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Colors of Breath

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私は性的なものを藤色の眼鏡で見ている…追記

2008-07-06 03:53:07 | 20.日記&独り言とか


私は性的なものを藤色の眼鏡で見ている…の追記

前の『私は性的なものを藤色の眼鏡で見ている』の絵





タイトルを見た人は多分「は?」と思われたでしょうね。
この言葉が組み立てられた時、私の思考が何に働いていたか…。
また、この言葉を見た人が何を想像し思考したかも私自身は興味があります。
(教えてくれる人がいればいいのですけど…。)

ここから先は、具体的に説明を求められても私自身の細胞或いは脳神経が
そういう風に処理していることなので、説明が難しいです。
そういう訳で無理に理解して頂く必要はありません。
水の上に滲んだ、角度を変えなければ見えないような薄い油膜だと思って、
興味のある人はお付き合い下さい。
(要するに、気にすれば気になるし、気にしなければ気にならないということかな?)



今まで私は人間の性別は4種類だと思っていました。
(って、この時点でもはや引きますね。)


1.女性に異性愛(恋愛感情)を持つ、男性の体を持った男性。
  (これが世の中で一般的に男性と識別される男性)

2.男性に異性愛(恋愛感情)を持つ、女性の体を持った女性。
  (これが世の中で一般的に女性と識別される女性)

3.男性に異性愛(恋愛感情)を持つ、男性の体を持った男性。
  (一般的にオカマさんとかニューハーフ、近頃はオネエマンと言われる方々。)

4.女性に異性愛(恋愛感情)を持つ、女性の体を持った女性。
  (一般的にオナベさんといわれる方と、レスビアン嗜好の方。)

 

突然又何を言い出すかと言う感じですが、つい最近気がついたんです。
4種類じゃなく6種類だということに。
3番と4番には更に2種類ずつ存在すると言う事に。
どういうことかといいますと、こういうことです。

3.
(1)
男性に異性愛(恋愛感情)を持つ、
   女性の体になりたい、男性の体を持った男性。(男の肉体に女の精神です。)
(2)男性に異性愛(恋愛感情)を持つ、
   男性の体が好きで、本人も男性の体で満足している男性。

(1)の場合は恋愛感情を除けば、好意的に女性と接する事ができます。
   寧ろ女性の集団の中に身を置く事に安心感さえ抱きます。
(2)の場合は女性そのものが嗜好外であり、嫌悪すら抱く場合が少なくない。
  つまり女性の存在そのものが受け入れられない、要は女性拒絶型です。

つまり(1)と(2)のタイプは全く別で、男と女と言う分類と同じ位安易に一纏めにしてはいけないのです。

そう考えると4のケースに於いても同様な事が言えます。
4.
(1)
女性に異性愛(恋愛感情)を持つ、
   男性の体になりたい、女性の体を持った女性。(女の肉体に男の精神です。)
(2)女性に異性愛(恋愛感情)を持つ、
   女性の体が好きで、本人も女性の体で満足している女性。

(1)の場合は恋愛感情を除いて、仲間意識の基で男性と行動を共にしたいと切望し
   ています。寧ろ男性の集団の中に身を置き、一人の男性として扱われたいと
   望んでいます。
(2)の場合は男性そのものが嗜好外であり、嫌悪すら抱く場合が少なくない。
   つまり男性の存在そのものが受け入れられない、要は男性拒絶型です。

思春期の頃の興味と一緒に混在する生身の男性への嫌悪感など(白馬に乗った王子様、宝塚の男役、少女漫画の男子への憧れ)は、この意識の成長期に現れる発芽のような現象で、通常は日常生活での異性とのふれあいの中で一般的な形に移行していくのだと思いますが、たまたま方向を変えずに成長する因子が、脳や遺伝子に組み込まれてしまうというか、所持してしまうのでしょうか。
本人の選択できないところで起こるのだから仕方ありません。


時々『女は男が好きだろう』とか世の中『所詮男と女』とか下世話な価値観でものを言う、云十年も人生を生きてきて尚頭がカチカチの、頭の中には性欲しかないのかと思われるような、つまらない人間と遭遇します。
その人間に、尊敬に値するものを見出そうと思うのですが、やたら自信満々にそういうことを口にする姿が、だんだんとくだらなく思えてきます。
あまりに低俗だとついカチンとくることもあります。
私は、男だからとか女だからとかの眼鏡で人を見ているつもりがなくて、常に一人の人間としての魅力を見ようと意識しています。そのつもりです。(勿論、恋愛感情と言うものに連動していくこともありますが、極端なことを言えば、『男』というだけで、イヤもう少し条件を付けて『いい男』というだけで、目にハートマークが現れることは決してありません。)
そして、『男』或いは『女』と初めから識別した目で見るのではなく、人間同士としての付き合いがしたいと思うのです。

