愛犬くんとのゆったりライフ

温厚な愛犬くんとの日常を気ままに綴ります。
郷土の武将・武石胤盛さんに関するレポートもございます。

飼い主のクルマ選び(5)試乗・フィット&ヤリスを見学&トゥインゴにも試乗!

2020年02月23日 | 飼い主のクルマ選び

二月も終盤になり、暖かい日が続いています

晴れて、室内の気温が高くなると、我が家の犬猫くんたちのリラックス度が増していきます!

↑「お主、猫の日を忘れておったニャ?」という感じの愛猫くんです

最近、愛猫くんの写真を撮っていなかったので、心を入れ替え、撮影にも励みたいと思います


さて、飼い主のクルマ選びも、いよいよ本命が登場して、重要な局面を迎えています!

本命の二台は、ホンダ「フィット」とトヨタ「ヤリス」です。

トヨタの小型車ばかりを約四半世紀にわたって乗り継いできた筆者・飼い主に、遂にトヨタ車から卒業する日が訪れるのか

…と、勝手に盛り上がってみました


今回のクルマ選びに際しまして、身長約150cmの飼い主が重視している「個人的な条件」を挙げておきます。

  • 全方向の視界が良いこと
  • 最新の安全装備であること※衝突被害軽減ブレーキが夜間の歩行者にも対応していること
  • 全長4000㎜程度、全幅1695㎜程度(5ナンバーサイズ)であること
  • 取り回しが良いこと(最小回転半径5m以内)
  • 全高が高すぎないこと(1600㎜以内)※身長が低いので、全高が高いと不安感があります

現在の愛車のサイズは、上記の条件に当てはまっています。


フィットについて

先日、発売されたばかりの「フィット」に試乗させてもらいました~

試乗車のタイプは「HOME」で、1.5Lの「e:HEV」搭載車でした。

飼い主自身が何となく「ハイブリッド」が苦手なので、今回もガソリン車を選ぶ予定なのですが、試乗車はe:HEVのみということでした。

 

フィットのサイズ等は以下のとおりです。

全長:3,995㎜

全幅:1,695㎜

全高:1,515㎜

最小回転半径:4.9m(HOME)

飼い主の条件にピッタリと当てはまっています

 

<試乗した感想>

『心地よい視界』というコンセプト通り、前方と左右の斜め前などが広々と見渡せました!

交差点での右左折も、今まで見えなかった位置まで見えて「お~っ!」と驚きました!

試乗の際は、斜め後方などの視界について、じっくり確認することは出来ませんでしたが、展示車の運転席から見渡した感じでは大丈夫そうでした。

『視界第一主義!』(勝手に命名)の飼い主は、物凄く感動しました~

ハイブリッド車を運転するのは初めてでしたが、違和感はなく、スムーズな出足と加速でした。

力強さを実感しながら走りましたが、エンジン音などはあまり聞こえず、室内は静かで「凄いなぁ~」と心の底から感心しました。

電動パーキングブレーキが装備されているのも良いと思いました。

先日、カローラツーリング&カローラスポーツをレンタカーでお借りした時に「これは便利だなぁ」と思ったので、フィットにも装備されていると知り、嬉しくなりました。

後部座席を倒すと、ほぼフラットなスペースが広がり、災害時などは犬猫くんと一緒に過ごせそうだと思いました。

また、背の高い荷物を積めるシートアレンジもあり、便利そうです。

 

