まだ馬の出ていないパドックを見渡すと例の小倉在住リーチファンX氏の
「Special リーチザクラウン」幕を発見。わざわざ小倉から来るなんてすごい・・・とお前が言うなってば>自分
さてパドックに登場したリーチ君。注目の馬体重はさらに4Kg減って500ちょうど。
そういう目でみるからじゃなく、ひ腹が浮いてギリギリ感がありますね。
仕草にもちょっとイライラしたところがあり、目つきもいつになくきつく感じました。
これが思い入れの無い馬なら危ない人気馬として真っ先に消しているかも知れません。
まあ私にはこの状態が「気合のり」なのか「いれ込み」なのか見分けがつかないんですが・・・。
報道を見る限り橋口先生は「結果にとらわれず先を見据えて控える競馬を試す。」と
一方武ジョッキーは「事前に作戦は明かさない、出たなりで考える。」とのことでしたが、
何が何でもの馬がいないだけに今日のテンションなら行っちゃうのかなあと思いました。
返し馬 何を思うや 武豊
レースは皆さんご覧になった通り、控える動作は見せたものの完歩の違いでハナに立ち
後方のゴチャゴチャを尻目にスイスイ、ムキになって暴走することもなく直線で差を広げて快勝でした。
完歩が大きいせいでスピード感はあまり無い。無いけど後ろとの差は広がる。
写真撮影前のリーチ君、息も上がってないし、けろっとしてますね。
馬が引きあげた後引き続き表彰式を撮ろうとウイナにカメラ向けていたのですが一向に始まらない。
どころが関係者が皆、ファンにお尻を向ける形で馬場の方を見ている。何事かと思って視線の方向を見ると
なるほど、ターフビジョンの中でフローテーションが頑張っていました。
みんなで応援中。
重賞勝って万々歳と言いたいところですが、いろんな意味で課題の残る一戦。
皐月賞にはぶっつけとのことですが長距離輸送の前にどれだけ鍛えつつ体重を戻せるか。
鍛えずに体重を増やす方法ならいくらでもアドバイスできるんだけど・・・。
まあ私的には皐月賞はどうでもいいんですが、悲願のダービー制覇に向けて
陣営の奮闘に陰ながらエールを送ります。
橋口厩舎応援団としては年明け来、やきもきする日々が続いておりまして
2月も半ばというのにいまだ未勝利。そんな中、追い切りでリーチザクラウンを振りきり
栗東雀をざわめかせたのがこの馬、アイアンルック。
530Kgの巨漢ですがプリプリの仕上がりで単勝1倍台の確勝級。
レースを見てからでもギリギリ間に合うんですが、ちょっと小倉駅で買い物したかったので
応援馬券だけ買って小倉競馬場を後にします。
モノレールの駅で先ほどご一緒だったラムタムタガーの会員さんにばったり。
神戸から前日入りされてたそうで、過去の出資馬を聞くと「随分悔しいお思いをしてきましたが
ようやくリトリアマポーラが当たりました!」との事。いいなあ。
帰りの新幹線の車中でアイアンルック大楽勝を確認。ようやく今シーズン初勝利で
これで陣営も変なプレッシャーを抱えずにきさらぎ賞に臨めるでしょうね。
京都駅到着直前デッキで橋口先生にばったり。驚きました!
