milkyway‥☆‥☆∵☆∵

心に通り過ぎるたくさんの思い
あなたにも どうか、届きますように…

魂の声 リストカットの少女たち

2005-06-04 22:55:28 | 日記
やっと見つけました。
ネットで注文する方が早いとは思ったのですが、何となく書店で見つけたくて
あちこちの店を回って探していました。
小国さんの本は、水谷先生と義家先生の本の隣に並んでいました。
嬉しいと同時に気持ちがホッとしました。
そこが一番安心していられる場所のような気がして…。

最近、いろいろな人から、中高生の女の子の間でリストカットが
急激に広まっているという話を聞いていました。
心が満たされない寂しい子ども達が、どんどん増えている…と感じていました。
求めているのに気づいてもらえなくて…。助けてほしいのに受け止めてもらえなくて…。
私は、ここにいる、ここで生きている、誰か気づいてと叫び声をあげている子ども達の姿。
膝を抱えて一人ぼっちで自分を責めながら 泣いている子ども達の姿が目に浮かんでいました。
でも、じゃあ、子ども達の本当の気持ちを知ってる?と聞かれると、
私は全然わかっていませんでした。
何もできないかもしれないけれど、せめて いろんな子ども達の気持ちを知りたいと思って 
本を開きました。

一人一人の理由は、みんな違いました。
誰一人 同じ人はいないんですから、当たり前の事ですね。
100人いれば、100通りって その通りだと思います。
でも、みんな、心の中で声にならない叫び声をあげている。
すぐ近くにいる友達の、子どもの叫び声を受け止めてあげてほしい
受け止めたい…そう思いました。

でも、小国さんの本を読んで、一番はじめに頭によぎったのは
「どうして、私はリストカットしてなかったんだろう…?」という自分への問いかけでした。
何度も涙がこぼれました。
時々、胸がズキンと痛くなりました。
私自身に とても似ている人がいたからです。
遠い記憶の中から、ペンを刺したり、髪を抜いたり、肌に爪を立てていた私自身を思い出しました。
私がリスカしなかった理由は、
知らなかったから…それだけかもしれません。

大人になった今でも、時々、寂しくて落ち込む時があります。
誰かに助けて…と叫びたくなるときがあります。
だから、自分が役に立てることを探して生きているのかもしれません。
だから、人に喜んでもらうことが自分の喜びなのかもしれません。
たくさんの人に助けてもらいながら、私は今日も生きている…そう感じています。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして (ゆき)
2005-06-20 00:16:52
なっちゃん、こんばんわ。

コメントありがとう。

自分の気持ちがうまく処理できなくなる時って

ありますよね。

私なんて大人になった今でも時々あります。

自分もまだまだ弱いし、悩んだり、ころんだりしてばかり。

でも、だからこそ、子ども達のことをちゃんと受けとめてあげたい。

そう思っています。

なっちゃんのメッセージが、大切な人に伝わりますように…。

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同感します (なっちゃん)
2005-06-19 22:58:48
私はリスカの経験はない。でもリスカみたいなことはある。形は違うけど、自分の気持ちがうまく処理できなくなったときにするの。

子どもの声、ちゃんと受け止めてあげたいよね。すごいそう思うよ。
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