★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

CIEL増刊『エメラルド』夏の号・創刊! 発売日!

2014年08月31日 | 小説・漫画・書籍


写真は、昨日、8月30日に発売……というか創刊でした、角川書店の『エメラルド』なる雑誌。

『CIEL』の増刊号という位置づけらしいです。

っていうか、今までは『CIEL』の増刊号といえば『CIEL TresTres』で。『純情ロマンチカ』は、そちらで連載されていたのですが。今回から、この『エメラルド』になるようですね(*^_^*)b

季刊なのか、これは「夏の号」だそう。


『エメラルド』と言えば、『世界一初恋』でお馴染み、丸川書店の看板雑誌。

小野寺律っちゃん達が編集部で働いてたり、吉野千秋が吉川千春というペンネームで、男性なのを隠して執筆している。。。という少女漫画誌なり。


がしかし。

この『エメラルド』はBLな気が。

…いや、一応、表紙には「BLも少女漫画も読めちゃう!?」って書いてあるけど。

BLと少女漫画って、ユーザー被るのかな?(笑)

私は両方好きですが。


うん。

でも、まだ、さっき、密林さんから届いたばかりでパラッとしか見てないけど。

全部BLだったような?


と、まぁ、さておき。

創刊号です。

今まで『CIEL』や『CIEL TresTres』で不定期っぽい連載だった『純情ロマンチカ』や『世界一初恋』は、今後、季刊のこちらに掲載なのかな?

で!!

今回は創刊号だからでしょうか、めっちゃ、春菊先生祭りな感じです(≧∇≦)

『純情ロマンチカ』、『純情テロリスト』、『世界一初恋~小野寺律の場合~』、『世界一初恋~横澤隆史の場合~』、そしてそして『Hybrid Child』の第一話まで掲載!!!!
しかも、付録はアニメ『Hybrid Child』のPVだし。
もちろん、『Hybrid Child』のアニメ特集記事も。

本当に春菊先生祭りですねー。

全部、大好きな作品なので嬉しいです。

てか、久々のテロリストは凄いー。

先日購入した『純情ロマンチカ』の新刊にテロ組のショートストーリーが載ってましたが、まさにその続きな話で、ボリュームもありますし。

こんな感じで、また、今後の『エメラルド』でエゴ組もあると嬉しいなぁと勝手に思ってます♪♪


と、言うわけで。

なんだか楽しい一冊となりました創刊号。

次は12月発売の冬の号とか。
期待です(*^_^*)

そして、創刊号、これから楽しみに読ませて貰いま~す(^m^)

カファレルのキノコケーキ!!

2014年08月30日 | 徒然なる日常


今日は、超久々の快晴です。

朝から青空が見られるなんて、帰省中も含め、8月は殆どなかった気がします。

夏らしい暑さも久々ですねー。


と言う訳で、大阪に遊びに行ってました。


写真は、グランフロント大阪のカファレルにて。

憧れのキノコケーキをイートイン☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

カファレルと言えば、キノコモチーフのお菓子の数々ですよねっ。

あと、ハチちゃんとかテントウムシちゃんも連想しちゃう。

可愛いなぁ。

カファレルのお菓子は、キノコポット入りのチョコや、ハチ&テントウムシのぬいぐるみ入りチョコを通販で買ったことありますが。

やはり、キノコなケーキを食べるのが夢でして(*^_^*)

やっと実現♪

キノコモチーフのアイテムって、大好きなんですよ~。

特にベニテングダケo(^▽^)o

猛毒キノコだけど………(笑)

可愛いよねっ。

キノコの絵を描け…と言われると、大抵の人は、赤地に白の斑点のベニテンちゃんを描いてしまうのではないでしょうか(^m^)??

で。

写真手前、ベニテンちゃんケーキは、私ので、ラズベリー味。
奥のシメジっぽいのは、オットので、ティラミスです。


キノコ大好き! キノコケーキ万歳\(^o^)/

【発売日】『劇場版 世界一初恋~横澤隆史の場合~』Blu-ray

2014年08月29日 | ゲーム・アニメ萌え語り
本日、発売日でしたねっ!

