以降に向けた作付、境界線の溝掘り、協議会団体区画の除草など
とにかく畑作業と農園整備に集中した。ガーデンや竹小屋リフォー
ム計画が雨の影響で流れたため、全員で農園と畑に向き合うことが
できたのは良かった。そして日常の延長であるというのを身をもっ
て感じた1日だった。

 6日目夕方。まだ明るいうちの、打ち上げ準備がひと段落したと
きのこと。自然とできたわっかが印象的。サバキャンをあと半日だ
け残し、打ち上げ前のそわそわした感じがあって、みんなで手を繋
いで、誰かが「どちゃくりょく」をリズムに乗せて繰り返し発し、
誰かが音楽を奏でていた。
暗くなってからの記憶はお酒も入りふわっとしているけど、(乾
杯の1杯で既に赤組・・・)
ただ、あの空間があったかかったなーというのは覚えている。

7日目は片付け。本当に1週間生活していたのか疑うくらいの早
さで7日間は過ぎていった。
サバキャンにとって欠かせない要素であったテント、ドラム缶風
呂、ハウスなどを各班に分かれて片付ける。サバキャンが終わって
しまう寂しさのようなものと無事に1週間を過ごさせてもらえた
感謝の気持ちをこめて片付けをする。ゴミの分別と衛生面には特に
気を使うことができていたと思う。それはゴミ・美化担当の的確な
指示と声かけの結果だろう。

農園に関わるようになってから常々感じていることだが、この1
週間を経てまた一段と強く自然体になれた気がする。

早紀

サバイバルキャンプ2009終了報告

2009年08月30日 | サバイバルキャンプ2009
報告が大変遅れてしまい申し訳ありません。
8月9日から15日まで実施されたサバイバルキャンプ200
9を無事に終えることができました。準備期間を含め、短く文字に
起こすことが困難なほど濃い1週間でした。

今回は常時30名近くの参加者と1週間寝泊まりをし、農園作業
と夜の勉強会を重ねました。詳細は1日リーダーからの報告を
ご覧いただきたいと思います。
遅れてしまいましたが、ひと先ずキャンプ終了のご報告とお礼を
申し上げたいと思います。

今回、2カ月前からの参加ではありましたが私のようなスタッフ
に実行委員長という立場を任せていただき、本当に感謝しています。
至らない部分は多々ありましたが、それも自覚したうえで指揮をと
る役職に就いてみて、本当に多くのことを学びました。それは準備
期間から全力で支えてくれた先輩スタッフだけでなく、明治学院大
学の学生や障害者の方々の参加姿勢にも学ばせてもらうことの多
い2カ月でした。

今回のサバイバルキャンプの実施にあたり、様々な形で支援して
くださった農園協議会の方々と地元の農家の方々。勉強会でお話し
てくださった方々。遠くから来園してくださった方。休憩中も黙々
と作業してくれた方。メールで励ましてくれた方。そして1週間の
中で一緒に寝食を共にしてくれた方々。本当に農園に関わるすべて
の人に支えられて、事故や怪我もなくサバイバルキャンプを終える
ことができました。
そして、秋にあります農的若衆宿の責任者も任せて頂けることが決
まりましたので、引き続きご指導、ご協力をよろしくお願いいたし
ます。

今回の成果が出るのは1か月後か半年後か数年後かはわかりませ
んが、丁寧に今回培った土着力を伸ばしていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

浦谷早紀

サバキャン7日目

2009年08月15日 | サバイバルキャンプ2009
終りから始まりへの第1歩
サバイバルキャンプ2009も早いもので本日で終了でした。毎年毎年、最後の片づけをするたんびに「今年もサバキャンが終わったんだ」という気持ちになります。
今年の片づけのリーダーは私、高橋幸宏でした。

本日の作業班わけ
A班 テント撤収、通路整備、井戸周りの掃除、トイレ掃除
B班 プレハブ回りの掃除、プレハブ内の整理
C班 朝食、昼食づくり
D班 ゴミ分別
E班 ハウス内の整理
F班 ドラム缶風呂の撤収


