今回は、中野孝次さんの『ハラスのいた日々』『犬のいる暮し』をご紹介します。
『ハラスのいた日々』は映画化もされています。
飼い主は、かなり昔にテレビの「お昼に名画を放送している枠」で見ました。
主演は、加藤剛さん。
奥様役は、十朱幸代さん。
そして、スケバン刑事Ⅱで南野さんと共演した「ビー玉・お京」の相楽晴子さんも出演していました。
犬を飼いたいと思っていても、未成年のため、親父殿の意向で飼えなかった時期でした。
多分、定期試験の時か、高校三年生の受験期だったと思います。
「ながら族」なので、テレビを見ながら勉強しようと思っていたところ、すっかり引き込まれて見入ってしまいました。
翌日、クラスメイトが同じようなことを言っていたのを覚えています。
数年前、『犬のいる暮し(増補版)』(文春文庫)を本屋さんで見つけました。
ちょうど、先代の愛犬くんがこの世を去り、今の愛犬くんが仔犬の頃だったと思います。
とにかく犬の本が欲しかった時期なので、手にとってパラパラとページをめくると、『ハラス』『ハラスのいた日々』という文字が目に入り、テレビで見た映画のことを思い出しました。
早速、『犬のいる暮し』を購入!
『ハラスのいた日々』は取り寄せていただきました。
二冊とも、中野さん夫妻のハラスや、後に飼う犬たちへの愛情が溢れていて心が温かくなります。
この二冊から、愛犬くんと暮らすうえでの大切なアドバイスを沢山いただいております
↓飼い主にとって、かけがえのない存在の愛犬くんです!