「トヨタ車から卒業する日も近いのかなぁ?」と思いつつ、帰宅しました。

帰宅後、試乗時のことを思い出してみました。

とても爽快で良い印象なのは確実なのですが、気になる点も少し…

視界がすごく広いので、何となくパノラマな景色を大きく動かしているような運転感覚でした。

また、トヨタ車と比べるとサイドミラーが少し小さく、運転席に近い位置にあるのも、少しだけ気になりました。

これらの点は、やはりレンタカーやカーシェアでフィットが出回ってから、100㎞程度を実際に走って確認してみたいと思いました。


<ヤリスを見学>

さて、当初は大本命と思われたトヨタ「ヤリス」ですが、カタログを見たり、ネットでチェックする度に視界に不安を抱いていました。

前方視界は改善されたそうなのですが、窓のラインが後部座席後方に向かって上がっているので、バック駐車時の視界は良くなさそうです。

最近は「バックモニター」などの装備が充実していますが、飼い主は昭和生まれのアナログ人間なので「目視」を重要視しています。

バックモニターは今まで使用していませんが、主役ではなく、あくまで補助的な使い方にしたいな…と個人的には思っています。

飼い主が出掛ける先は、交通量が多かったり、道幅が狭かったり、駐車場が狭くて混んでいたり…ということで、出来るだけ目視で、しっかり見たいと思っています。

 

前置きが長くなりました

ヤリスの実車が展示されているお店に行き、ドキドキしながら運転席に座ってみました。

座席を自分の運転ポジションに合わせて、いざ!視線を前方に移してみると…

なんと!

Aピラーが間近に迫っていて、視界が想像よりも狭かったです

ヤリスは、欧州市場も睨んで、欧州の背の高い方々もターゲットにしているので、身長の低い飼い主には合わない仕様になっていました

心で涙を流しながら後ろを振り返ってみると、後方視界は予想よりも良さそうでした。

…という訳で、「フィット」と「ヤリス」をめぐる飼い主の中の戦いは、走り比べる前に呆気なく「フィット」に軍配が上がりました。


ヤリスの見学を終えた飼い主…

しばらく呆然としていたのですが、気持ちを切り替えて、前から気になっていたトゥインゴを見学するため、ルノーのお店に行きました!

<ルノー「トゥインゴ」について>

トゥインゴは以前、街中を颯爽と走っているのを見掛けて「あの、ガッチリしたマーチみたいなクルマ、カッコいいなぁ」と思って、調べていました。

サイズ等をご紹介しましょう!

全長:3,645㎜

全幅:1,650㎜

全高:1,545㎜

最小回転半径:4.3m!

サイズ的には全く問題ないのですが、輸入車ということで「維持管理費が多くかかるかな?」とか「故障は大丈夫かな?」とか、国産車と比べて二の足を踏んでしまいます。

また、トゥインゴには衝突被害軽減ブレーキの設定がないため、今まではクルマ選びの対象から外していました。

しかし、ヤリスの呆気ない敗退に後押しされる形で?思いきって実車を見てみることにしました!

実際にトゥインゴの運転席に腰かけてみると、視界も良さそうです。

ボディも想像よりも遥かにガッチリしていて、頼もしそうでした。

見学だけの予定でしたが、試乗もさせていただきました

0.9Lのターボエンジンは、想像以上の力強さで、走行安定性も良く、乗っていて物凄く楽しかったです

カローラツーリングに乗った時に「剛性感が高いって、こういうことかぁ」と思ったのですが、トゥインゴはそれを上回る印象でした。

「ルノー、凄いんだなぁ」と、感動しました

色々な問題や事情があるのでしょうが、日産とルノーと三菱は「アライアンス」を結んでいるので、日産の衝突被害軽減ブレーキの技術をルノーに提供してトゥインゴに搭載してくれたら、すぐにでも買うのに!と思いました。

また、三菱のミラージュに現行ノートの安全装備を搭載したら、もっともっと売れると思います!

先進の衝突被害軽減ブレーキを条件としていた飼い主ですが、「トゥインゴなら、条件を緩和しても良いかな?」と考えるようになり、『思わぬ伏兵登場!』といったところでしょうか?

