Mamiのひとりごと

楽しいことも、悲しいことも。

図書館で情報を

2007-01-15 | 私のつぶやき
昨日14日は横浜市立中央図書館で「賢い患者になるための医療情報入門」の講演へ。
来場されていた方々の大半はご年配者で何かしらの疾患について調べている方のようでした。
みなさん、頑張って情報を集めておられるのですね、素晴らしいなぁ~と感じました。
この横浜中央図書館は闘病記コーナーがあり、医療書籍も充実している(ひょっとして日本一?)の図書館なのです。
館長さんも物理を研究されてきたとおっしゃる、とっても素敵な館長さんでした。
司書さんや横浜の保健福祉局の方々のチカラで、こんなに医療関係書籍が充実した図書館になったそうです。
年々予算は削られている状況で、医療関係の書籍だけを増やすのは難しかったのではないかと想像しますが、本当にありがたいことです。

しかし、Milkyは二つのことが気になりました。
まず、ひとつめは、
「ワンストップで得たい情報が得られない」こと。
書籍の分類が棚別になっているので、
たとえば、血液疾患の情報を探しにきた人が、医学書はあっち、闘病記はこっち・・・と動かなくちゃならないのは非常に残念。探しにくい。

「乳がんの関係書籍はここ!」
「アルツハイマーはここ!」
「白血病はここ!」
と疾患別に集まっているといいなぁ~と思いました。


医療情報を集めに来る人は患者で闘病中の方も多いのではないかしら?
だとすると図書館に来るだけでもしんどいわけで、来館者が「情報が速やかに得られる」ということが大事なポイントではないかしら?と思いました。

そして、もうひとつ、私は不安に感じたことがあります。
この書籍類は改訂版が出たら常に新しい本に変えてもらえるのかしら?ということです。
医療の情報は「最新」であることが大切です。
古い本をそのまま残すことは極力避けてもらいたいのです。古い本は「古い(最新版が出ている)こと」を明記してほしいと思いました。

「医療の情報提供は命に関わることもある」
そのことを十分考慮したうえで、医療情報を集める市民のチカラになっていただきたいと思いました。

図書館からの帰りに思いついたことがあるので、まとめてブログに書きたいと思っています。
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