Mamiのひとりごと

楽しいことも、悲しいことも。

松山にて

2010-03-28 | 私のつぶやき
昨日は愛媛松山へ来て、講演を終えました。

お話したいことが、たくさんありすぎて、
早口の私は、さらに早口になり、
全速力で走った感じの話になってしまいました。
お聴きづらかったことと思います。
申し訳ありません。

よいお天気の週末にも関わらず、たくさんの方が
会場まで足を運んでくださり、
ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございます。

このような機会を与えて頂くたびに、
弟の闘病や、自分のドナーになった経験を
振返るのですが、
時間が経過すると、変化するというか、
また別な想いが加わるなぁ~と感じます。

あの頃、分からなかったことが、
今頃になって納得できたり、
主治医のなにげない一言が、
別の意味を持っていたことなどに
気づいたりします。

弟が元患者と言われるようになっても、
自分のドナー経験の記憶が薄れるようになっても、
患者支援に関わっているからこそかもしれません。

身体は自分のものだけど、
自分の思い通りにはいかないものだなぁ~と
最近、度々思うことがあったのですが、

昨夜、ホテルに帰ってきて、
ふと、そもそも自分の思い通りにいくと
思っているほうがおかしいんだなぁ~と思いました。


実は、先日受けた、
子宮体がんと子宮頸がんの細胞診の結果で
どちらもクラスⅢ(疑陽性)との結果でした。
今週、生検の予定です。

それから何をしていても、
その結果が頭をちらつき、
アレコレ未来の自分を想像してしまい
集中できませんでした。

頭に中にで
「ひょっとしたら~かもしれない」
と心の中の悪魔がささやいたりしたら、
それに抵抗する自分でいっぱいいっぱいになってしまいます。

そのたびに、頭から振り払って、
「生命予後を左右することはないのだから大丈夫」
そう言い聞かせて、作業をするのですが、

やっぱり、なかなか…難しい。


でもでも、難しくていいんだと、
それで、いいのだと、
昨夜、ベッドの中で、なんだかふと思っちゃいました。


松山、とても良いところです


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