凄く楽しみにしていました!!


そう。

『劇場版 世界一初恋~横澤隆史の場合~』のBlu-ray。
履歴を見たら、私、5月の中旬に、もう早々と予約していたみたいですし(*^^*)
どんだけ楽しみにしていたのか・・・って感じですよね(^m^)むふふ


最初は、割引率も大きい密林さんで買おうかなぁと思っていたのですが、結局、店舗特典のなんじゃーかんじゃーに惹かれて、アニメイトのオンラインショップで買っちゃったので、定価ですA^^;;


でもでも、こんなに豪華なので、大満足ですよ~。


ジャンジャジャーーーン♪♪




Blu-rayと、特典の布製タペストリーに、カードに、ラバーストラップp(^^)q

どれも可愛い~。


こちらが、Blu-ray。



『純情ロマンチカ』や『世界一初恋』のTVアニメ版のDVDと装丁が同じで、全部コンプリしている私としては嬉しい限り。

なんか、こうやって揃っていくと、コンプ魂を刺激してくれますよね(笑)


そしてそして。

こちらが、タペストリー。



横澤さん&桐嶋さんに、桐嶋さんの一人娘の日和ちゃんも居る~。

っていうか、日和ちゃん居るから、BLぽさが緩和されてる気もしますし、普通にお部屋に飾ろうかなぁとか考えてますー。


で。

ラバーストラップとカード。



カードの横澤さん・・・A^^;;

これ、原作でも爆笑のシーンでしたし、映画でもあった名シーンですよね。

顔に似合わず(失礼!)、意外と繊細な横澤さん、好きですよ☆


ラバーストラップは、マジで可愛いです(≧▽≦)






わ~い(*^^*)
なんか、久々に、アニメで萌え萌えした気がします。
今日はシアワセな日だ~。



それからそれから。

今日は、こちらも買いました。



『純情ロマンチカ』の18巻。新刊です。

発売は7月末だったのですが、実家に帰省していたりで、買ってないまま忘れちゃってて。

急に思い出して、先日、密林さんでポチッとな♪してたのが、今日、届きました。


今日は、ロマンチカ&世界一初恋祭りな日になったという訳です。


そして。

気になるのが、新刊のオビの言葉。

ロマンチカのアニメ、3期決定!!とか。

もう、楽しみ過ぎまする~~~っ。


因みに、コミックス、今回の書下ろしは、『純情テロリスト』のショートストーリーでした。

久々の宮城教授と忍チンのカップル!

てか、いよいよ同棲開始ですかっ。

続きの展開が激しく気になるのですけど~♪



と。

そんなこんなで、なんか、今日はBLで幸せな一日です~。

・・・どうしよう、ニヤニヤが止まらない。でも、たまには、こういう日も良いよね☆


映画『ウォンテッド』 Blu-ray

2014年08月28日 | 映画鑑賞記
先月、Blu-rayを購入して鑑賞した、映画『ウォンテッド』。

先週は、土曜プレミアムでも放送されましたね。
で。
先月にBlu-rayを何度も見たにも関わらず、テレビ放送版もバッチリ鑑賞☆

という訳で、せっかくなので、きちんと感想を書いてみようかなぁと思い、今日は『ウォンテッド』の感想・・・という名の萌え語り(^m^)←よっぽど好きらしいw


■映画『ウォンテッド』予告編


主人公は、ごくごく平凡な・・・いや、平凡以下と言うべきでしょうか。

かな~り、ダメダメな青年、ウェスリー・ギブソン。

はい、マカヴォイ様が演じていらっしゃいます(*^^*)


何がどうダメダメ君なのかというと。

彼は、自分の置かれている現状に、物凄い不満を抱えているのですよね。

会社では、顧客管理という仕事を担当しているのですが、そもそも仕事にやりがいも感じていないし、つか、それ以前に、真剣に仕事をしようという意気込みもない。

女性上司からはイビられ続けている。

私生活では、恋人と同棲中。

がしかし。

その恋人は、ウェスリーの同僚であり親友でもある男と絶賛浮気中!

