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今頃暴露する社会保険庁職員は、当時何をしていたか?

2008-10-25 22:20:13 | 政治
 本日(25日)朝の読売テレビ番組「ウェークアップ! ぷらす」にて、次のように、年金改竄の話題を取り上げていました。

今週、民主党の会合で、証言したのは、
元社会保険事務所の職員。
そこで、改ざんをめぐる新たな証言が飛び出したのだ。
我々は元職員を直撃した。

(アナウンサー 五十嵐竜馬)
「滋賀県内の社会保険事務所に来ているのですが、
ここで働いていた職員が年金改ざん問題で、
驚くべき裏側を暴露しました」

35年間勤めてきた社会保険事務所を、
2年前に辞めた尾崎さん。
具体的に改ざんの実態を語った。

(元社会保険事務所 徴収課長 尾崎孝雄さん)
「差はあるけれど全国的に(改ざんを)行っているのは間違いない」

記録の改ざんは、厚生年金の保険料を低く抑えるため、
過去にさかのぼっても行われていたという。
さらにこんなケースも。

(元社会保険事務所 徴収課長 尾崎孝雄さん)
「さかのぼって全喪(全員喪失)にしているところもある」
「ひどい場合は社会保険から脱退しているのに
 本人の給料からひかれていたりする場合もある」

尾崎さんが指摘する社会保険事務所の年金記録の改ざん。
そもそも、なぜ、改ざんするのか?

(元社会保険事務所 徴収課長 尾崎孝雄さん)
「偽装脱退にしろ、改ざんにしろ、いきつくところは収納率」
「国は収納率が上がればそれでいいと
 次の予算獲得にも収納率が大きなウェートを占める」
「(担当者も)このポストで好成績をあげれば、
 上のほう、主要ポストにいける道筋ができる。
 頑張るか、頑張らないかで人生分かれてしまう」

さらに、従業員に内緒で、
健康保険の書類隠ぺいも、行っていたという。

元社会保険事務所 徴収課長 尾崎孝雄さん
「その現場を私は出会ってしまった。
私が平成11年4月に徴収課長になったときに 前任者の書類を引き継いだ。 そのなかにレセプト(診療報酬明細書)が挿まれていた

厚生年金の資格がなくなると、同時に健康保険の資格も失う。
尾崎さんによれば、社会保険事務所は、偽装脱退を本人に 知られないために、病院にかかった際の、 診療報酬明細書「レセプト」を、職員が抜き取っていたという。

さらに、事実を隠ぺいするため、 本来なら、本人が負担すべき自己負担分以外の医療費を、 公費で肩代わりしていたというのだ。

(民主党 長妻議員)
「この調査を全面的にしたならば、組織的関与というものも
大きく炙り出される可能性もあると思います」

(舛添厚労大臣 21日)
「作業委員会からは、論理的にはありえるとの話が出ている。
組織的関与の有無を含めて標準報酬の問題を調べていますので、
同時に調査したいと思っています」
(一部引用終了)


 元社会保険事務所 徴収課長 尾崎孝雄さんが、平成11年に徴収課長に就いた際、不祥事を発見していながら、その時に、どういう行動を取ったかを読売テレビは、どうして報道しないのでしょうか?
 最近、社会保険庁の年金不祥事が民主党に取り上げられるまで、内緒にしていたのでしょうか?(不正の発覚を揉み消し?)
 
 民主党の長妻議員に言われるまでも無く、組織的関与を視野に入れて、捜査をすべきです。
 たくさんの不祥事が起こっていながら、そこで実務をこなしている担当者がたくさんの可能性がありますが、その場合、管理者側の責任は勿論のこと、労働側にも責任が生じてくることでしょう。

 年金の積み立て資金を徴収されながら、領収書などの書類を発行し渡さないような制度は、不心得者の天国で不正を野放しにしているようなものです。
 民間の金銭を扱う部署・企業では有り得ないお粗末な制度です。
 会計監査企業によって会計監査を受けていれば、一発で欠陥を指摘されることでしょう。

 国・地方の役所や特殊法人は、会計検査院の検査では不十分なので、民間の監査法人に監査をさせる必要がありそうです。


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