Wanderers

試行錯誤のリターンズ はじめよう、ここから 日々のあれこれ・思うことなど 

できた

2010-02-17 21:21:05 | 本より
こんばんは。
有言実行ができたみかです。
ただし、まだ3分の1です。

なんの事かといいますと、先日書いた「今後読もうと思ってるラインナップ」の事です。

とりあえず
 チョコレートビースト―インディゴの夜 : 加藤 実秋
を読破しました。

あー、良かった良かった。
久しぶり(というほどでもないかもだけど)に読み終えると、なんだか達成感がすごいです。
やったね、私みたいな。

さてこのお話なんですが、以前に記事をあげた「インディゴの夜」の続編にあたります。
大雑把に説明すると、ライター兼ホストクラブのオーナーが、ちょっとした事件に首を突っ込んで、ホストの面々と共に解決していくというお話。
この文庫は短編集になってて、表題作を含む4作品を収録。

でね、私気付いたんです。
短編を読みきると満足して、そこで途切れちゃう可能性大だって。
ごめんね、意味分からないよね。
1冊の中に、いくつか短編があるでしょ。
そのうちの1作品を読んでしまうと、そこで「読んだ、読み終えた」って感じになっちゃうの。
だから、貪欲に続きを読もうとしなくなるっていうか・・・
1冊丸々同じストーリーだったら、続きが気になってすぐ読むかもしれないんだけど、一旦そこで作品が終わってるから、一息ついちゃうんですよね。
以前は、そういうものを「短編だから読みやすい」って思ってたはずなんだけど。
時間の経過で人の考えや感じ方って変わるのかなぁ。
来月あたりには、また「短編サイコー」になってるかもしれないけど、そうなってたら笑ってやってください。
そら見たことか、と。

話がだいぶ置いてかれましたけど、ストーリーですね。
・有名ホストが襲われた!犯人は誰?同じホスト業界の者なのか?
・出版社の後輩が行方不明!彼は何を追いかけ、何に辿り着いていたのか?
・知り合いのママの店に強盗が!おまけにママの犬まで連れ去られた!犯人に辿り着けるのか?
・ナンバー1ホストを決めるコンテストが開かれる!そこに渦巻く黒い影。はたして結果は?

っていう感じの4作品です。あくまで私の印象です。
「だと思った」という話や、そこまで上手く転がるかしら、っていうのはあるんですけど、それはお話ですからOKでしょ。
分かりやすくて読みやすいと思いますよ。

そして、私はこの表紙イラストが嫌いじゃないので、きっと続編が出たら読んじゃうんでしょうね。