春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

色鮮やか、エケベリアたち、生きる力。

2018-02-24 | 多肉植物
春が近づき、染め上げたエケベリアの色彩が増してきました。
三原則、光、水、培養土、どれを欠けても成長に影響が出ます。 取り分け多肉植物は細根なので培養土が荒めの用土では、根の発育が
遅れ十分に株が成長できません。細かい配合土を作り、植え込み株を充実させることが最良です。 日のあたりも良くしなければ、葉シミが出たり
色艶も悪くなります。 特に葉の株の辺りに黒ずんだり、葉枯れが現れ、株自体が変色を起こします。 潅水はこれから3月に向けて成長を
見ながらの見極めです。

エケベリア エボニーの各種の色付き。レッドエボニー


グリーンエボニー


ピンクエボニー


暗緑色 エボニー



エケベリアの中で一番好きな白粉を吹く、ラウリンゼ、白粉は落ちる
と再生が出来ず、移植際には要注意。通称、青白き貴公子のエケベリア。






ブルーバード


薄緑色が目立つ左、花ウララ、と桃太郎、冬場は太陽光線は毎日当たる場所
の条件で鮮やかな葉の色と葉爪の紅色。冬場でも成長。どの多肉植物に言える事ですが、根張りが良くなければ株の成長も
望めません。葉も萎縮して健康な姿を望めません。 鉢の中で生き続ける植物は、栽培者のわずかな力が頼りなのです。
後は株の生きる力です。






各所のエケベリアはすでに成長を始めてます。



これからの1年の多肉植物の栽培士の方、どうぞ来るべき春に備えて最良の栽培をして、力を注いでください。 安行より。


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2 コメント

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納得 (yasu)
2018-02-24 10:41:45
長年の栽培歴を物語る、コメント さすがです。
サボテンを専門業にしてる私も、うなずける、mikioさんの気持ちがよく分かります。  基本がわからなく、興味をもって購入しても短い月日で、枯らす人が多く居ます、最小限の知識を得ての栽培は、このコメントに凝縮されてます。  会社設立を手助けした実績はきっとこのような考えからのお手伝いでしたね。  多肉やサボテン素晴らしいこれからの成長を期待します。女性の栽培士の
多肉の寄せ植え、見事でした。   おめでとう。
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こんばんは (mikio)
2018-02-24 19:20:59
他の多肉のグログを見ると、このコメントを載せたくなりました。 余計なことかもしれませんが、多肉の本質を知らない人が、多くいたのには、正直驚きました。
長年栽培をすればわかるようになりますが、それでは多肉が生き延びません。  yasuさんなら、やはりわかりましたね。 後は本人次第です。

多肉の大型寄せ植えの出来栄えが見事なのがわかりますよね。 正直驚いたのが現実です。 彼女はここまでの栽培の苦労をしてます。 自分で見極めてやり方を知る人には、知識も身に付く例が、このことと、理解しました。  いつも感謝です。
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