彼女は、ウェスリーと一緒に暮らしている家の、そのキッチンテーブルの上で、浮気相手とHしまくり・・・という。

そして、自分のカノジョと親友が浮気しまくりで、自分の事を陰で馬鹿にしているのを、ウェスリー自身、知っているにも関わらず、特に、どうこうする訳でもなく放ったらかし。

カノジョに対して、「浮気するな!」とビシッという訳でもない。浮気を理由にフる訳でもない。
また、親友に対しても、「俺のカノジョに手を出すな」と注意する訳でもない。

ただただ、何もせずに黙認してて。ダラダラと無為な同棲を続けているだけ。
それでいて、心の中では、不満タラタラ、罵詈雑言だらけ。

見ていて、かな~り、苛々するダメっぷりです。


そんなウェスリーの父親は、彼が生まれて間もない時期に蒸発し、以後、まったく消息不明とのことなのですが。

ある日、ウェスリーが、ドラッグストアで、持病のパニック障害の薬を購入していた時、謎の美女に、

「貴方のお父さんを知っているわ。亡くなられたのよ。お気の毒に・・・・」

と、声を掛けられます。

アンジェリーナ・ジョリー演じる、フォックスという名のこの謎の女に話しかけられた途端、何者かが、店内で銃を乱射。それに応戦するフォックス。

たちまち、店内は銃撃戦になり、それに巻き込まれるウェスリー。

そして、あれよあれよという間に、フォックスに連れて行かれた謎の場所こそ、1000年もの歴史を持つ、暗殺集団「フラタニティ」のアジトだったのです。

そこで、ウェスリーは、自分の父親が、その暗殺集団のリーダーであり、つい最近、殺されてしまったということを知らされます。

更に、フラタニティに属するには、特殊な能力を持っていることが必須で。彼がパニック障害だと思い込んでいた処々の症状は、実は、病気ではなく、暗殺者としての特殊能力の表れだ・・・とも教えられます。

フラタニティにおいて№1だったという父親の血を引いている彼は、将来、この組織を引き継ぐべく、素晴らしい能力が眠っているのだ・・・と。その眠っている力を解放しよう、とも。

あまりにも非日常的で荒唐無稽な話を、最初は信じなかったウェスリーですが、自分の銀行口座に、父が残した遺産という高額なお金が振り込まれていたりしたことで、この話を信じます。

こうして、今までつまらないと思っていた職場や、尻軽な恋人との同棲生活に別れを告げ、暗殺組織に身を置くことに。

父の様な、トップクラスの暗殺者となるべく、訓練を積み、父を殺した犯人に復讐することを誓う・・・。


というようなお話。



原作はアメコミです。

原作が漫画だからか、この物語、暗殺者の物語・・・と言っても、かなり、ファンタジーというかギャグというか。
いや、凄く真面目に描かれているけど、冷静に考えたら、かなりギャグな気がするのですよね(笑)

なので、ツッコミ所は多いですし、好き嫌い、賛否両論、激しく分かれそうですが、私は好きですよ、こういうお話。

・・・なんというか、オカリン(@シュタゲ)も吃驚な、厨ニ病のかほりが漂ってて(^m^)
良いですねぇ♪♪


うん。

主人公は、物語の冒頭では、とにかく、自分の現状に不満タラタラなのですね。

そして、「本当の自分はこんなんじゃない」と思いながら、自分探しを(脳内で)し続けています。


そんな彼が、いきなり、今までの平凡さとは180度環境の違う、暗殺集団にスカウトされ。

しかも、自分には、凄い才能が眠っている・・・!とか。

努力をして、何かを習得するのではなく(まあ、痛そうな訓練は受けていたけど・・・)、最初から、素晴らしい能力が眠っていて、その秘めた力を解放せよ!だなんて、なんて素敵な厨二設定(≧▽≦)←褒めてますw

