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旅の想い出

旅の記録 & 今はもっぱら忘備録です

幻の花 花かつみ

2019-06-22 | 日帰りドライブ
《花かつみ》といえば母校の校歌にも歌われ、同窓会の名前にもなっている懐かしい名前です
 
この《花かつみ》が今の時期限定で見られるというので行ってみました
 
をみなえし 咲く沢(佐紀澤)に生ふる 花かつみ かつても知らぬ 戀(こい)もするかも”
 
万葉集に、中臣女郎(なかとみのいらつめ)が大伴家持(おおとものやかもち)に贈った歌があります。後に松尾芭蕉が『奥の細道』に記したように「花かつみ」は捜し求めても見つからない幻の花といわれてきました。
阿久比町ではアヤメ科の多年草で6月上旬から中旬にかけて鮮やかな紫色の花を咲かせる野花菖蒲(ノハナショウブ)のことを「花かつみ」と呼んでいます。
室町時代に伯耆(ほうき)の国(今の鳥取県)から草木の下芳池に移植されたと伝えられ、桶狭間の合戦の際には、徳川家康の生母於大の方が家康の武運長久を願い、坂部城で「花かつみ」の「勝つ」という名前に思いを込め、仏前に捧げたという伝説も残っています。
大正時代には、絶滅してしまったとも言われましたが昭和になって草木の俳人竹内丁子が自生の1株を発見し、地元の人々によって密かに保護されてきました。(阿久比町HPより)

 
小ぶりの花しょうぶですね 来るのがちょっと遅かったようで残念
 
さてこちらはわが故郷の《花かつみ》です
「みちのくのあさかのぬまの花かつみかつみる人に恋ひやわたらん」
 『古今和歌集』

みちのくの安積の沼の花かつみの名の、かつみというように、かつがつに不満足ながら、ともかくも、ちょっと逢ったばかりの人なのに、心に恋しく思って、永く月日を暮らすことであろうか
この歌により、「花かつみ」は陸奥国の安積の沼の名物となり、多くの歌が読まれるようになりました。
元禄2年5月1日(西暦1689年6月17日)松尾芭蕉と曾良は、「奥の細道」紀行でここ安積山を訪れました。
「安積山」は、「万葉集」や「古今和歌集」に詠まれている歌枕として有名で、芭蕉はここで「花かつみ」を尋ね歩きました。

花かつみには、古より諸説があり、幻の花とされ、松尾芭蕉も花かつみや安積沼を人々に尋ねまわりましたが、知る人がいなかったと書いています。
 
明治9年6月17日、明治天皇の東北巡幸のさい、日和田の安積山の麓、横森新田のご休息所で、花かつみを「菖蒲に似て最(いと)些小(ちいさ)き花」なるヒメシャガを花かつみとして天覧に供しました。
以後、「ヒメシャガ」が「花かつみ」とされ、昭和49年、郡山市の花に制定されました。
 
(郡山市HPより
 
遠く離れたそれぞれの地で《花かつみ》は歌に詠まれ、幻の花とされ、大事にされてきたんですね
今回それぞれの《花かつみ》を知ることができてスッキリしました
 

青もみじ

2019-06-11 | 日帰りドライブ
京都の《青もみじ》は有名ですが、京都はいつも観光客でいっぱい
近くの紅葉で有名な香嵐渓でも《青もみじ》がきれい しかもすいている
っていうので行ってみました
 
プラスおいしいもの=五平餅・鮎の塩焼き・蕎麦・うなぎ 等もお目当てです
 
山の中をドライブして1時間 ちょうどお昼時なので「うなぎの川安」へ
田舎の小さなお店ですが、有名で前回来たときはいっぱいで入れなかった
今日も満席です  うなぎの皮がぱりぱりで濃いめですががおいしかった~
 