トゥインゴが一躍、有力候補に躍り出ました~

 

さて、試乗を終えて、トゥインゴの隣りに停めてあった我が愛車くんを眺めてみると…

メタリック塗装はまだまだ光沢があり、少し古びた感じも、何となく『年数を重ねた貫禄のある欧州車』的な雰囲気もあって魅力的です

運転席に座ると視界が開けていて、周囲を楽々と見渡せます。

走らせてみても、1.5Lのエンジンは力強く、走りに安定感もあります。

「なかなか良いなぁ…」と、他の車に乗る度に再認識します。

後付けで衝突被害軽減ブレーキが搭載できたら良いのに…と真剣に思います。


<中間報告>

本格的にクルマ選びをスタートさせてから、以下の車に乗りました。

(1)トヨタ カローラツーリング

   1.8Lガソリン(レンタカー)

(2)トヨタ カローラスポーツ

   1.2Lターボ (レンタカー)

(3)トヨタ ヴィッツ

   1.0Lガソリン(レンタカー)

(4)トヨタ シエンタ 

   1.5Lガソリン(レンタカー)

(5)ホンダ フリード

   1.5Lガソリン(カーシェア)

(6)ホンダ フィット

   1.5L e:HEV(試乗)

(7)ルノー トゥインゴ 

   0.9Lターボ (試乗)

 

そして、現時点での有力候補を三台に絞りました。

〇トヨタ カローラツーリング

(1.8Lガソリン グレード:S)

〇ホンダ フィット

(1.3Lガソリン タイプ:HOME ※未試乗)

〇ルノー トゥインゴ

(0.9Lターボ )

しかし!残念ながら今の段階では、それぞれに不安点があります。

《カローラツーリング》

視界も良く、安定感のある走り、そして何より慣れ親しんだトヨタ車のテイスト…ということで、本当に乗りたいです!

しかし、次の点が不安です。

  • 沈み込む運転姿勢による腰痛
  • 全長が飼い主に合う長さである「約4000㎜」に対して約500㎜長い
  • 最小回転半径が5.3mなので、取り回しが大変そう
  • 我が家の、飼い主専用の駐車スペースに停めにくそう

もう、『カローラ・ミニ』的な(かつてのカローラランクス&兄弟車アレックスのような)サイズの車の登場に期待したいです!(勝手な意見です

或いは『ヤリス・ファミリー』的な、視界が良くて、室内が広々としていて、デザインもオーソドックスで…というようなヤリスの派生車を出して欲しいなぁ…と思います(これも勝手な意見です

〈追記〉2020年2月25日

後日、レンタカーを再度お借りして、我が家の自分専用の狭い駐車スペースに停めてみました。

何とか停められるのですが、かなり難儀しました。

駐車スペースからの出し入れは毎日のことなので、残念ながらカローラツーリングは諦めることにしました

 

《フィット》

試乗車が「e:HEV」だったので、希望しているガソリン車に乗っていないのが不安点です。

また、長年トヨタ車に乗っていたので、何となく感覚が違うという感じもあります。

その辺は、レンタカー又はカーシェアで長距離を走って確認する必要がありそうです。

 

《トゥインゴ》

衝突被害軽減ブレーキが搭載されていないのが不安要素です。

数年後には欧州車にも搭載が義務付けられるようなので、年齢を重ねてから、次の次のクルマでも良いかな?と思っています。

 

《その他の要因》

迷っている矢先、新型肺炎が飼い主の近隣の地域でも発生しました。

いよいよ、身近なところまで近づいてきたな…という感じです。

こういう時期には、あまり動かない方が良い気がします。

 

また、新たな情報も入手しました!

日産ノートの新型が、スライドドアになって、3列シート仕様も用意されて、今年の夏から秋頃に登場するらしいのです。

※後日、ネットの情報を見ましたら、「ノート」は現行型に近い形で登場するのではないか?「3列シート仕様」はシエンタやフリードに対抗する大きさで来年以降に登場するのではないか?とのことでした。

我が頑固親父殿は「トヨタか日産にしろ」と申しておりますし、約半世紀にわたって、ほぼ日産車を乗り継いできています。

飼い主も弟も、トヨタ車ばかりに乗り、親父殿としては少し寂しい気がしているかも知れません。

しきりに「日産もいいぞ。いいのが出てくるかも知れないぞ」と言ってきます。

 

以上のような状況から、三月末の車検を通して、じっくり選ぼうと思います

フィットとヤリスの発売時期が二月中旬だったので、三月末までの納車は無理だろうなぁと考え、車検は通す予定でいたので「振り出しに戻った」という感じです。

我が愛車くんには、まだまだお付き合いをお願いしたいと思います

 

クルマ選びについては、他社の条件の合う車も、実際に乗ったり見学しようと思います。

…という訳で、新たに『飼い主のクルマ選び』というカテゴリーを作って、記事を投稿していきたいと思います!

