先日、桂林在住で組織する日本人会があり、会員の方が手作りの「海苔巻き」「いなり寿司」 を
差し入れてくださいました。今年は早くも2回、日本の味を楽しませて頂いた。
差し入れて頂いた方は70代。元日にご馳走になった方も70代、そして時々声をかけて くれて
手料理を頂く方も70代。
どの方も私より先輩の方々ばかり。 他人様が作った手料理を「美味しい、美味しい」頂いていますが
「そろそろ一年近くいるんだから、自分でも作れや・・」と無言の圧力をかけられているような気が
しないでもない。食べている時は考えませんけどね。

集まった方々の話を聞けば、ほとんどの方が毎日では無いにしても、自分で作っている様子。
中には毎朝、市場に新鮮な食材を求めて買い物に行かれる方も。
肉はどこどこの店の肉は良かった・・とか、調味料はどこの店に売っていた・・とか、
魚はどこの店に冷凍のいいのがあった・・とか。場所は◯◯通りの◯◯の近くとか。
情報交換も楽しそう。まるで主婦(主夫)の集まりの雰囲気?(失礼)。

海苔巻きは限定された店に売ってはいますが、お世辞にも
美味しいとは言えません。
「働かざる者、食うべからず」ではありませんが、料理で汗をかかない人は、この桂林で 日本の
味を口にする事はほとんど出来ない。 そんな私でも、日本の調味料を売っている店を先輩方に教えて
頂き、2回程行った。 食材、調味料などは限定された、わずかな店にしかないので情報交換が大事
ですね。 今のところは一方的に教えてもらうだけですが・・。
先日、(ここ)で「中国人男子は調理好き」みたいな事を書きましたが、私以外の桂林在住日本人男子
も料理が好きなようです。又、好きとまでは言わないが油濃い料理に馴染めず、仕方なしに自分で料理
を作るようになった方も。日本人男子もマメです。
今日、聞いた話ですと、中国女性は平均して料理が下手だそうです。下手な女性が作った料理は当然
不味い。そのような理由もあり、中国では男性が作る事が多いようですね。