テント撤収中のエイエイ氏とタクト氏
朝作業から午後までずっと、一周間お世話になった福祉農園の片づけ、掃除をみんなで感
謝の気持ちを持って行いました。
最初はどんな風に一日指揮をとればいいのか、正直とても不安でした。だけどいろんな人たちに支えてもらいながら一周間分の片づけができたかなと思います。
今日の1日のテーマは「終りから始まりの第1歩」です。サバイバルキャンプ2009「土着力」は今日で終わりです。でも福祉農園での私たちの活動は終わる事がありません。この先ずっと続いていきます。そんな中でサバキャンに参加された方たちが「またこの場所で同じ時間を共に過ごしたい」と今日に片付けの中で思っていただければ、今日のリーダーとして思い残すことはありません。(今日の指揮がうまくできなかったことは残念だったけど・・・)

8月9日から8月15日までサバキャンに参加されてきた方、実行委員長2名の方、本当にお疲れ様でした。
そしてこのブログを見ていただいた方々、こんなことをやっているんだなと少しでも興味を持っていただけたかなと思います。

今年はどんな夏、サバキャンだったのか、それぞれが考え、身近な人たちに話せればないいなと思います。

一週間、ほんとにお疲れ様でした。

 サバイバルキャンプ2009 8月15日リーダー 高橋幸宏






サバキャン6日目 汗かいて!!涙ながれて! ~打ち上げに向けて~

2009年08月15日 | サバイバルキャンプ2009
サバイバルキャンプ2009 6日目
8月15日(金)晴れ時々雨

「今日は最高の打ち上げにするために、皆さん作業で死ぬほど働いてもらいます。」

こんなことばから一日が始まりました。
一日リーダーの私は鬼となり各班にいつもの2倍近い作業を課しました。
すべては夜の打ち上げのために。


◆作業
A班:第一農園境界溝堀り、雑草取り
B班:第一農園堆肥場切り返し、剪定材運び
C班:なすの剪定、追肥、エシャロット・わけぎの植え付け、稲藁マルチ敷き、
   ねぎの移植、トマト園の撤収
D班:第一農園、第二農園内雑草取り
E班:第一境界雑草刈り、薪場整理
食事班:朝食、昼食、打ち上げ食作り

朝食:おじや、ゴーヤの浅漬け、ソーメンチャンプルーの残り
昼食:ご飯、すき煮、マーボナス、ねぎの中華スープ
打ち上げ食:夏野菜カレー、なすの豚バラ味噌煮、じゃがバター、豚バラのダッチオーブン焼き、鳥もも肉とねぎのガーリック炒め、モロヘイヤスープ

今までにはないスピード、作業の質、班の団結も強く、
みんなとても6日目とは思えない勢いで作業を進め、
2倍近く設定していた6日目の作業は全て完了しました。

農園の雑草退治もほとんど終わり、
農園がとてもきれいになっていきました。
昨年も同じことを言いましたが、
一週間の成果は畑を見れば、農園全体を見れば一目瞭然。

ピリピリリーダーからプレッシャーをかけると、
班の結束が堅くなり、作業の効率は上がりました。
リーダーは孤独になる一方でしたが・・。

みんなで暑い一日を汗いっぱいかいて、
みんなで一緒に飯を食って。

そして夜の打ち上げへ・・・。

まさに祭り。
歌あり、おどりあり、詩吟あり、でんでぼっこあり。
まっかなお顔の実行委員長二人。

朝から参加の梨を持ってきてくれた梨農家栗原君、
夕方桃を持って福島からかけつけてくれた桃農家佐藤君。
サバキャンを支えてくれた工藤さん。
そしてサバキャンを生き抜いたみんな。

笑い、語り、跳ねる、叫ぶ。
なんだかずっと熱を発してた。

代表からはMVPの発表。
今年は料理長の山賀梓でした。

私は料理長補佐でもあったのでとても嬉しかった。
やままおつかれさま!