↑「ゆっくり選べばいいニャ」と言ってくれているかどうかは微妙です

 

お読みいただき、どうもありがとうございました!

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飼い主のクルマ選び(4)シエンタ(旧型)とフリードに乗りました!

2020年02月21日 | 飼い主のクルマ選び

【最新更新日】2023年9月3日

【投稿日】2021年2月21日

 

二月も終盤に入りました!

寒さも緩んで、春の気配が感じられるようになってきました~

↑のんびりとお昼寝する伝之助くん

 

さて、飼い主のクルマ選びも佳境に入り、「乗ってみたい車には、取り敢えず乗ってみるぞ!」という感じになってきました。

ここで、身長約150cmの飼い主のクルマ選びの個人的な条件をご紹介します。

  • 全方向の視界が良いこと
  • 最新の安全装備であること※衝突被害軽減ブレーキが夜間の歩行者にも対応していること
  • 全長4000㎜程度、全幅1695㎜程度(5ナンバーサイズ)であること
  • 取り回しが良いこと(最小回転半径5m以内)
  • 全高が高すぎないこと(1600㎜以内)※身長が低いので、全高が高いと不安感があります

以上の条件で、クルマ選びをしております。

 

以前の記事にも書いたのですが、飼い主の愛車・トヨタの小型車くんの13年目の車検が近づいています。

20歳でトヨタのカローラⅡに乗り始めて以来、約四半世紀にわたってトヨタ車を乗り継いできました。

本来ならば、迷わずにトヨタ車から選ぶのですが、最優先事項の「視界の良さ」という点で、最近のトヨタの小型車には少し不安があります。

そこで、今回は新型「フィット」も視野に入れて、「フィット」と「ヤリス」を軸にクルマ選びを始めました。

 

思えば、飼い主が今の愛車と、のんびり13年の時を過ごしているうちに、自動車メーカーは国内市場よりも海外市場をターゲットとする時代の流れになったようです。

特にトヨタの小型車は欧州市場を意識しているらしく、海外の身長の高い方々に照準を合わせているので、約150cmという小学生サイズの飼い主が、周囲を楽々と見渡せる車が少なくなってしまいました。

「パッソがあるのでは?」とも思うのですが、ダイハツ製で、衝突被害軽減ブレーキの開発が遅れている模様です。

「ダイハツさん、早くカローラ級の自動ブレーキ機能を開発してください!」と切に願っております。

【追記】2020年7月21日

2020年6月に発売された軽自動車「タフト」から、ダイハツの衝突被害軽減ブレーキの性能が大きく進化したそうです。

新しく採用したデンソー製のカメラにより、夜間の歩行者にも対応するようになったとのことで、今後はダイハツ車にも注目していきたいと思います!

今秋にマイナーチェンジされる予定と言われている「トール」(トヨタでは「ルーミー」)では、夜間歩行者対応になる可能性があります。

ロッキー(トヨタでは「ライズ」)がマイナーチェンジされる際にも、夜間歩行者対応になると思われるので、とても楽しみです!


前置きが長くなりました

「フィット」と「ヤリス」の発売待ちをしていた間に、トヨタ「シエンタ」とホンダ「フリード」をお借りして、それぞれ約100㎞走りましたので、その感想を書こうと思います!


シエンタ(旧型)について(2022年8月モデルチェンジ前の型です

中学時代からの悪友?が、初代シエンタに乗っています。

子育てをしていると、やはりスライドドアは重宝するそうです。

飼い主も、犬と一緒に出掛ける機会が多いので、愛車はスライドドアです。

 

シエンタのサイズは、我が愛車よりも大きいです。

現行シエンタは、後部座席に向けて窓のラインが上がっているデザインなので「後方視界が良くないのではないか?」と思い、今までは対象から外していました。

しかし、「この際だから乗ってみよう」という気持ちになり、レンタカーをお借りしました。

↑シエンタさんです!

