Colors of Breath

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タナゴ、ゴクラクハゼ、ヒレナガ鯉

2008-01-09 18:48:52 | 14.写真(ノラ猫&小動物)


里帰りすると持たされる、不思議な土産


 



上の写真は、今飼っているヒレナガ鯉。手前のが9cm位、奥のが13cm位。小さい方がオスで大きい方がメスではないかと勝手に思ってます。
この鯉に辿り着くまでに、ちょっと変わった生き物遍歴とエピソードがあります。

こういう観賞魚と言うものは、じーっと眺めていると心癒されるもので、素適なひと時を与えてくれるものです。もちろん私も水槽の生き物を眺めるのは大好きです。しかし鑑賞こそすれ、決して飼育したいなんて思ったことがありませんでした。

彼是、10年近く経つと思いますが、事の発端は里帰り。多分、お盆の帰省だったのかなあ、数日、実家でくつろいで、さあ戻るかという日です。
少し離れた所に住んでいる叔父さんがやって来て、「これ、持って行け。」と、味付け海苔のでかい瓶を突き出しました。
中には水が入っている。何かいるのか?と目を凝らして見ると、爪楊枝の先っちょ3~5mmほどの生き物がたくさん泳いでいる。数え切れないほど泳いでいる。「いぃや~(苦笑いしながら)これ、持っていくの?死なない?」不振そうに訊く私に、「大丈夫さ、持って行け。」と叔父さん。
持って行けと簡単に言われても、道中丸一日近く掛かる。しかし、なかば強制的に持たされ、途中でぶくぶくを買い、瓶にセットして、なんとか人も魚も無事にこちらの棲家に辿り着きました。
ここでもう一度言います。小魚は、鑑賞こそすれ、決して飼育したいなんて思った事がない!でもそんな事言っていられない。飼育セットを準備するしかない。

近くのホームセンターで直径20cm位の八角柱の水槽とちゃんとしたブクブクの酸素ポンプを購入して、食べられる草なるものをちょいと入れて、新居完了。米粒フィッシュ達を引越しさせ、私の初めての淡水魚初飼育が始まったのです。

月日は流れ、爪楊枝の先っちょ大のやつが小指大に成長しました。それまで全部同じ種類の魚だと思ってたのが実は3種類は、いたようです。
タナゴが雌雄、タナゴより四角くてお腹の辺りが紅色のもいたし、キビナゴみたいに細長くて黄色っぽい線が一本入ってるのもいたし…。(調べたけど、種類はよく分からない。)
魚たちは5cm以上に成長し、キビナゴみたいなのは気性が荒く他の種類を追い回すようになったり、大きくなるにつれて水槽が狭くなり、水槽の大きさに合わせて淘汰されるように魚の数が減っていきました。
5匹くらいになっってしまった時、小さなつぶつぶがが水草にびっしり着いている光景を目撃、やがてきらきらと稚魚が孵化しました。しかし、3日ほど経つといつのまにか全ていなくなってしまいました。(たぶん食べられた。)
そんなこんなで、それでも3年は生きていたような……。
この間に、水槽を幅40cm弱のやつに替えました。(この魚は熱線で水温キープすることなく飼ってました。)

水槽にいつの間にか何もいなくなると、今度は妙に寂しい。水槽が大きくなった分やたらと寂しい。そこで観賞魚ショップに赴き、できるだけ水温に左右されずに、初心者でも十分飼育が可能なものをと選んだのが、ゴクラクハゼです。

ゴクラクハゼは砂の中に埋もれて目だけ出している。何とも愛嬌のある顔をしている。石にぺったりくっつく姿も可愛い。
これも2~3年生きて、随分この愛くるしさにはまりました。
このハゼ君たちがいなくなってから、二代目はぜ君を探したのですが、時季が悪かったのと、やはり圧倒的に色鮮やかな熱帯魚のほうが人気があることもあり、入荷の予定がないとのことでした。

ネオンテトラとかオトシンクルス(ハゼに似ている)とかいう熱帯魚も飼ってみたけど今一つまらない。
(もう水槽を撤去しようか…)諦めかけてそんな気持ちになりかけていた頃、出会ったのが、ヒレナガ鯉なんです。
ショップで見た時は金色と銀色がいて、雌雄は分からないということでしたが、金銀それぞれ2匹ずつ購入しました。その時は小指よりやや小さめの状態でしたが、2匹死んでしまったものの、残りの2匹は10cm以上に成長(金銀分からなくなりました)し、今も元気です。(この水槽の大きさには、この大きさの魚は2匹が限度かも。)

たまに水草や餌を買いにショップへ行くのですが、今度はヒレナガ鯉が見あたりません。これも貴重な種類なんだろうか?




そうそう、次の里帰りの時に、例のあのタナゴの叔父さんに持たされたのは、


             ペアのザリガニ                

                                   でした。


ちなみに、この時も産卵と、孵化に立ち会いました。





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4 コメント

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Mitsuyoshi (ichii)
2008-01-11 08:49:33
そうなんです。目を凝らして魚の卵を確認した時の感動、孵化してキラキラしながら泳ぐ稚魚に気付いた時の湧き上がる大感動、成長を楽しみに覗き………
ある時あれよあれよという間にいなくなり………
食べられたと知った時はメガトンショック!!!!!でした。
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Unknown (Mitsuyoshi)
2008-01-11 01:15:22
ichiiさん、こんばんは。

僕も金魚すくいですくった金魚の延長で熱帯魚を2年飼ったことがあります。

さなえさんと同じくグッピーです。
グッピーの産卵を初めて見たときは感動でした。
しかし別室の産卵箱で産卵させないと親が子を・・・。
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さなえさんへ (ichii)
2008-01-10 01:34:03
叔父さん、「裏の川からタモですくったら、どんだけでもいるぞ」って言ってましたが、さなえさんとこにもいますね、たぶん。こちらのショップで似たようなのがけっこうな値段で売ってました。場所によってはレッドデータのもあると知り驚きでした。(どんだけ田舎だ…)
ところでグッピーってそういう魚なんですか?初めて知りました。ありがとうございます。(また賢くなったね)
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あれ~~。 (さなえ)
2008-01-09 19:46:11
ふふふふっ。
一緒にいると、魚にも情がわくね~。
その昔、子供時代、私も熱帯魚を、かな~~り大量に飼っていました。あ~~なつかし。
カワイイんだな・・・これがまた。グッピーが一番好きでした。
赤ちゃんが、卵からじゃなくって、普通に生まれてくるの!かわいかったな~~。思い出しました。
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