Mamiのひとりごと

楽しいことも、悲しいことも。

第3回勉強会終了

2007-06-04 | 私のつぶやき
昨日、PALの3回目の勉強会は「血液がん患者のsexuality」について、渡邊知映さんからお話いただきました。

「セクシュアリティとは、人間の身体の一部としての、性器や性行動だけではなく、関連する他者との人間的なつながりや愛情、友情、融和感、思いやり、包容力などを包括する概念」であり、「病を患ったものにとっても“生活の一部”」であるとの話に、得心がいきました。

とても大切なことで、非常にデリケートな問題ですね。

sexualityには「メンタルな問題」と「器質的な問題」に分別されるのでしょうが、それがどちらも混ざってしまっているのが、悩みの実態ではないかと思います。

放射線(TBI)の後遺症などで膣の狭窄になることがありますので、定期的に婦人科を受診することが望ましいのですが、自分でもできる予防があります。
でも、そういうことは、なかなか血液内科の医師は教えてくれませんね。

ホルモン療法についても、医師間で考え方が相当違うということが分りました。
個別性のある問題で、一概にホルモン療法の是非(乳がんの罹患率との兼ね合い)や、開始時は決められるものでもないことを、患者さんはどのくらい理解しているのか…個人差がかなりあるのかもしれません。


sexualityのことって、恥ずかしいけれど、少し勇気を出して話すことによって大きく改善するかもしれませんよ。
とっても大切なことだから、自分の人生を大切にするためにも、
もし、sexualityのことで悩まれている患者さんがいたら、是非相談してください。
一緒に解決してきましょう!
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