最後は実行委員長の円陣で締めて、
実行委員長の二人が空高く舞いました。

個人的なことを言わせていただければ、
一年間準備して最高のビールを飲めたことに感謝します。

サバイバルキャンプ2009 6日目リーダー 植松潤

サバキャン5日目

2009年08月14日 | サバイバルキャンプ2009
昨日の勉強会が夜の語りへとつながり、今日の朝はスロースタート。朝は雲がどんよりしていましたが、日中はカンカン照りになり、良い汗を書いた1日でした。

朝作業

畑班:午前の作業の下準備
植えかえ、うねたて、堆肥の運搬



除草班:寒冷紗のなかの草取り



朝食は、チャーハンと鮭のクリーム煮


午前作業

藤枝さんが来ていただいて、長ネギの野菜講座をやってもらいました。
鍬の使い方




畑班
長ネギの植えかえ


キャベツ、ブロッコリーのうねたて

堆肥の運搬、耕運機をかけ土を耕す



除草班

第三農園への道の欠陥工事


第一農園の草取り


昼はソーメンをいただきました。肉みそやスープに梅が入っていたり、藤枝さんがきゅうりの即席漬けを作ってくれました。


午後作業

畑班
キャベツやブロッコリーの植え付け


堆肥の運搬、そして土を耕運機で耕す
木の植えかえ


除草班:第三農園や第一農園を刈払機で除草

明治学院大学、夜の勉強会に向けて


夕方から、近所の銭湯へ


夕食:ご飯、スープ、肉じゃが、ナスの漬物、きゅうりの漬物


夜の勉強会

「こころのたねとして」を実施
「こころのたねとして」
大阪ココルームの上田假奈代さんの詩のワークショップ。他人の人生を聴き取り、言葉として声として身振りとして現前させ、当人にとっても他者にとっても人生をであいなおす試み。語りを聴き取とり地域の記憶を掘り起こし伝達する。こたねは「場所の力」を引き出すのだ。サバキャンのテーマである「土着力」。見沼の「場所の力」をこたねで引き出してみようとGO WESTが試みます!

というようなことで、明治学院大学のGO WEST(夏のボランティア実習)の学生が夜の勉強会をしました。

まず、これまでのサバイバルキャンプを2人1組でくみ、互いに語り合い、相手のサバイバルキャンプを詩にして発表するというワークショップを行いました。即席な詩であるけれど、一つ一つの言葉に込められている思いは強く、そしてそれぞれのサバキャンが感じられました。

GO WESTメンバーはあらかじめ見沼とかかわりの深い人に取材し、詩でも絵でも習字でも、さまざまな表現で相手の人とそこにある見沼があったと思います。とてもいい雰囲気でした。



5日目で心身共に疲れていたと思いますが、近くの銭湯に行き、休めたのではないかと思います。朝から、藤枝さんがいらして野菜講座や料理をしてくださったり、静岡大学の3人も午前中までいらしてくれて、どこへ行っても必ず誰かが作業をしているなあと感じました。

また、昨日に引き続き、近所の農家さんに3人ほど派遣ということでお手伝いをしに行ってきました。実際に、生産から店頭に並ぶ過程を見ることができたそうで、自分たちの身近にある野菜への認識や農家さんの実情を知れたのではないかと思います。

一日に三回エンジンをくみ、晴れ、気持のよい作業ができた日でした!

サバキャン4日目

2009年08月14日 | サバイバルキャンプ2009
4日目のテーマ Learning by Doing

朝9時頃、カリさんの電車ごっこからの流れの円陣で4日目スタートしました

■朝作業
・第一農園ハーブ園近くの除草
・第三農園の除草

■メンテナンス講座座学開始
・エンジンや動く仕組み、エンジンオイル点検の重要性を学ぶ



今日は栗原さんから「ミナ」様へおいしい梨の差し入れが届きました!
(ペリカン便のおじさんが「ミナ様いらっしゃいますか?」と届けてくれた)


今日は近隣農家の若谷さんの所にさきちゃん、良太さん、砂ちゃん、みかなちゃんを派遣!
今日は静岡大のささきさん、横石さん、トウマンさん来援!