全長:4,260㎜

全幅:1,695㎜

全高:1,675㎜

最小回転半径:5.2m

お借りしたのは1.5Lのガソリン車で、グレードは「X」だと思います。

 

飼い主の条件からしますと、「全長が長く、全高が少し高く、最小回転半径が少し大きいかな?」という感じです。

衝突被害軽減ブレーキは、昼間の歩行者には対応していますが、カローラなど最新の装備搭載車と比べると少し古い設定です。

 

実は以前、初代イプサムに乗っていた時期がありました。

イプサムは、全長4530㎜×全幅1695㎜×全高1620㎜、最小回転半径5.5mです。

飼い主には十分に大きく、安定感のある良い車でした!

ただ、車体が大きいのと小回りが利かないので、日常的に狭い道や駐車場を利用する身には扱いが大変でした。

親父殿の「大きくったって、すぐに慣れて運転出来るだろ」という言葉を真に受けた自分が悪いのです

結局、一年で泣く泣く弟に譲り、弟が「姉ちゃんのお下がりだからなぁ…」と言って数年でイプサムを卒業した後は、親父殿が責任を取る形で引き継ぎ、しばらく我が家のファーストカーになっておりました(日産の「走り」を重視したセダンを乗り継いでいる親父殿には、珍しい経験だったと思われます

後部座席の乗り心地も良く、たまに犬も含めて家族でドライブに行くのに最高の車でした

…という痛い失敗(若気の至り?)があるので、背が高く、最小回転半径の大きい車の運転はトラウマになっています(←大袈裟です

 

シエンタに話を戻しましょう。

↑左斜め前の視界です。

↑我が愛車くんの視界です(比較のため)

↑右斜め前です。

↑愛車くんです(比較のため)

↑シエンタさんの後方の視界です。

↑バック駐車の時の視界のイメージです。

↑愛車くんの後方視界です(比較のため)

 

<シエンタに乗った感想>

高速道路を走っている時、視点が高く、遠くまで見渡せて爽快でした!

急カーブにさしかかっても、Aピラーで視界が遮られることもなく、久々にイプサムで長距離走行を楽しんでいた頃の感覚を思い出しました!

当時のイプサムと比べると、ハンドルも軽く、車体が軽やかに動く感じで、バック駐車も楽でした。

「お~、これは良いのでは!」と思いつつ、レンタカー返却のために一般道を走っていた際に、ハプニング?に遭遇しました。

千葉市中心街の信号機のある交差点(登り坂になっていて、歩道が広く、交通量も多い)を左折する際に、「横断歩道を渡るのかな?」と予測していた手前側(同一進行方向)から来ていた歩行者を、一瞬見失うという場面に遭遇しました。

実際には、歩行者は横断する前に方向転換していたようです。或いは、道沿いのお店やビル等に入ったのかも知れません。

奥側(対向側)から渡ってきている歩行者が多かったので、停車していました。

奥側からの歩行者の動きを見た一瞬の隙に、視界(サイドミラーや肉眼)から消えてしまった印象です。

「手前側に、歩行者はいない」と自信を持つのに、普段よりも時間を要しました(ほんの一秒程度のことだと思うのですが…)

今の愛車では、そういった判断に迷うことはなかったので、その点が少し不安になりました。

右折時はよく見えるのですが、身長の低い飼い主には、左折時の左側の視界に、少し不安が出ました。登り坂だったことも大いに関係しているのかも知れません。

こういう不安を払拭できない心配性な性格なので、長年の経験から、泣く泣く諦めることにしました

これは飼い主の身長の低さが要因で、シエンタさんに問題がある訳ではありません。普通の身長の方なら、何ら問題はないと思われます。

走り自体は、カローラツーリングと比べると、少しフワフワした感じはありましたが、軽やかで快適でした!