こうして、段々と暗殺者の力を開花させていくウェスリーのモノローグで、

「今まで、クソみたいな職場でクソみたいな仕事をしていた惨めな俺は、本当の俺じゃなかったんだ。これからは、ここで訓練を積み、父みたいな凄腕の暗殺者になって、父の仇を取るんだ」

みたいな台詞が有るのですが。

まさに、厨二の夢が花開く・・・!と言いましょうか。

現実では「無い無い(^^;」ってことが、見事に、現実になっていってて。


そこら辺が、ファンタジーなんだよなぁって思う訳ですが、好きです、こういう設定。


はたまた、自分の意志によって、弾丸が自由に曲がって。障害物があったとしても、それを避けて、弾が進んでいき。目的の相手を、確実に殺せる・・・というのも、やはり、ファンタジックで面白い。


あと。

ギャグだろ~と思ったのが、リカバリールームと呼ばれる回復風呂。

ウェスリーは、フラタニティに入る決意表明をしたあと、フォックス達に「訓練」という名のもと、凄い暴力を受けるのですね。

そもそも、この訓練が何のために必要なのか分からないのですが(眠っている能力を開花させる為?)、もう、ボッコボコに殴られたり、ナイフで刺されたり。
死んでもおかしくないような大怪我・・・というか半殺し状態にされるわけですが。

回復風呂に浸かると、あら不思議。

どんな怪我や骨折も、すぐに治ってしまうという、職業柄、怪我の多い暗殺者さん達には必要不可欠な施設があるのですよ。

なもんで、訓練で、毎回毎回、大怪我をするウェスリーですが、回復風呂ですぐ回復!

回復風呂の作用としては、体内の白血球に作用してどーたらこーたら・・・と説明されていましたが、まあ、私のイメージとしてはですね。
ほら、FFとかドラクエとかのRPGゲームで、HP・MPが下がって瀕死状態になっても、「聖なる泉」的なものに浸かれば、たちまち、全回復♪みたいな、そんな感じ?

こういう点も、ファンタジーだなぁと思う点。

はたまた、彼らは、「1を殺して1000を救う」というスローガンのもと、世直し・・・というか、生きていると世界に悪い影響を及ぼしてしまう人間を暗殺して行っているわけですが。

この暗殺命令は、誰が下しているのか?

組織秘蔵の特別な機織り機があり、その布の織り目の、わずかなかけ違い部分が暗号になってて、そこから名前を読み解く・・・という、まあ、天からのお告げ的なものなのですよね。天の意思、らしいです。

流石、1000年の歴史を持つ、機織り職人たちが築き上げたという暗殺集団。

神様の世界とも、繋がってる!?

という所なんかも、めっちゃ、ファンタジーだなぁと(^m^)


そんなこんなで、至極シリアスに描かれてはいますが、ツッコミ所は多々。
漫画のような、ファンタジーのような、お話な訳です。


だから、真面目に、本格的なアサシンものを期待していた人には、ウケない気がしますがA^^;;


でもでも。

超絶ダメダメな主人公が、暗殺者として目覚め、訓練を積み、次第に凄腕なアサシンになっていく過程は、例え、厨ニでも、めっちゃカッコ良くて好き(//▽//)


最初は、本当に、覇気がない・・・いや、寧ろ、生気すら感じられなくて、死んだような眼をしていた主人公が、自信に満ち溢れた目になっていくのを見ているのは快感♪

本当に、別人みたいに顔が違うというか。

前半と後半での変貌ぶりが凄いんです。

こんなカッコイイ彼を見たら、あの尻軽なカノジョさんも、ウェスリー一筋になるのではないでしょうか?(笑)