よく、色眼鏡で見るっていう比喩があるけれど、こういう性的なことを私はどんな色で見てるかなと、ふと考えました。
赤じゃない、黄色じゃない、緑じゃない、青じゃない、って消去法でいったら、人間として優しく平和に理解し合いたい思いが藤色に落ち着いたのでした。

でも、どんな見方で何色で見るかはその人それぞれの価値観によって変わるものだから、ある見方の人からすれば、私みたいな考え方の人間はそれこそ人として未熟者で低レベルに見えるかもしれません。

ただ他の人たちは何色で見て、また何色で見えているかは気になるところです。


 

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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (さなや)
2008-07-06 09:48:17
性的嗜好でいえば、もうひとつ
「両性を愛する人種」というのも存在します。
昔、ある女友達は、命を削るような恋を女性としていました。
そしてやがてそれを失い、打ちひしがれ、何とか立ち直った後、
ちょこちょこと摘み食いの様な遊びを、両性ともに繰り返し、
その後、同志のような男性と結婚して、穏やかに暮らしています。

彼女が勧めてくれたドラマが『同窓会』。
当時としては、かなり冒険的な内容であると思われます。
でも非常にきちんと真面目につくってあり、
決して『そっちの人』を茶化してはいなかったと記憶しています。
今よりもずっとゲイに厳しかった時代の作品としては
稀有のものではないでしょうか。

斎藤由貴が、よくこんなドラマにでたなぁ・・・。
TOKIOの山口くんは、やっぱ演技巧いと思いますよ。
返信する
さなやさんへ (ichii)
2008-07-06 22:05:44
「両性を愛する人種」ですか?それは相当人間と言うものが大好きで、人間の持つ魅力が愛おしくて仕方ないのでしょうね。
待てよ、と言うことは「人間そのものを受け入れられない人」も存在しますね。
其々の人間性が悪戯に茶化されたり歪められたりすることなく同等に認められ存在できたらいいね。
斎藤由貴さん、結構突拍子もないような、見た目とはギャップのある役をされますよ。実は凄い役者さんなのでは?
あまりゴールデンタイムのドラマに出てこないし、映画もあまり聞かないのはなぜでしょうね。
またレンタルチェックの映画で来ました。機会があったら借りてこようと思います。
返信する
Unknown (k aoi)
2008-07-07 10:06:52
私もさなやさんが言っておられるようなこと考えていました。
私もかなりの人間好きなので、カテゴリーわけできない方です。
単純な脳みそしているので人そのものが根本的に好きで
好きすぎて恋愛とそうでないものの区別にしばしば悩みます。
そのドラマみてみたいですね。
返信する
k aoiさんへ (ichii)
2008-07-07 17:58:27
k aoiさんこんにちは。
まさかこの記事に、コメント頂けるとは思ってもいませんでした。
なかなか日常でこんな話をする相手もおらず、
ブログに書く内容は大抵そんな環境から、
ぷはー!って感じでたまりかねて噴き出すのですが…。(笑)
こんなマニアックな話でちゃんとキャッチボールが出来るなんて
嬉しくてしょうがない。
実際にこんな話題を出したら意見を聞く前に、
話題を却下されそうですから(笑)
考えていた事がいい意味で落ち着いて、すっきりしています。
ありがとうございます。
返信する
あわわわっ (さなや)
2008-07-07 18:49:06
でッ・・・でもっ、かなり濃ゆいですよ?『同窓会』は。
男同士のキスシーンなんか当たり前だし、
高嶋兄弟のお兄ちゃんは、
確か野郎達からレイプ「されてた」ような記憶があるし・・・。

ただ、男性同士の同性愛の場合、
どうしても『性欲』が表に立ってしまうのは
現実世界に於いてもまま有る事なので
(いわゆる『ハッテン場』の存在理由だと思います)
ドラマとしてもそれは致し方無い事かと思います。

何卒、覚悟の上、刮目して御鑑賞下さいませ。

追記:「奇跡の人」というドラマが好きでした。
主演は山崎まさよし()というのがイイ

再追記:バイセクシュアルの友人は、
どちらかといえば人間嫌いでしたが、それよりも
「自分嫌い」でした。
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さなやさんへ (ichii)
2008-07-07 19:53:35
BLとか漫画やアニメの世界はよくテーマとして採り上げられていますが、
生身の男となると…、確かに濃そう。
高校の時に、友人でそんな漫画ばかり描いていた女子がいました。
作品は顧問の検閲が入るわけですが、
特に咎められることはなかったものの、職員室では話題になっていたようです。
私はそのジャンル、作品として見る分はそれ程抵抗ありませんが、
友人とかと見るのはマズイですね(笑)。
心して掛かります。
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