春日部に配達があり、早朝、安行を出て1時間半で現地に付き
30分強で苗木などを降ろして現地を出る。 帰り道には近くの牛島の大落古利根川のアサザの状態を
確認する。 20年以上前には霞ケ浦にアサザの大群生を見てきた場所には、現在はアサザは全く生息してません。
今では準絶滅危惧種に指定され、一部の地域に保護され生育されてます。
しかしこの大落古利根川の横の川の流れの中でアサザが大群生してるのを知る人は
少ないです。 この川は下流にダムがあり農繁期に川の流れを調整して水かさを増します。
その時にアサザは水底の泥の中から茎を上げ葉を茂らせ、黄色の花を咲かせます。/font>
大落古利根川の本流の切れ目の場所に水位が増すとこの入り口に
川の水が入り込みアサザが春ごろから芽を出して生育します。 農繁期が終われば放流が始まり
水位が下がるとこの場所の水が無くなり泥土が見えるとアサザは見えなくなり2か月の生育期間だけで終わります。
鉄橋の下で水路は無くなってます。この場所のアサザは限定版。
2000年ごろには霞ケ浦にはアサザの大群生を見てきましたが
今では見ることが出来ません。 今は湖畔の水生植物園の池の中で守られて生き続けてます。
古利根川のアサザは全くの自然そのもの6月過ぎにはこの場所の水位が下がりアサザは眠りにつきます。
アサザの花は個体差のある花、内部的にも遺伝子の違いとかで地域差が出る花と言われてます。
アサザの根茎は泥土の中で横に這い、葉も卵形、また円形。長い柄がありそれが水面に伸びて
黄色の可憐な花を6~8月に開花します。今年は去年に比べ、アサザの生育は良くありません。
自然の中で生き抜くことの難しさを感じます。
霞ケ浦の保護されてるアサザ。
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