STORY
2022年8月3日(水) よる9時~
第4話
ある撮影所。日本刀片手の俳優・巻乃竜也(八神蓮)とボウガンを持った女優の濱田梨沙(三津谷葉子)が対峙している。やがてシーンは動き、ボウガンが巻乃に向かって発射されるが、なんと、その矢は本物で…。
天樹悠(東山紀之)、海老沢芳樹(田辺誠一)、そして青山新(塚本高史)が現場に臨場する。胸にボウガンの矢が突き刺さり息絶えた巻乃は、来年ハリウッドデビューが決まっている国民的スターで、すでにマスコミも彼の死を嗅ぎつけているようだ。ボウガンは撮影用に本物とダミーの二種類が用意されていたが、濱田が本物と気付かずに発射してしまったという。ただの事故なのか、それとも何者かが意図的にすり替えたのか…!?
青山の話によると、撮影所内には社員、撮影関係者、俳優、スタッフ含め335名がおり、事件が起きてからは誰も外へは出ていないという。容疑者が335名となり、天樹は「この撮影所の中に犯人が…」と視線を鋭くする。一人ずつ事情聴取を始めるが、誰もが皆、一癖ある怪しい者ばかり…
やがて、天樹、海老沢、青山らは、人気俳優だった巻乃が、実は手あたり次第に女優に手を出す悪党で、クスリに関しても黒いウワサがあったという衝撃の事実を知る。一方で、ここ3ヶ月で4件も発生している不審火に関して聞き込みを行っていた野々村拓海(白洲迅)は、撮影所内でもボヤ騒ぎがあったことを知り、撮影所清掃員の町村尊(大高洋夫)に話を聞いて、連続不審火との関係を探るのだった。
はたして、巻乃の死は《事故》なのか《事件》なのか!? 天樹らは撮影所という、巨大な密室の謎に挑む!!
脚本:吉高寿男
演出:安養寺 工