メンテナンス講習では、機械の心臓「エンジン」を中心に、機械の細部の動きを知ることによってどれだけ日頃のチェックや掃除が必要かを学びました。

■午後作業

午後は機械経験者組(講師:人見さん)、機械初心者組(講師:渡辺さん)に分かれて、
チェンソー、ハンマーナイフモア、草刈り機、芝刈り機、耕うん機などの実践を行った。
安全な使い方、危険な使い方を実際の作業を踏まえて学んだ。






メンテナンス講習会の資料も今までのサバキャンを通し3回改訂され、とても分かりやすく作ってくださっています。今回の講習会を活かし、これからも緊張感をもって安全に機械と付き合っていきましょう。そして長持ちさせていくためにもメンテナンスや、掃除、点検をこまめにしていきましょう。

■勉強会
派遣先の若谷さん、いのうえさんを交えて夕食と一緒に勉強会を行った。
派遣組のさきちゃん、砂ちゃん、みかなちゃんからの作業報告を受けて、農園で野菜を育てて食べることと、「売れる野菜」を作ることとのギャップや緊張感の差を感じた。
派遣や勉強会を通じて、もっとこれから近隣の農家さんとの付き合いや広がりを持ちたいと思った。

■勉強会2
22時、焼きそばとくわい焼酎、ビールの差し入れを携えて藤本さん到着。
わかば塾設立の経緯を藤本さんの幼少の頃の経験や「感じた」話をさかのぼって話してくださった。 
社会の中で「正しい」とされていることと、自分が「納得すること」や自分がしたい!と思うことは違ってもいいし、その「正しい」に近づける必要もないし、自分がどう思うかで判断して我武者羅にやってみることが大切なんだと改めて感じた勉強会だった。

●サバキャン4日目で、炎天下でのメンテナンス講習で、その後勉強会が2つありみんなの疲労がピークを迎えていた、野性的な感覚で動いている状態だったというのに、それぞれの行程や役割をしっかりこなしていた。サバキャン初参加で、3日遅れての参加当日にリーダーをやらせていただいたのですが、全く割り振りや流れを把握できないのが身にしみてわかったと共に、みんなの3日間継続して作業する成長力に支えられていることをひしひしと感じた一日でした。
 大きなけがなく4日目が終えられて良かったです。このまま引き続き無事に最終日を迎えていきましょう。お疲れ様です、本当にありがとうございました!!!


4日目リーダー 櫻井 真梨子

サバキャン3日目 畑点検からはじめよう!

2009年08月12日 | サバイバルキャンプ2009
サバイバルキャンプ2009 3日目
8月11日(火)曇り時々晴れ

3日目のテーマは病害虫講座:集落点検からはじめよう!です。

午前中は病害虫講座をワークショップ形式で行いました。
◆朝作業
A班:第1農園芝生広場側の畑点検
B班:第1農園ハーブ園近く、ガーデンテラスの畑点検
C班:第3農園の畑点検
D班:朝食作り

どこに何が植わっているのか、雑草や病害虫の様子はどうかを、班ごとに見て回りました。

◆午前作業
前半は、朝作業の続きを行いました。また、平日畑にかかわっている藤枝さんからは畑を見回りながら野菜や病害虫対策のことを学ぶこともできました。後半は、各班が担当したエリアの畑の地図を作りました。それぞれの班で話したことを発表し合い、風の学校の畑の課題をみんなで確認することができたと思います。

◆午後作業
A班:第1農園の除草
B班:第1農園の池の埋め戻し
C班:第3農園の除草
D班:夕ご飯づくり

午前の畑点検を踏まえて、除草作業に力を入れていきました。
雑草で覆われていた畑がすっきりしました!

◆畑会議・スタッフ会議
前半が終わったので、みんなでとりまとめをしました。その後、畑の担当を決めなおしたり、サバキャン中にやるべきことをみんなで共有しました。


今日は天候が懸念されましたが、雨に降られず、病害虫講座や畑作業をすることができました。畑の様子をしっかり点検することができたので、今後の畑作業でやるべきことが見えてきたと思います!明日からは気温が高い日になると予想されるので、体調管理に気をつけて、サバキャンにのぞんでいきましょう。お疲れ様でした!