…という訳で、身長の関係で左折時の視界が問題となったものの、視点が高い車の良さを再認識したので、今度は左右方向の視界の良さそうなホンダのフリードに乗ってみることにしました。


フリードについて

飼い主の住んでいる住宅街の近くにホンダの販売店があります。

その関係もあるのか、ご近所でもホンダ車に乗っている方が沢山いらっしゃいます。

また、割と子育てファミリーが多い地区ということもあり、旧型・新型共にフリードを見掛ける機会が多いです。

「スライドドアで便利そうだけど、車体が大きいからなぁ…」と思いつつ眺めていました。

今回、シエンタにも乗ったので、ライバル?として比較されることの多いフリードにも乗ってみることにしました。

↑フリードさんです!

全長:4,295

全幅:1,695㎜

全高:1,710㎜

最小回転半径:5.2m

カーシェアリングを利用しました。

1.5Lのガソリン車でグレードは「G」だと思います。

全高が少し高いのですが、窓のラインが水平且つ低い位置にあるので、左側や後方の視界は良さそうです。

「ホンダセンシング」が搭載されていますが、2016年の発売時から、衝突被害軽減ブレーキの性能はアップデートしていないとのことでした。

その点が少し残念ですが、必要十分な装備とも言えます。

↑左斜め前の視界です。

広々としています

普段は駐車場で撮影するのですが、長い信号待ちの間に撮影しました。

↑右斜め前の視界です。

↑運転席から少し振り向いた時の視界です。

窓のラインが低いので、よく見えます。

↑左斜め後方(駐車時をイメージ)の視界です。

シエンタと比較してみると、左折時の視界は、個人的にはフリードの方が良かったです。

逆に右折はシエンタの方が良かったように思います。

 

ホンダ車には、旅先でフィットの前身の「ロゴ」をレンタカーでお借りしたことがあります。山道を登ったのですが、軽やかに走ってくれました。

また、前に勤めていた職場で、軽自動車のライフに乗っていたことがあります。こちらも軽くてスムーズな走りだった記憶があります。

ただ、ここ十年くらいはホンダ車に乗っていませんでした。

今回、フリードに乗ってみて、視界は広いし、走行安定性も良いし、スピードの出方も自然で「凄く良いな~」と思いました!

しかし、フリードの三角窓の視界は、凄くよく見える場面と、逆によく見えない場面がありました。

ここでも、飼い主の約150cmの身長が影響していると思われます。

また、視点が高くて視界が広いのは利点なのですが、様々な情報が目に飛び込んできて、逆に運転疲れをする…という感じになりました。

トヨタ車と比べると、サイドミラーが小さいことと、サイドミラーが運転席から見て少し手前の位置にあることも影響したのかも知れません。視点の移動と後方確認に少し気を遣いました。

走りやすくて気分爽快だっただけに、その点が少しだけ気になりました。

新型フィットの視界が良くなったように、フリードも次のモデルチェンジでは更に視界が良くなると思うので「それまで待とうかな?」という気持ちになってきました!

 

今回も長文になってしまいました

お読みいただき、ありがとうございました


【追記】2022年6月4日

トヨタ・シエンタが、今年(2022年)夏頃に、フルモデルチェンジされる…という情報があります

クルマ雑誌の予想イラストを見ると、ルノーの初代カングーに似ている感じもあり、とっても楽しみです

現在の愛車・ヤリスくんと共に、まだまだ「飼い主のクルマ選び」は続きそうです

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飼い主のクルマ選び(3)カローラツーリング&カローラスポーツ&ヴィッツに乗りました!

2020年02月16日 | 飼い主のクルマ選び

大変ご無沙汰をしておりました!

二月に入りました!

飼い主のクルマ選びの本命二台「ヤリス」「フィット」が、お店に並ぶ日が近づいています

↑のんびりとお昼寝をする愛猫くんです!


さて、我が愛車は、この三月末で13年目の車検を迎えます。

「ヤリス」「フィット」以外の候補にも目を向け、気に入った車があれば、車検を通す予定を変更して急いで購入しようか…という考え浮かびました。

何しろ決算期です

既に発売されているクルマならば、ギリギリ車検前に間に合いそうです😊

そこで先日、トヨタの「カローラツーリング」「カローラスポーツ」「ヴィッツ」をレンタカーでお借りして、乗ってきました!