この見事な演じ分け、俳優さんって凄いですよね~。


あっ。

そうそう。

ウェスリーのカノジョを寝取っていた親友。
いや、人の恋人を寝取るという段階で、最早、親友でもなければ、友人ですらない・・・と思うのですが。

私、最初、この人、嫌な人なのかなぁと思ってました。

でも、なんというか、単に、何も考えていないお間抜けな人なだけでは?とA^^;;

毎回、「男だぜd(^^)b」と言ってるシーン、めっちゃ笑えました。

特に、物語後半、自宅に一旦戻って来たウェスリーが、今まで自分を馬鹿にしていたカノジョと親友の前で、フォックスと熱烈なキスを見せつけるシーン、大好きですワ。


で。

私、何も考えずに、ストーリーに入り込んで見ていたので、ラストのまさかのどんでん返しは、凄くびっくりしましたですA^^;;

いや、冷静に推理したら、想像付きそうな気もする、お約束展開なのでしょうが。。。

カッコ良く変貌したウェスリーに見惚れていたので(*^^*) 全然、推理できませんでした~。


という訳で。

まさかまさかの真相、ウェスリーの父親の真実は、純粋にビックリして面白かったです。

そして、本当の意味での「父親の仇」を取りに行くウェスリーを全力で応援しちゃいましたですよ。

ちょっと暴力的な描写がアレ・・・と言われていましたが。

私は、ラストの大乱闘するウェスリーのシーン、好きです。

確かに、血は飛び散りまくっていますが。
なんというか、あまりリアリティがないので、ゲーム画面を見ているような、そんな感覚で見ちゃいましたです。


それからそれから、凄いCGも圧巻で。この映画の魅力だと思います!

弾丸が曲がる・・・というも斬新ですが。

わたし的には、それ以上に、冒頭のカーチェイスシーンが好きですね。

特に、映画館の予告編でよく流れていた、車に轢かれそうになったところから、スッと助手席に乗せられるウェスリーのシーン、好き。

そして、走る列車の屋根の上での訓練や狙撃シーンも面白いですし。

はたまた、後半、父親の仇との対決での列車のシーンも・・・怖かった(>_<)


基本的に、暴力シーンは苦手なので、ウェスリーが訓練と言う名のもとボコボコにされるシーンは苦手でしたが・・・。でも、あれも、その直後の回復風呂に繋がるギャグだと思えば、ちょっと平気・・・かな?


そしてそして。

先日放送された、土曜プレミアム版も見ましたよ。

やっぱり、色々とカットされていましたね。

っていうか、私、この映画はR15ということもあって、地上波ではオンエアは無理だと思っていたのですが。
カットすると、結構、イケるのですね(^^)b


流石に、冒頭のキッチンテーブルの上でのHはカットされてましたし。

また、訓練でボコボコにされるシーンも、若干、カット気味(ナイフが刺さる瞬間とかは無かったですものね)。

そして、ラストの大乱闘シーンで、死体を盾に撃ち進んでいくトコもカットでしたね。

という訳で。

テレビ版は、若干、ソフトになっていたのではないでしょうか(^m^)



と、そんなこんなで。

今日は、『ウォンテッド』の感想と言う名の萌え語り。

マカヴォイ様効果でしょうか、やっぱり大好きですな映画です☆


そういえばっ。

この映画の音楽、凄く好きだなぁと思ったら、ダニー・エルフマンだったのですね。

私、ダニー・エルフマンのCD、結構持ってて。

なるほど、私は、彼の音楽に惹かれる傾向になるのだなぁと納得しました(^^)

因みに、ダニー・エルフマンと言えば、『ナイト・メア・ビフォア・クリスマス』で、ジャックの歌声を担当されたりした御方ですよん。

映画『イントゥ・ザ・ストーム』

2014年08月27日 | 映画鑑賞記
昨日、バルテュス展の帰りに、映画館に寄りまして(*^^*)
見て来た、映画の感想をば♪

っていうか、本当は、『スタンド・バイ・ミー・ドラえもん』を見るつもりで映画館に立ち寄ったものの。

時間帯的に2DしかやっていなくってA^^;;

