魔女の気まぐれ

修行中の魔女と、愛犬メル、ピノのほんわかハッピーライフ!

敬老の日じゃないけれど

2005-06-17 08:25:04 | Weblog
「孫へのメッセージ」を考えていたら、また、妖怪おばあちゃん(母の母)と、
同居していたガンコじいさん(父の父)を思い出した。

妖怪おばあちゃんに教えてもらったことは・・・
最初に思い出したのが、「花札」。
あと、おばあちゃんは、歯医者だったこと。
最初の患者さん、タミノスケさんと見事に結婚して、愛し続けたこと。
また話に出てくると思うので、あとは想像して!

私が小さい頃のおじいちゃんの記憶は、パターの練習。 
人工芝の練習マットを敷き、大真面目に一緒にやっていた。
私はハンデをもらい、一歩前から打たせてもらった。
今もできるかなぁ・・・
90才過ぎても、夜は11時過ぎに寝て、9時過ぎに起きてきた。
NHKの朝の連続ドラマを観ない、
他のお年寄りとは時差のある人だった。

30才近くなっても、孫はまだ小さい子供。
介護を引き受けるはずだった母が死んでしまっても、
私に身の回りのことを任せるのは、プライドが邪魔する。

「早く(この世から)おさらばしたいよ」がおじいちゃんの口癖だった。

私がバイトから帰宅したときのこと。
いつものように、テレビが、頭が痛くなるような大声で騒いでいる。
負けずに「ただいま!」と大きな声で叫んだ。
だって、いつも、無視されるんだもの。

おじいちゃんはびっくりして、
「死ぬかと思った、俺を殺す気か!!」と怒鳴る。
「あら、おさらばしたいんじゃないの?」とけんかがはじまる。

年をとると、「耳が遠くなった」という、「いいわけ」がでてくる。
聞きたいことと、聞かないでいいことを、
上手に、勝手に使い分ける術を身につける。
私が悪態をつくと、全部聞えているの。

けんかが発散で、生きがいで、コミュニケーションだったのかもな~ 

私は、よく枕にやつあたりする。
おかげで、すぐダメになり、うちの小さな愛犬のベッドに変身。
お母さんの匂いのする枕で、うちの子は、今日もお昼寝するのだろう。

 
 家族ってこんなもの?