※全て別の日ですが、乗り心地、走行フィーリング等を確認するため、ほぼ同じコースを走りました。

身長の低い飼い主の個人的な感想を書こうと思います。


カローラツーリングについて

以前の職場で「カローラフィールダー」に、毎日のように乗っていました。

2000年に発売された、初代のカローラフィールダーです。

飼い主の愛車(小型車・ヴィッツとほぼ同サイズ)と比べると全長が長いのですが、視界も良く、取り回し易くて、大好きでした!

「カローラツーリング」は、モデルチェンジを機にフィールダーから名前を変えた後継モデルです。

また、飼い主の最初の愛車が「カローラⅡ(ツー)」ということで、「カローラツーリング」という響きに親近感を覚え、乗ってみることにしました!

↑カローラツーリングさんです!

全長:4,495㎜

全幅:1,745㎜

全高:1,460㎜

最小回転半径:5.3m

お借りしたのは1.8Lのガソリン車で、グレードは真ん中の「S」です。

飼い主の個人的な条件である「全長4000㎜程度×全幅1695㎜(5ナンバーサイズ)×全高1600㎜以内 且つ最小回転半径5.0m以内」からは、全高以外大きく外れていますが、外見が好みなので、一度は乗ってみようということでお借りしました

 

《視界編》

比較のために、愛車の画像も載せます。

↑左斜め前の視界です。

サイドミラーが、Aピラーからも三角窓からも離れていて、視界が良いです。

↑愛車です。

↑右斜め前の視界です。

↑愛車です。

↑運転席から見て、左斜め後ろの視界です。

「最後部のCピラーまで撮影すれば良かった…」と後から思いました

<追記>2020年2月25日

再度、レンタカーでカローラツーリングをお借りしましたので、写真を追加します!

↑後部座席の窓と、バックウィンドウの感じです。

バック駐車がし易いです!

※上り坂の信号待ちで撮影しました。

↑助手席側の窓です。

※こちらも、上り坂の信号待ちで撮影しました。

 

《感想》

視界が広く、安定感のある走り、慣れ親しんだトヨタの安心感…ということで、気分爽快でした

高速道路を約90㎞と一般道を約20㎞走り、もう物凄く気に入りました!

ディスプレイオーディオの大きさも「視界を遮るのでは?」と心配していたのですが、全然気にならず、乗っていて楽しかったです!

…ただ、筆者・飼い主は、身長が低く且つ腰痛持ちなのです。

沈み込む運転姿勢と、乗り降りの際の「よっこらしょ」という姿勢が体に合わなかったらしく、帰宅後から翌日まで、首から背中、腰が痛くなりました。

あと10cm背が高かったら、問題なく日常的に乗れるのに


カローラスポーツについて

別の日、カローラツーリングの楽しさを忘れられなかったので、今度は少しだけ全長が短く、最小回転半径も5.1mと少し小さい「カローラスポーツ」に乗ってみることにしました!

「カローラスポーツ」は、筆者・飼い主の最初の愛車「カローラⅡ」を大きくした感じがして、本当に好みの外観です

↑カローラスポーツさんです!

全長:4,375㎜

全幅:1,790㎜

全高:1,460㎜

最小回転半径:5.1m

1.2Lターボエンジンのガソリン車で、グレードは「G"X"」だと思います。

ツーリングと比較すると、全長が少し短く、全幅は少し大きく、小回りが利く…といった感じです。

リアのデザインは、ツーリングと比べると個性的でカッコよく、押し出しが良い感じです。

↑運転席からの眺めです。

↑左斜め前の視界です。

広々としています。

↑右斜め前の視界です。

↑運転席から見た左斜め後方の視界です。

Cピラーが太いので、バック駐車時の視界が良くないかな?と予想していました。実際に乗ってみると、予想していたよりも目視した感じは悪くなく、駐車は問題ありませんでした。

 

<カローラスポーツに乗った感想>

1.2Lターボのガソリン車でしたが、飼い主の走り方ですとパワー不足は感じられず、とても良い感じでした!