私、ドラちゃんは3Dで見たかったの~。

という訳で。

ドラちゃんは、また日を改めて~ということにして、前から気になっていた『イントゥ・ザ・ストーム』を鑑賞。



■『イントゥ・ザ・ストーム』予告編



映画館で大型ポスターを見た時から、ちょっと気になっていました。

っていうか、そのポスターのキャッチコピーや、映画のタイトルからして、なんというか・・・ディズニー・シーにあるストームライド(だっけ? 台風の目の中に入っていくというアトラクション)みたいな物語なのかなぁと勝手に想像していましたA^^;;

うん。

なんか、凄い特殊な最先端技術の飛行機みたいなのがあって、それに乗り込んで、史上最大の台風の目の中に入っていく~~みたいな、そんなSFチックな話。

でもでも。全然、そんなのじゃなくて、普通に史上最大の大型ハリケーンに見舞われた人々の死闘を描く、ディザスターパニック映画でした。

ちょっとPOV的な手法も取り入れられてましたね。



それにしても・・・。

とにかく、怖かった。
ずっと怖かった・・・(>_<)



日本は、ハリケーンではなくて、台風ですが。
私も、子供の頃、大きな台風で怖い想いをしたことは色々あります。

流石に、この映画の様なことはありませんでしたが、家の屋根に取り付けていたソーラーシステムが車の上に落下して、ソーラーシステム、車ともに、ダメになってしまった・・・ということもありましたし。

一週間も停電が続いたこともありました。

大人になってからは、あまり大きな台風の来ない地域に住んでいるので、大雨を怖いと思うことはあっても、風で怖いという想いはほとんどしたことないのですが、今でも、実家の方では、大きな台風が当たり前にやってきますものね・・・。

なので、本当に、他人事とは思えず。

もしかしたら、現実でもこういうことって起こるのかもしれないと、真剣に思ってしまいました。
特に、昨今の異常気象などを見ていると、本当に、国を問わず、いつ、どこで、想定外の災害が起こるか分からないなぁと普段から思っていただけに。

ただただ怖かったです。

地震もそうですが、台風やハリケーンって逃げ場がないですものね。


そうそう。

ハリウッドのハリケーン映画と言えば、『ツイスター』という作品が有名ですよね! 

私は見たことないのですが、フロリダのユニバーサルスタジオに行った時、『ツイスター』をテーマにしたアトラクションがあって、入ったら、ごっつぅ怖かった思い出が。

この『イントゥ・サ・ストーム』も、とにかく、ハリケーンや竜巻の映像が凄い迫力で!

 
これは、映画館で見てこその作品かもしれないなぁと。


ジャンボジェット機も簡単に飲み込む直径3,200メートル、秒速135メートルもの巨大竜巻が街を襲う訳ですが。

そんな大災害に巻き込まれてしまった人々が、主に、3組に分けて描かれていました。


1つが主人公のゲイリーの家族。

高校の教頭をしているゲイリーには、自分の勤める高校に通う二人の息子・ドニーとトレイが居るのですが、妻が交通事故死して以来、息子との関係もギクシャク中。

そして。

ドニーの卒業式の日、肝心のドニーは卒業式をエスケープして、片想いの相手・ケイトリンの環境保護レポートに使うための映像を撮りに、街の廃工場へと向かいます。


そんな時に、巨大竜巻が街を襲い。

生徒たちを避難させ、無事を確認した後、ゲイリーは、ドニーが居ないことに気付きます。

トレイからドニーが廃工場に行っていると聞き、彼を救うために、次々と竜巻が起こる中、廃工場へ向かうゲイリー。

一方、廃工場で竜巻に巻き込まれたドニーとケイトリンは、工場の瓦礫に閉じ込められ、しかも、水道管の破裂により、段々と浸水してきている・・・という恐怖に見舞われ・・・。



