寒い日が続いていますね。
今年は例年よりも寒い冬だなあ、と感じているのですが、
気のせいでしょうか。(もしかすると年のせい…?)
2月19日、宮城県要約筆記者登録試験が実施されました。
受験をされた皆さん、本当に、本当にお疲れさまでした!
この日のために、大変な努力をされた皆さん、
全員、合格してくださるといいなあ…。
さて、要約筆記とは、話の内容を要約してその場で文字にして伝えることで、
聴覚障害者、特に手話習得の困難な中途失聴者や難聴者のコミュニケーションを
支援する通訳のこと。
紙やホワイトボード、OHCロールなどにペンで書いて伝える手書き要約筆記と、
パソコンによる文字入力により伝えるパソコン要約筆記があります。
2016年に施行された障害者差別解消法、
そして昨年施行された障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法により、
要約筆記のニーズは宮城県でもどんどん増えています。
所定の講座を受講し登録試験の受験が必要であることなど、
活動していただくまでのハードルはありますが、
それだけにやりがいもあり、社会に果たす役割も非常に大きいです。
みみサポみやぎでは、毎年10月から1年ちょっとの間、
要約筆記者を養成するための講座を開講しています。
http://www.mimisuppo-miyagi.org/yousei.html
手書きコースとパソコンコースの両方を開講しています。
今年度はすでに受講生の募集を終了していますが、
来年度もだいたい今年の夏ごろから募集を開始する予定です。
年度が変わったら、何か新しいことを学んでみたい、始めたい!という方、
要約筆記のことも、少し心に留めていただけるとうれしいです。
福元でした。