魔女の気まぐれ

修行中の魔女と、愛犬メル、ピノのほんわかハッピーライフ!

ゆずれない

2005-06-06 07:45:30 | Weblog
めざせ毎日投稿とおもっていたら、昨日は24時をまわってしまっていた。
魔女は、早寝早起きが基本。今日から、朝にしよう。

夫のやることには、あまり口出しをしない。昨日のように角も生えてくるし・・・
ただ、これだけは見逃すわけにはいかないと思ったことがある。

結婚して半年たったちょうど今ごろ。ソファの横に白い粉のような、カスのようなものをみつけた。犬が何かいたずらでもしたかと思い、掃除機で吸った。しかし、その白いものは、毎日落ちていて、ソファの上でも発見された。当時飼っていた犬は、私の連れ子で、歳をとっていて、ソファには上がれない。不審に思うと、寝室でも発見。

そして、数日後のある晩、妙な音に気づいて目が覚めゾッとした。眠りながら足をボリボリ掻いているヒトがいる。肩を少しつついてみるが起きない。揺すってみても一向に変らず。ますます血の気がひいた。

翌朝、強引に足を見た。やはり・・・。
爪もボロボロ。病院で診てもらうように頼んだが、休日出勤が続き、行こうとする気配すらない。

週末の夜、チーズとともにワインを飲み、映画を観ていると、突然ムラムラと腹がたってきた。
「私は、チーズなら、白カビも青カビも好き。でも、カビの生えた人とは暮らせない!」
思わず立ち上がって訴えてしまった。
これには、チーズ欲しさでウロウロしていた犬も逃げ、さすがの夫も、次の休みには皮膚科に行ったことは言うまでもない。

先日の深夜、またおの恐ろしい音が聞こえてきた。冷蔵庫にはまだ他のチーズがあるが、ゴルゴンゾーラ(青カビのチーズ)でも買ってきて、ネチネチ責めるか・・・

私は、かろうじて魔女らしさを発揮し、まだうつっていないが、いつそれに支配されるかわからない・・・ 
これだけは負けるわけにはいかない

こんなもの見えなければいいのに・・

2005-06-06 00:34:21 | Weblog
温和そうに見える夫にはときどき角が生える。こちらに向けられることも、私が刺されることもないのだが、とてつもなく怖いもののひとつ。湯気もたっているのだが、よほど近くにいかなければ無臭。しかし、ついクンクンと嗅いでしまう。

夫が探し物をしていて、何かが立ちのぼる気配を感じた。見なければいいのに・・視線があってしまった。携帯電話の取り扱い説明書を探していると言う。いつもの場所で見つからないらしい。仕事を辞めてから、いろいろと整理をしたので移動させてしまったか? いや、私はA型でファイリングは得意分野。おかしなところに移すことはない。立ち入りたくないが、声をかけられてしまったので仕方がない。夫が他の部屋を見に行った隙に、いつもの場所を覗いた。やはりあった。
なぜ見つけられないのかと不思議に思った瞬間、背後に、角の生えはじめた男がいた。不機嫌な顔で受け取り、向こうへ行く姿を見ると、倍の長さになっていた。

「ありがとう」ぐらい言えばいいのにと思いながらも、子供っぽくかわいく感じたのは最初だけ。「ちゃんと探しなさいよ!」と言ったのは1度だけ。静かに生えてくるその角は、私から出るコトバを、彼の耳に届く前に、音もたてずに突き刺して消す。この魔力は強く、私はただ恐れるのみ。

立派な魔女になれば恐れることもなく、見ないですむだろう・・

イライラしている人が怖い私は、フツウのヒトよりもっと弱いのだ。