のらねこ一家の旅日記

遠くの旅から近くの散歩で気になった、ちっちゃな事件から大きな事

信濃国【高遠】の紅葉

2009年11月06日 | 

信濃国、高遠城址公園の紅葉です。
高遠といえば、桜で有名ですが 紅葉も見事だと聞き出かけました。
早朝、出発し「JR伊那市」下車後 バスに乗り換え到着!。 (ちょっと遠かったかな)
さすがに「キュッ!」と寒さが 身にしみます!
それでも【自分坂】を登りきるころには、うっすらと汗をかいています。


     
紅葉の時期には、微妙に早かった様で 城跡全体が真紅に染まる一歩手前だったようです。
それでも、赤や黄色のカエデやモミジが 城跡を彩っています。(撮影も忘れ 思わず うっとり?)

こんな静かな場所ですが 歴史上の 表舞台に何度も登場するような有名な地なのです。
武田家の最後の拠点として 仁科盛信を含む3千の守兵が 織田勢5万を相手に戦った地であり。
又、「絵島・生島事件」の絵島が幽閉された地でもあります。
それも すべて昔の話 (でも 歴史好きには たまりません!?)



滅亡寸前の武田に忠義をつくし 最後まで戦った「仁科盛信」。
そして江戸初期、「高遠藩」初代藩主となった「保科正之」、保科正之と聞いて 気がつく人は歴史通?。
後に「会津藩」藩主へと国替えし 子孫は 滅亡寸前の徳川の為に 忠義をつくしました。
子孫の名は「松平容保」です。 (戊辰戦争・白虎隊)

なにか「仁科盛信」と「保科正之」、苗字もですが その運命も よく似ています。
その様な 古都【高遠】も まもなく周囲の山々に雪が降る季節になります。

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