今日の様子を撮った写真は、また改めてアップします。楽しみにしていてください♪

3日目プログラムリーダー 砂原 翠

サバキャン2日目 雨にもマケズ

2009年08月11日 | サバイバルキャンプ2009
サバイバルキャンプ2009 2日目
8月10日(月)雨のち曇り

■午前作業
A班:シャッター小屋整理
B班:種整理、竹小屋整理
C班:テラス掃除
D班:料理

・クレソン・クワイ植え付け



・シャッター小屋整理
雨対策にシャッター小屋の整理、農機具小屋の整理を行う



・竹小屋の藁運び



■午後作業
A班:農機具小屋整理、ナス科野菜周り除草
B班:竹小屋整理、里芋周り除草
C班:コインランドリー部隊
D班:昼食、夕食作り


・昼食夕食づくり
マシューさん差し入れのシャケとスジコご飯




■勉強会
「強制・共棲から共生を紡ぎ出す:30代の3人が埼玉の障害者運動を語る会」




朝から雨が降っていて当初予定していた作業ができませんでしたが、実行委員長特命部隊による雨の日プログラムや突発的分科会「雑誌野菜畑から語る」「広島から平和を語る」などメンバーの気転や経験を活かしたプログラムができ、雨のなかでも有意義な時間が過ごせたと思います。午後はゆっくりめに休憩をとりながら、雨の止んだ隙を見て除草も少し行うことができました。
勉強会では、知事室立てこもりからわらじの会の話、そしてそれを踏まえてのメンバーの意見交換を行い、改めて福祉農園の存在する意味などを考えることができました。
初日の疲れを休めながら、3日目以降に向けて力を溜める一日になったかと思います。お疲れ様でした。



2日目プログラムリーダー 戸沢竜也

浦和北ロータリークラブ様から支援物資をいただきました

2009年08月10日 | サバイバルキャンプ2009
 浦和北ロータリークラブ様からサバイバルキャンプ2009の開催にあたり、斉藤薬局様の協力で支援物資をいただきました。

 すでに開始したサバイバルキャンプで大活躍しております。誠にありがとうございました。大切に使わせていただきます。




 見沼・風の学校スタッフ 一同
 サバイバルキャンプ2009スタッフ一同


サバイバルキャンプ2009スタート!!     

2009年08月10日 | サバイバルキャンプ2009
サバイバルキャンプ2009 1日目

8月9日(日)晴れのち大雨 地震

☆午前作業
・テント設置
芝生広場に6張り設置



・除草
第一農園の除草


・シソジュースづくり
赤じそと青じそを摘んで、ゆでる前の準備

・ドラム缶風呂設置
ビオトープ付近に2個ドラム缶風呂を設置



・昼食づくり
ご飯、じゃがいもとひき肉の炒め物、人参の葉っぱスープ


☆農園めぐり
3チームに分かれて1週間生活する農園の現在の様子や作業の確認

☆午後作業
・除草
引き続き第一の除草

・ドラム缶風呂設置
風呂の周辺環境を整備

・シソジュースづくり
赤じそと青じそのブレンドシソジュース6日分を完成


・ハウス整理
テント以外の宿泊場所や荷物置き場を確保するためにハウスを整理

・夕食作り
夏野菜カレー、きゅうりの漬物(にんにくと甘酢の2種)

・ハーブ園の植え替え
リカルドさんの指導のもとの植え替え


☆勉強会
・1日のとりまとめ 
初日なので全員に話してもらいました

・農園の仲間を知る
風の学校以外の福祉団体の方々について、平日作業に現在参加しているさきちゃんや過去に参加していたたくやさんなどのお話を聞きました。


 

途中から大雨が降るというアクシデントがありましたが、大きな問題もなく、みんなとても冷静に動くことができていました。やはり、準備や想定通りにいくはずはなく、自然の力の前には時に無力で、でもその時々の状況に合わせて指示を出したり、自ら動くことが面白さにつながるのだとも感じました。それぞれが自分の動きを把握して、テキパキと動いてくれたおかげで、リーダーとして機能していなくても助けられた部分が多くありました。また、遠方からスタッフの方々がいらしてくださったのが嬉しかったです。激動の初日でしたが、みんなの動きがきびきびしていたからこそ1週間に期待の持てる1日でした。けがなく無事にスタートを切ることができてよかったです。





1日目プログラムリーダー 柳島かなた