「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

もしも踊りがなかったら?

2009年08月03日 | 日本舞踊
学生さんは夏休みです。親御さんの帰省でおばあちゃん家に行ったりと、今月はお子様方はお休みが多いのです。

そんな中社会人は普段通りの稽古。でも何故か、気分は夏休み。というのは私だけでしょうか?
踊りを始めると、盆暮れ正月、毎日がお祭り気分なんですが、梅雨明けをきくと更に気分は盛り上がります。夏は解放的な季節ですね。

六年前の春、初めて家元の稽古場にお邪魔した日から、心の中は毎日がお祭り騒ぎです。結婚して京都に越してきてからも、それは全く変わりません。どうしたら、毎日ワクワクした気分でいられるか。自分にとって楽しいものを、いつも探しています。踊りの事を考えるだけで、穏やかで幸せで自由な心持ちになれます。

あの日より前、いったい何を思って毎日生きていたのか?全く思い出せません。人生の色々な節目を、どうやって乗り越えてきたのか、謎です。学校も、習い事も、恋愛も、人並みにそれなりにこなしてきたようですが、今となっては何の感慨も感じません。不思議です。

踊りに出会えて本当に良かったと、つくづく思うのです。

結婚する時に、ある先輩に言われたひと言。
「平凡な主婦には絶対ならないで」

悪魔のような言葉です。


平凡て、本当はとても大変な事なんです。自分より他人を優先させないと、絶対に出来ません。

最近読んだ本の中で、こうありました。

どちらの道を行こうか迷ったら、危険な道に進みなさい。


師匠にも言われた事があります。

どちらへ行ってもイバラの道ですよ。


人間てどうしようもないもんですね。

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