三日月キッチン 日々のこと

お店の様子、イベントご案内やお茶とおやつについて。時々店主の妄想ナドナドつづっていきます

くわいの話

2017-06-17 23:31:57 | 日記
こんばんは

相変わらず
夜分遅くにすみません

明日は父の日
という事で
父が話してくれた想い出について
少し書かせて下さい

店主が小さかった頃
うーん…小学校低学年くらいだったかなー

父は時々
父の幼少時代の想い出話をしてくれました

父のお父さん(店主の祖父)と
くわいを育てていたって想い出話

父の話では祖父は戦後、配給させる物資で色々と工夫して作っていたとか。

水飴作り
うどん屋さん
アイスキャンデー屋さん
とかとか…

その中で、父と祖父はどこかの水田借りてくわいを育てていたそうで
それは家族の食料になっていたのか?
販売の為だったのか?は想い出話からは未だ不明なのだけど

その想い出話の中で印象に残っているのは
ある日、父が学校に行き、お昼ご飯の時間がきて
待ちに待ったお弁当箱を開けると
お弁当一杯のくわいが入っていたと!

今の時代だと、なんて贅沢なー!
となりますが、その頃はそんな事にはならず…

そんな想い出話をしてくれてた父は今年85歳
そして小学校低学年だった店主はかなりの中年
月日は着実に流れてて

父は想い出の記憶を頼りにくわいを育て始めました

畑に小さな水田を作りくわいを植えて

毎朝
バケツに水を汲みくわいの水田に水を入れてます



日々成長していくくわいの若葉
年末には沢山の収穫を店主も
楽しみにしています

毎朝
家の前の畑にある小さなくわいの水田を見ては
父の幼少時代の想い出を少し共有しているような気持ちになって
心がきゅーってなります

どうか、くわいの実りがありますように

そして、想い出とともに父が元気でいてくれますように

みなさん
明日からも素敵な日々でありますように

おやすみなさい






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