二月も終盤になり、暖かい日が続いています
晴れて、室内の気温が高くなると、我が家の犬猫くんたちのリラックス度が増していきます!
↑「お主、猫の日を忘れておったニャ?」という感じの愛猫くんです
最近、愛猫くんの写真を撮っていなかったので、心を入れ替え、撮影にも励みたいと思います
さて、飼い主のクルマ選びも、いよいよ本命が登場して、重要な局面を迎えています!
本命の二台は、ホンダ「フィット」とトヨタ「ヤリス」です。
トヨタの小型車ばかりを約四半世紀にわたって乗り継いできた筆者・飼い主に、遂にトヨタ車から卒業する日が訪れるのか
…と、勝手に盛り上がってみました
今回のクルマ選びに際しまして、身長約150cmの飼い主が重視している「個人的な条件」を挙げておきます。
- 全方向の視界が良いこと
- 最新の安全装備であること※衝突被害軽減ブレーキが夜間の歩行者にも対応していること
- 全長4000㎜程度、全幅1695㎜程度(5ナンバーサイズ)であること
- 取り回しが良いこと(最小回転半径5m以内)
- 全高が高すぎないこと(1600㎜以内)※身長が低いので、全高が高いと不安感があります
現在の愛車のサイズは、上記の条件に当てはまっています。
フィットについて
先日、発売されたばかりの「フィット」に試乗させてもらいました~
試乗車のタイプは「HOME」で、1.5Lの「e:HEV」搭載車でした。
飼い主自身が何となく「ハイブリッド」が苦手なので、今回もガソリン車を選ぶ予定なのですが、試乗車はe:HEVのみということでした。
フィットのサイズ等は以下のとおりです。
全長:3,995㎜
全幅:1,695㎜
全高:1,515㎜
最小回転半径:4.9m(HOME)
飼い主の条件にピッタリと当てはまっています
<試乗した感想>
『心地よい視界』というコンセプト通り、前方と左右の斜め前などが広々と見渡せました!
交差点での右左折も、今まで見えなかった位置まで見えて「お~っ!」と驚きました!
試乗の際は、斜め後方などの視界について、じっくり確認することは出来ませんでしたが、展示車の運転席から見渡した感じでは大丈夫そうでした。
『視界第一主義!』(勝手に命名)の飼い主は、物凄く感動しました~
ハイブリッド車を運転するのは初めてでしたが、違和感はなく、スムーズな出足と加速でした。
力強さを実感しながら走りましたが、エンジン音などはあまり聞こえず、室内は静かで「凄いなぁ~」と心の底から感心しました。
電動パーキングブレーキが装備されているのも良いと思いました。
先日、カローラツーリング&カローラスポーツをレンタカーでお借りした時に「これは便利だなぁ」と思ったので、フィットにも装備されていると知り、嬉しくなりました。
後部座席を倒すと、ほぼフラットなスペースが広がり、災害時などは犬猫くんと一緒に過ごせそうだと思いました。
また、背の高い荷物を積めるシートアレンジもあり、便利そうです。
「トヨタ車から卒業する日も近いのかなぁ?」と思いつつ、帰宅しました。
帰宅後、試乗時のことを思い出してみました。
とても爽快で良い印象なのは確実なのですが、気になる点も少し…
視界がすごく広いので、何となくパノラマな景色を大きく動かしているような運転感覚でした。
また、トヨタ車と比べるとサイドミラーが少し小さく、運転席に近い位置にあるのも、少しだけ気になりました。
これらの点は、やはりレンタカーやカーシェアでフィットが出回ってから、100㎞程度を実際に走って確認してみたいと思いました。
<ヤリスを見学>
さて、当初は大本命と思われたトヨタ「ヤリス」ですが、カタログを見たり、ネットでチェックする度に視界に不安を抱いていました。
前方視界は改善されたそうなのですが、窓のラインが後部座席後方に向かって上がっているので、バック駐車時の視界は良くなさそうです。
最近は「バックモニター」などの装備が充実していますが、飼い主は昭和生まれのアナログ人間なので「目視」を重要視しています。
バックモニターは今まで使用していませんが、主役ではなく、あくまで補助的な使い方にしたいな…と個人的には思っています。
飼い主が出掛ける先は、交通量が多かったり、道幅が狭かったり、駐車場が狭くて混んでいたり…ということで、出来るだけ目視で、しっかり見たいと思っています。
前置きが長くなりました
ヤリスの実車が展示されているお店に行き、ドキドキしながら運転席に座ってみました。
座席を自分の運転ポジションに合わせて、いざ!視線を前方に移してみると…
なんと!