また一方。

大規模竜巻の映像を撮ろうとしているストームチェイサーのメンバーもまた、このかつてない竜巻に興奮し、撮影機材を積んで、竜巻に近寄ろうとしている。


またまたその一方。

命知らずな映像を撮っては、それをYou Tubeにアップし、アクセス数を稼ぎ喜んでいる、You Tubeバカな2人組が居たり・・・。


と。

何組かの人々のドラマが描かれています。


まあ、とりあえず。

命知らずなYou Tubeバカは置いておいたとしてA^^;;


家族を必死に救おうとする高校教師のゲイリーと、ストームチェイサーのメンバーが、物語の途中で合流し、共に、命の危険にさらされながらも、家族や友のために必死に戦う姿が良かったです。

てか、色々考えさせられちゃったですよ・・・。


廃工場に閉じ込められ、しかも、そこが浸水してきて、このままでは溺死してしまう危機に直面したダニーとケイトリン。

彼らは、自分たちの死を覚悟し、持って行ってたビデオカメラで、自分たちの遺言を撮影するのですよね。

その時のダニーの言葉が凄く心に残ったっていうか。

母の死後、ずっと、父と仲の悪かったダニー。

父に対して酷い事を言ったり、冷たい態度をとったりしたことも多々。

でも、今は、そういうことを全て後悔している。本当は、父の事を凄く愛しているのだ、こんなことなら、もっと、ちゃんと父と向き合っていればよかった・・・って。

確かに。

心の中では、素直に接したくても、なんか素直になれなかったり、変に意地張ったり、ブライドがあったりで、素直になれない時ってありますよね。親子に限らず、人間関係全般って。

腹が立つのに任せて、相手を傷つけるような言葉を吐いてしまうことだってあるかもしれない。

だけど。

それって、相手も自分も「生きていて」、その命がいつまでもある~って思うからこそ、そういう態度を取れちゃうのであって。

もし、もう一生会えない。自分、もしくは、相手の命が、突然終わってしまうかもしれない・・・となると、そういう態度は一生後悔が残りますよね。

なので、ダニーの悔恨の言葉は、重くて。

勿論、何事もなく、皆が仲良く過ごして、そして、天寿を全うするのが一番素晴らしい事なんだけど・・・でも、いつ、何があるか分からない・・・と思うと。

人に対しても、自分に対しても、後悔しないような言動を常日頃から取るべきなんだよなぁって、考えちゃいましたですよ。


なので、本当に本当に危機一髪でダニーが助かったシーンでは、心から「良かったね~」と涙しましたです。


それから。

ただただ、凄い映像が撮りたかっただけかに見えた、ストームチェイサーのピートも。

メンバーの死を凄く重く受け止めていて、最後はずっと、人を救うために尽力していた。


考えてみれば、人間関係の色々も、はたまた、地位や名声も、命あっての事であって。
巨大な自然の力の前では、もう、どうでも良いというか。
とにかく、皆が力を合わせて助け合って、立ち向かわねばならないのですよね。


ゲイリー家族や、ストームチェイサーの面々の必死な姿を見て、そう思いました。


パニック映画なんだけど、人間ドラマもしっかりと描かれていて、意外と深い作品だったです。


あっ、そうそう!

嵐が去った後、再生したゲイリーの家族たちなどのシーンがあり、良かったなぁとしみじみ思っていたところで、最後の最後!!!!!!!

あのYou Tubeバカ共がぁぁぁぁ(@A@;;

・・・いや、彼らが竜巻に巻き込まれたときは、気の毒だけど、命知らずなことをして遊んでいた自業自得だよ、と思っていたのですが。

まさかまさか、無事だったとは!!??

いやはや、皆を守るために死んでいった人もいたというのに・・・。

ラストはギャグかいな!?とツッコミ(笑)



という訳で。

映画館で見てこその、物凄い迫力の竜巻シーンが圧巻でした!