さっそく新馬勝ちのお祝いを申し上げると「いやぁ、長かったです。」と安心の笑顔を見せておられました。
私のお腹を見つめて「随分太ったじゃない。」と正鵠を得たご指摘。
食べた飼い葉が全部身に付くタイプなもんで・・・(^^ゞ
10Kgくらいなら喜んでリーチ君にあげたい。
「私は近鉄で行きます。頑張ってください!」と先生とお別れして、奥の手で丹波橋まで特急に乗り
京阪に乗り継いでパドックに直行。なんとか好位置をキープできました。
昨年来の夢「口取り」がようやく達成できました。たかが未勝利戦ですが
土・日が書入れ時の勤務先で、無理を言って非常勤にさせてもらってまで
競馬場通いを続けてきた目的の一つが果たせ嬉しかったです。
目覚ましを5:50amにセットしたもののまったく眠れず。
ブログには控えめに「3着以上」と書きましたが、過去2走のレースぶり
エントリーしてきた顔ぶれから勝てるチャンスが大きいと思うと
気持ちが昂ぶって目が冴える一方です(笑)
そのまま朝、出かけ支度くを整え、しっかりネクタイ着用で出発。
6:56発ののぞみは13番線発の13号車の13番E席、いいとこ13着って意味じゃないよなと
変な心配をしつつ、車中の友はR・D・ウィングフィールド著「フロスト気質」だったんですが
結局スポニチとブックを熱心に読んで過ごす。
乗り換えのモノレールでかずら先生にばったり、モノレールをご一緒する。
先週から小倉→北海道→小倉だそうで、事業として「馬主」されてる方は
交通費が経費で落ちるのが羨ましいが、タフじゃないと務まりませんね。
今日はグリーンファームで一口されてる友人が大阪南港からフェリーで先乗りされているとか。
小倉競馬場に着くとシアトルさんが夜のミナミでお会いするのとおんなじ笑顔でご登場。
なるほどグリーンファームの友人はシアトルさんでしたか!
4Rと9Rに一口愛馬が姉妹で出るそうです。
わざわざ大阪から来るなんてすごい・・・とお前が言うな>自分
さてお二人と別れ、1R刀先生のアッサイや2Rいつもご一緒させて頂いてる
森本社長とは別人で、ちょっとお知り合いの森本社長(←ややこしい)の
ヤマシロローズの応援などしながら3Rを待つ。
さてパドック、いつも寒波で小雪舞う中を歩くイメージのラムタム君ですが
今日は日差しがありポカポカ。中間飼葉が細ったり長距離輸送に加えこの汗ばむ陽気で
大幅に減ってたらイヤだなと心配していた馬体重はマイナス4キロ。
見た目に細め感はなく毛艶も良い感じ。パドック外周の葉ボタンを踏みつけそうになるくらい大外を
ゆったりとした大きなリズムで周回します。
黒メンコが父を彷彿させますね。止まれ!の合図がかかってから少し首を上下に振るシーンもありましたが
全体としては落ち着いていてなんの心配もなさそう、パドックでご一緒だった社台のS氏も別れ際「また後でお会いしましょう!」と
自信満々の様子でした。パドックで見上げたオッズは5.7倍。ええ感じです。
返し馬、逆行補正が効き過ぎちゃいました(笑)
レースは好発2番手から、行きたい馬を先にやってしっかり折り合いながら4・5番手の好位をキープ。
そのまま4角、前をうまく捌いて抜け出す時の一瞬の脚は早かったです。あっと言う間に2馬身ほど抜け出し
直線は今日こそ安心して見ていられるセーフティーリードを残したままゴール!
ゴール前で快勝を見届けすぐに2階の総合インフォメーション前へ、前後して5名ほどの
会員の方が来られ予想外の多さに驚きました。通行証を頂き社台のT氏の引率で口取りへ。
鞍を外し、湯気を上げる馬体が陽に照らされて綺麗でした。
皆さんと並んで記念撮影、短時間でしたが待ちに待った瞬間を楽しみました。
帰り際厩務員さんから「お待たせしました!」と一言、さらに通行証を返す時に
T氏から陽性の声で「まだクラシックに間に合いますから!」とあり、冷静に考えれば
小倉の超高速馬場にあっては勝ち時計も平凡で、相手に恵まれた感もあるのですが
今日だけは「クラシックかぁ」と華やいで帰るのも悪くないなと気分よく解散しました。
気分がよくなかったのは単勝が3.4倍に急降下していたことですが・・・。