Aピラーが間近に迫っていて、視界が想像よりも狭かったです
ヤリスは、欧州市場も睨んで、欧州の背の高い方々もターゲットにしているので、身長の低い飼い主には合わない仕様になっていました
心で涙を流しながら後ろを振り返ってみると、後方視界は予想よりも良さそうでした。
…という訳で、「フィット」と「ヤリス」をめぐる飼い主の中の戦いは、走り比べる前に呆気なく「フィット」に軍配が上がりました。
ヤリスの見学を終えた飼い主…
しばらく呆然としていたのですが、気持ちを切り替えて、前から気になっていたトゥインゴを見学するため、ルノーのお店に行きました!
<ルノー「トゥインゴ」について>
トゥインゴは以前、街中を颯爽と走っているのを見掛けて「あの、ガッチリしたマーチみたいなクルマ、カッコいいなぁ」と思って、調べていました。
サイズ等をご紹介しましょう!
全長:3,645㎜
全幅:1,650㎜
全高:1,545㎜
最小回転半径:4.3m!
サイズ的には全く問題ないのですが、輸入車ということで「維持管理費が多くかかるかな?」とか「故障は大丈夫かな?」とか、国産車と比べて二の足を踏んでしまいます。
また、トゥインゴには衝突被害軽減ブレーキの設定がないため、今まではクルマ選びの対象から外していました。
しかし、ヤリスの呆気ない敗退に後押しされる形で?思いきって実車を見てみることにしました!
実際にトゥインゴの運転席に腰かけてみると、視界も良さそうです。
ボディも想像よりも遥かにガッチリしていて、頼もしそうでした。
見学だけの予定でしたが、試乗もさせていただきました
0.9Lのターボエンジンは、想像以上の力強さで、走行安定性も良く、乗っていて物凄く楽しかったです
カローラツーリングに乗った時に「剛性感が高いって、こういうことかぁ」と思ったのですが、トゥインゴはそれを上回る印象でした。
「ルノー、凄いんだなぁ」と、感動しました
色々な問題や事情があるのでしょうが、日産とルノーと三菱は「アライアンス」を結んでいるので、日産の衝突被害軽減ブレーキの技術をルノーに提供してトゥインゴに搭載してくれたら、すぐにでも買うのに!と思いました。
また、三菱のミラージュに現行ノートの安全装備を搭載したら、もっともっと売れると思います!
先進の衝突被害軽減ブレーキを条件としていた飼い主ですが、「トゥインゴなら、条件を緩和しても良いかな?」と考えるようになり、『思わぬ伏兵登場!』といったところでしょうか?
トゥインゴが一躍、有力候補に躍り出ました~
さて、試乗を終えて、トゥインゴの隣りに停めてあった我が愛車くんを眺めてみると…
メタリック塗装はまだまだ光沢があり、少し古びた感じも、何となく『年数を重ねた貫禄のある欧州車』的な雰囲気もあって魅力的です
運転席に座ると視界が開けていて、周囲を楽々と見渡せます。
走らせてみても、1.5Lのエンジンは力強く、走りに安定感もあります。
「なかなか良いなぁ…」と、他の車に乗る度に再認識します。
後付けで衝突被害軽減ブレーキが搭載できたら良いのに…と真剣に思います。
<中間報告>
本格的にクルマ選びをスタートさせてから、以下の車に乗りました。
(1)トヨタ カローラツーリング
1.8Lガソリン(レンタカー)
(2)トヨタ カローラスポーツ
1.2Lターボ (レンタカー)
(3)トヨタ ヴィッツ
1.0Lガソリン(レンタカー)
(4)トヨタ シエンタ
1.5Lガソリン(レンタカー)
(5)ホンダ フリード
1.5Lガソリン(カーシェア)
(6)ホンダ フィット
1.5L e:HEV(試乗)
(7)ルノー トゥインゴ
0.9Lターボ (試乗)
そして、現時点での有力候補を三台に絞りました。
〇トヨタ カローラツーリング
(1.8Lガソリン グレード:S)
〇ホンダ フィット
(1.3Lガソリン タイプ:HOME ※未試乗)
〇ルノー トゥインゴ
(0.9Lターボ )
しかし!残念ながら今の段階では、それぞれに不安点があります。
《カローラツーリング》
視界も良く、安定感のある走り、そして何より慣れ親しんだトヨタ車のテイスト…ということで、本当に乗りたいです!
