春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

桃色短毛丸 サボテン エキノプシス属

2019-09-25 | サボテン



昨夜、咲き始めた桃色短毛丸。
サボテンの中では最も知られた短毛丸。 庭先で白花の大輪を見かければ

多くがこの耐寒性、耐暑性、花咲、子吹き、大型株、すべての要素が
含まれる最高のサボテンと自分は思います。花色もホワイト、イエロー、ピンク、

稀にレッドもありますが、白を除けば交配種と言われてます。タンゲマルの
花を見てサボテンマニアになった人が多くいます、

自分もそうでした。中学の時代に見た夜店のサボテン花が最初の
一歩でした。それが短毛丸。 今でもブランクがありましたが、多肉植物同様、

趣味で育て、また会社も手伝ってます。























    



       





花茎が15cm、直径8cm
同種の花で花管の中にはメシベ1本 多数のオシベの細い管が刺座に直結してます。花弁の内側にも

オシベが多数へばり付き、受粉を可能にしてます。しかしサボテン受粉は正直なかなか
難しく、種も簡単にはできません。そのために交配士の

方々が腕と技術で受粉して種を作り上げ、多くのサボテン交配種を長い年数を

かけて作り上げます。数年自分も交配をしてきましたが
趣味で作り上げるのには株を多数持たなければとても

交配は出来ませんでした。今年は自然交配で種袋が出来たサボテン。

 

















今日は10時に
外回り、積み載せが終わり天気も良く、出発です。























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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
交配 (正子)
2019-09-25 13:42:17
綺麗な桃色の花、短毛丸、私も見たことがあります。 お友達の家で、真っ白な大きな花を咲かせてました。 有名なサボテンでお友達からも、短毛丸と

教えてもらいました。また 初めてサボテン花の中を
見ました。  雄しべが沢山有り、雌しべが1本、雄しべの数の多さを初めて知りました。 交配は簡単に出来ないことも知りました。  交配種を作りあげて、更に種から実生苗、大きくして花を咲かせるなんて、
多くの年数がかかるのが、分かりました。 勉強になりました。  mikio様。 有り難う御座います。




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正子さん (mikio)
2019-09-25 17:28:07
良い天気でした。 お友達の家で花を見られましたね。
タンゲマルと知ってるのはさすがです。
幅広く愛されてるサボテンです。 とてもうれしく思いましたよ。
花の中を知りたいと安行で質問されました。切り開いてみたのは私も久しぶりでした。 しべが特におしべが沢山見られるのが、特徴ですね。 何故かと言えば1日で終わる花故にしべが多く、花粉も沢山必要なのですよ。 

虫媒花では無理なので自家受粉をさせるために花粉がどのサボテン花も大量に花粉を作り出します。
それでも自家受粉は出来ないのですよ。 多くのサボテンの色彩の花は交配士が作り出した、サボテン交配種が今や主流です。 こちらこそ有難う、正子様。
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mikioさん。 (主任)
2019-09-25 18:24:53
交配とは確かに難しい仕事です。 長野の交配士の方の腕前はmikioさんもご存知のように、研究を重ねて結果です。  今の花サボテンの多くが交配士たちの生み出したサボテンたちです。

花の写真も私たちの仕事も彼らの努力の結果です。
mikioさんの載せたコメントは、とても鋭く良く分かるように
書かれてます。 興味深く読ませてもらいました。
社長がほれ込むのも分かります。 主任。
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主任殿 (mikio)
2019-09-26 06:35:19
おはようございます。 若い頃からの知り合いで、長野に出張の際に偶然、彼の仕事場に訪れた際、手ほどきを
教えてくれたのが、きっかけです。

当時は建設業の仕事で、全国を回ってた時代でした、
出会いは主任殿、偶然でした。

またyasu社長とは2012年の花図鑑の時代で沢山のことをやり取りしていただきました。 懐かしい時代でした。30年以上の建設業を退職して安行の造園の親方とは知り合いでしたので
まさか自分、安行に入るなんて夢にも思いませんでした。 これからもよろしくご指導お願いいたします。
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