安定感があり、高速走行中も室内は静かで、bayfmを聴きながら楽しく走りました!

ツーリングの時とほぼ同じ道を走ったのですが、こちらの方が軽快でした。

…ただ、問題は身長です。

ツーリングよりもホールド性の高いスポーツタイプのシートでガッチリと固定されてしまった腰と背中が、その日の夕方から猛烈に痛み出し、翌日は全身がギシギシしました

爽快で乗っていて楽しいのに、「規格外」の身長のため、泣く泣く諦めることにしました…


ヴィッツについて

また別の日、「ヴィッツはどうだろうか?」と思い、同じコースを走ってみることにしました。

現行ヴィッツは末期モデルなので熟成されていますし、「営業車的に、街の景色に馴染んで走りたい」という飼い主の希望に近い外観です。

衝突被害軽減ブレーキは、最新モデルと比べると少し古いのですが、必要十分といった気もします。

↑ヴィッツさんです!

全長:3,945㎜

全幅:1,695㎜

全高:1,500㎜

最小回転半径:4.5m!

1.0Lのガソリン車で、グレードは「F」だと思います。

 

カローラⅡやカローラスポーツに似ていて、好きなスタイルです!

そして、飼い主の「個人的な条件」に、最新の安全装備という点を除いて、合致しています。

…ただ、現行ヴィッツが発売して間もない頃、岐阜に行った際にレンタカーをお借りした時の印象は「少し視界が良くなかったかな?」という感じでした。

旅先で不安だったことも関係あるかと思い、確認のため乗ってみることにしました。

↑左斜め前の視界です。

↑愛車です。

↑右斜め前の視界です。

↑愛車です。

↑運転席から振り返った時の、左斜め後ろの視界です。

Cピラーと後部座席の窓の一部が、後方視界を狭くしていて、そこは少し気になりました。

↑Cピラーと後部座席の窓です。バック駐車の際に、ここが少し気になりました。

バック駐車の感覚は、カローラスポーツと似ているのですが、ヴィッツという車の性質を考えると「もっと視界が広い方が良いなぁ…」と個人的に思いました。

衝突安全性の面から必要なのだと思いますが、「もう少し細かったら…」と思います。

<ヴィッツに乗った感想>

カローラツーリング、カローラスポーツの後に乗りました。

不思議なことに、三台の中で一番リラックスして乗れました~

多分、サイズが飼い主の体格に合っていることや、今の愛車と同じ感覚で乗れるからだと思います。

1.0Lのエンジンは、アクセルを踏むと「ウィーン」と唸り、1.5Lの愛車と比べると少し弱い気がしました。

でも、「1.3Lを選べば、余裕があるのではないか?」と思いました。

最初の愛車・カローラⅡも1.3Lでした。懐かしいな~

…さて、峠っぽい山道も少し走ったのですが、カローラツーリング、カローラスポーツと比べると、Aピラーが視界を遮るなぁ…と思う瞬間がありました。

市街地や高速では全く問題はありませんでしたが、急カーブが続くと少し注意が必要かな?と思いました。

ただ、運転席の着座位置が高く、自然な姿勢で座れるので、体への負担も少なく、景色もよく見えて快適でした!

完全に「営業車」的な感じで走っていたので、高速道路ものんびり巡行出来て、疲れ知らずでした。

また、ハンドルの操作感覚がスポーティではないので、多少ハンドルをふらつかせても車線を逸脱することもなく、ハンドル操作に過敏にならなくて済むという利点もありました。

この辺りは今の愛車も同じで、適正な速度で、のんびり巡行するのに適したクルマだと思いました。

帰宅してからも翌日も、腰や背中の痛みは無く、とても快適でした。


三台に乗ってみて、「自分に合うクルマ」というのがハッキリと見えてきました。

やはり、「個人的な条件」に当てはまる車で、運転席の着座位置が高くて、沈み込まずに腰かける感じが合っているのかな?と思いました。

 

今回は長文になってしまいました

お読みいただき、どうもありがとうございました!

コメント
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