しかし、次の点が不安です。
- 沈み込む運転姿勢による腰痛
- 全長が飼い主に合う長さである「約4000㎜」に対して約500㎜長い
- 最小回転半径が5.3mなので、取り回しが大変そう
- 我が家の、飼い主専用の駐車スペースに停めにくそう
もう、『カローラ・ミニ』的な(かつてのカローラランクス&兄弟車アレックスのような)サイズの車の登場に期待したいです!(勝手な意見です)
或いは『ヤリス・ファミリー』的な、視界が良くて、室内が広々としていて、デザインもオーソドックスで…というようなヤリスの派生車を出して欲しいなぁ…と思います(これも勝手な意見です)
〈追記〉2020年2月25日
後日、レンタカーを再度お借りして、我が家の自分専用の狭い駐車スペースに停めてみました。
何とか停められるのですが、かなり難儀しました。
駐車スペースからの出し入れは毎日のことなので、残念ながらカローラツーリングは諦めることにしました
《フィット》
試乗車が「e:HEV」だったので、希望しているガソリン車に乗っていないのが不安点です。
また、長年トヨタ車に乗っていたので、何となく感覚が違うという感じもあります。
その辺は、レンタカー又はカーシェアで長距離を走って確認する必要がありそうです。
《トゥインゴ》
衝突被害軽減ブレーキが搭載されていないのが不安要素です。
数年後には欧州車にも搭載が義務付けられるようなので、年齢を重ねてから、次の次のクルマでも良いかな?と思っています。
《その他の要因》
迷っている矢先、新型肺炎が飼い主の近隣の地域でも発生しました。
いよいよ、身近なところまで近づいてきたな…という感じです。
こういう時期には、あまり動かない方が良い気がします。
また、新たな情報も入手しました!
日産ノートの新型が、スライドドアになって、3列シート仕様も用意されて、今年の夏から秋頃に登場するらしいのです。
※後日、ネットの情報を見ましたら、「ノート」は現行型に近い形で登場するのではないか?「3列シート仕様」はシエンタやフリードに対抗する大きさで来年以降に登場するのではないか?とのことでした。
我が頑固親父殿は「トヨタか日産にしろ」と申しておりますし、約半世紀にわたって、ほぼ日産車を乗り継いできています。
飼い主も弟も、トヨタ車ばかりに乗り、親父殿としては少し寂しい気がしているかも知れません。
しきりに「日産もいいぞ。いいのが出てくるかも知れないぞ」と言ってきます。
以上のような状況から、三月末の車検を通して、じっくり選ぼうと思います
フィットとヤリスの発売時期が二月中旬だったので、三月末までの納車は無理だろうなぁと考え、車検は通す予定でいたので「振り出しに戻った」という感じです。
我が愛車くんには、まだまだお付き合いをお願いしたいと思います
クルマ選びについては、他社の条件の合う車も、実際に乗ったり見学しようと思います。
…という訳で、新たに『飼い主のクルマ選び』というカテゴリーを作って、記事を投稿していきたいと思います!
↑「ゆっくり選べばいいニャ」と言ってくれているかどうかは微妙です
お読みいただき、どうもありがとうございました!