巴川沿いを歩きます  紅葉の時期は人でいっぱいですが今日はたまにすれ違う程度
 
待 月 橋
     香 積 寺
足助屋敷昭和55年に開館した施設で、生きた民俗資料館といわれています。
かつての豪農屋敷を再現し、長屋門、母屋、竹屋などは茅葺の木造建築です。
 足助屋敷の中では、かつてこの地域で行われていた「炭焼き」「木地」「紙漉き」「機織り」など
、暮らしに必要なものは手づくりしていた10種の"手仕事"が行われています。
 
大きな銀杏の木が真っ黄色になる頃は、ここは人でいっぱい 
ベンチに座って清流を見ながらアイスクリームを さすがに五平餅は入りません
 
足助の昔の町並を歩いたつもりが、ほんの入り口だけ  陽がさしてきて暑くなりしんどくなって車に戻りました
 
すっかり足の筋力が落ちてしまいました  
少しずつ歩くのを増やして筋力をつけなくてはと実感しました

ガーデンミュージアム花遊庭 ♪

2019-04-10 | 日帰りドライブ

お花見日和が続いていたのに、今日は急に冷え込んだ一日になりましたね

寒くなると知ってはいても体が急激な変化についていくのが大変! 

暖かいうちにと昨日、気になっていた豊田市のガーデンに行ってきました

豊田市も新しい道路ができていて、ナビがなければ行きつけないような住宅街の中の狭い道を入った所にありました

 

ガーデンウェディングもできるというのでかなり広い所かと思いきや、小さなこじんまりとしたところでした

 

今日は閉まっていましたがここがチャペルのようです  周囲は真っ白なお花で統一されていました

            

            小さな手作りの展望台

        

             

ガーデンを眺めながらレストランでランチをいただきました

              

          

           

 

    

 

 これから先にはクレマチス・バラ・百合など様々な花を楽しめるし、ガーデンショップでは我が家近辺では手に入らないグッズや

花々を買うのが楽しみ  今年は何度も足を運ぶことになりそうです

 


鈴鹿サーキット

2019-03-09 | 日帰りドライブ

 

鈴鹿市には4年前に椿大神社に来たことがあるだけです 

森庭園の近くだったと今回初めて知りました

意外だったのはお茶畑が広がっていること 伊勢茶の産地だそうです


駐車料と入園料が無料になる特典があったので、同じ市内にある鈴鹿サーキットに寄ってみました 

平日でしかも2日前にファン感謝デーのイベントがあったばかりなので、

ガラガラだろうなと行ったのですが、幼児連れの家族が意外と多く来ていました

 

 

まずはランチを食べてから園内をブラブラ 

デキシーランドジャズが流れてますが、時々ゴーという轟音が・・・

 

 

 

 

 GPフィールドへ行くと


爆音の発生元、レース場に入ることができました

練習なのでしょうか レーシングカーが数台 ものすごいスピードで爆音とともに目の前を走りぬけていきます

       いつもテレビで見るだけのコックピットやレーシングカー  すごいです

       レース場に入ることができてラッキー  いい気分転換になった一日でした

 

 

 


鈴鹿☆森庭園

2019-03-05 | 日帰りドライブ

すっかり出不精になってしまっていて、数か月ぶりのドライブです

鈴鹿市に素晴らしいしだれ梅の庭園があると知ったのはつい最近のこと

研究栽培農園なので2月23日~3月31日の限定開園なのだとか

毎朝HPが更新されて、見頃と入園料(500~1500円)が知らされます


雨が上がって真っ青な空 絶好のドライブ日和

ここでは《呉服枝垂》を中心に《したて技術などの研究栽培をしてるそうです

国内の名人と呼ばれる職人の手によってしたてられた200本の名木

背景は鈴鹿山脈です

今年は雪がありませんがパンフレットは雪山できれいです








     

      華やかでかわいいしだれ梅を見ると舞妓さんのだらりの帯を思い出します

                歩いていたら河津桜を見つけました

クリスマスローズ


今が見ごろのしだれ梅 昼ころには駐車場に入る車の長い~行列ができていました