つくば実験植物園の池の畔で、毎年綺麗な花を咲かせます。名前が独特で、一度聞くと忘れられない興味深い名前です。日本や朝鮮半島などの東アジアに分布するヒガンバナの仲間で、春に葉が伸びて高さ30㎝位になりますが、夏になると葉が枯れます。その後花茎が伸びて、その先端に写真のような花が咲きます。
つくば実験植物園で見かけました。鮮やかな黄色い花が咲く熱帯アメリカ原産の常緑樹で、つる性になります。和名は「アリアケカズラ」と記されていました。花の直径は7㎝位あり、かなり大きいと思います。写真は、8月29日に撮影しました。
つくば実験植物園の中央にある池の中で生育しています。この植物は、春に発芽し、水の中で成長して水位が下がる夏から初秋に花を咲かせ、冬に諮れる一年草です。野生絶滅をしたと言われていましたが、国立博物館筑波実験植物園の努力で、下妻市の砂沼の農業用のため池で繁殖が試みられて野生復帰の取り組みが行われているものです。大変貴重な花ですが、マッチ棒の先ほどの大きさしかないので、接写してもなかなか鮮明には撮影できません・・。写真は8月21日に撮影しました。
つくば実験植物園で見つけました。「コバギボウシ」に似ていますが、葉に光沢があり、花の色は白から比較的濃い紫色まであるようです。名前の通り、対馬にしか生育していない固有種で、対馬では、川岸や道端で咲くそうです。写真は8月21日に撮影しました。
つくば実験植物園の池の中州で黄色い花を咲かせていました。本州・九州。朝鮮半島などに分布するキク科の植物で、湿地などに生育しています。「オグルマ」と比較して茎葉が細く、花も小さいことからの和名のようです。生育に適する湿地などの減少で、個体数が激減しており、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されていると記されていました。写真は8月21日に撮影しました。
つくば実験植物園で今年も8月下旬になって秋の七草の一つ「フジバカマ」が開花し始めました。開花初期は、写真のように花は白い色をしていますが、満開になるころには、薄い藤色になります。写真は8月21日に撮影しました。