「そろそろ春だねぇ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日、高松の四国村で行われた三線イベントに行ってきました。
四国内の三線サークルの演奏などもあり・・。
それぞれに個性があって、とても楽しかったです。
そのなかでも、何といっても圧巻だったのは・・・！！！
そう！
スペシャルゲスト「我姑古（がねこ）より子」さんのステージ
実は、我姑古さんのステージを見るのは、これが初めての私・・・。
「ワクワクするちや～！ 楽しみー！」
高まる興奮！ 押しよせる期待！
今や遅し・・・と、ライブのときを待ちます・・・。
そして！
ついに我姑古さん登場なのです！
「う・・・美しい・・・。」
紅型衣装に琉髪を結い、三線と共にステージに立つその姿・・・。
それはそれは、圧倒的なオーラに包まれ、舞台が一瞬で華やぐのでした。
そして、「娘ジントヨー」、「女工節」など、お馴染みの曲が
次々と披露されるなか・・・。
「はぁ・・。 なんてやさしいんやろう・・・。」
ほ・ん・わ・か・ぁ・・・・。
歌声、おしゃべり、笑顔、三線の音色・・・。
その全てが春のようで・・・。
まるで、あったかくて大きな手のひらに包まれてるかのような・・・。
（このやさしさの正体は何なんやろう
）ふっと思いました・・。
う～ん・・・。 もしかしたら、「強さ」なのかも？？
「唄うこと」を生活の糧にすることの「苦しみ」や「辛さ」。
そして・・・。
その「苦しみ」を乗り越えた者だけが持つことの出来る「強さ」・・・。
その「強さ」こそが「やさしさ」の正体なんやろうなぁ・・・。
なんて考えてると・・・。
我姑古さんが、突然『西遊記』のお釈迦さま
に見えてきたりして・・ 『そうかぁ。 孫悟空が甘えるのも分かるよなぁ・・・。
私だって甘えたいもんねぇ・・・。
』・・・って、なんのこっちゃ？ですね。
そんな我姑古さんの「やさしくて」そして「強い」歌声は・・・。
圧倒的な「包容力」で私を包んでくれるのでした・・。 
夕日に包まれるとき・・・。
