前回の 恐怖の正体 の続きみたいな話になるけど…
小さい頃 押入れの戸を開けるのって
とっても怖くなかったですか?
開けたら お化けがいるかも?
とかって思って…ね。
でも ある日突然 気付くんですよね。
(押入れにお化けなんていないんだ!)と。
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こんな風に 環境は何も変わってないのに
その人の考え方が突然180度変わる現象。
これって パラダイムの転換 って呼ばれてて
考えてみると 私も今まで何度も経験してます。
たとえば 三線との出会いなんか まさしくパラダイムの転換。
きっかけは 友達に連れて行かれた ちっちゃな三線ライブ。
それまで三線には何の興味もなかった私。
それが 30分くらいのライブの間に
すっかり三線の音色のトリコになってしまって。
帰り道 三線を探すために立ち寄った楽器屋さん。
すると ショーウインドーに 一本だけ忘れられたようにあった三線。
7万円 というけっこうな値段だったのに
迷うことなく まるでケーキでも買うように
「これ くださいっ!」
店員さん ビックリしてたなあ。
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他にも考えてみると パラダイムの転換って けっこうあるある。
例えば 小さい頃は食べられなかった ミョウガ。
そのミョウガの美味しさに ある日突然気づいたり…。
他にも…甥っ子が小さい頃 夢中で集めてた宝物のカードゲーム。
当時は触らせてもくれなかったのに
今となっては 見事にゴミの山と化してる…。
こんな風に 小さなパラダイムの転換は けっこう日々起きてる。
でも…ほとんどの場合 そのときは気づかないんだけど。
でも 後で振り返ったときに
ああ!あの時 私パラダイムの転換が起きてたんやな!
って気づくことも けっこうあるわけで。
こんな風に考えてみると…
パラダイムの転換って けっこう人生の転換点だったりするんですよね。