ジャンボジェット機が、どんどんぶっ飛ばされて行くシーンや、巨大な建物が一瞬で倒壊してしまうシーンは、もう、本当にただただ怖かったです。

自然の力の前には、人間は、無力ですね。


昨今の異常気象などの事も考えると・・・映画が映画で終わらなくなるような気もして。

本当に怖かったです。



そうそう。

主人公のゲイリーを演じていたリチャード・アーミティッジって。

『ホビット』で、ドワーフの王子・トーリンを演じている俳優さんだったのですね!!

な~んか、どこかで見たお顔・・・と思っていたのですが。
全然分からなかったですよ、ドワーフ!!

バルテュス展に行って来ました♪

2014年08月26日 | 徒然なる日常


今日は、京都市美術館で開催中の『バルテュス展』に行って来ました(*^^*)

凄く楽しみにしていて、7月から前売り券を買っていたのですよねー。

でも、なんじゃーかんじゃーで、なかなか行けなくて……気がついたら、9月7日までじゃんか!!Σ(・□・;)……と。

バルテュスに関しては、この春くらいにNHKのBSだったかで放送されてた特集番組(豊川悦司さんが出てたドラマ仕立てのやつ)をバッチリしっかり見たとこなので、作品に関してもよく覚えてます。

番組で見た作品も展示されてましたねー。


音声ガイドも借りて、しっかり見てきちゃいましたよ。

なんか、凄い長時間、美術館に居た気がする;^_^A

神秘的な光の表現、そして、少女たちが印象に残ったなぁ。

展示会場自体に、絵画から発せられる独特な空気が満ちてて、心地よい緊張感のもと、鑑賞していました。

三時間も美術館に篭っていたような。


図録も買ったので、帰宅してからも、まだまだバルテュスの魅惑的な世界に浸れそうです♪

バルテュス展、行けて良かったです。

映画『GODZILLA ゴジラ』

2014年08月25日 | 映画鑑賞記
めっちゃ楽しみにしていて、昨日、朝一番で見に行ってきました、映画『GODZILLA ゴジラ』!!

面白かったですよ~。

今日は、その感想を☆

■『GODZILLA ゴジラ』予告編




1999年、日本。
原子力発電所で働くジョーは、地震により起こった原発事故で、同じく原発で働いていた妻のサンドラを亡くします。

それから15年後の2014年・・・。

ジョーは、あの事故は、ただの地震では無いという信念のもと、日本に残り続け、独自に研究を進めていました。

一方、ジョーとサンドラの一人息子フォードは、成人し、今では家庭を持ち、アメリカ軍爆弾処理班の隊員でもあります。

ジョーとフォートの父子関係は、母が亡くなったあの事故以来、冷え切っているのですが、そんなフォードの元に、日本で父親が警察に捕まったという連絡が来ます。

原発事故現場の立ち入り禁止区域に、ジョーが無断で立ち入ったとのこと。

父親を迎えに日本に来たフォードですが、そこで彼は、原発事故に関する、思いもよらぬ真実を目の当たりにするのでした。

長年、父の妄想だと決めつけていた仮説が、実は、真相を言い当てており、あの原発事故には未知なる生物の活動が絡んでおり・・・。




・・・実は、日本のオリジナルの『ゴジラ』、見たことないのですよねA^^;;

一応、『ゴジラ』シリーズは、先日、TVで特集していたのを録画しているので、順番に見て行きたいと思っているところなのですが(^^)b


という訳で。

日本のゴジラに関しても、今回のハリウッドゴジラに関しても、あまり前知識のないまま鑑賞。

っていうか、特に、今回の映画は、予告編しか前知識がなく、しかも、予告編のイメージが鮮烈だったので。私、てっきり、主人公は、ブライアン・クランストンと渡辺謙の熟年男性二人で、彼らとゴジラの熱い物語だ・・・と思っていたら!!

主人公は、ブライアン・クランストン演じるジョー・ブロディの息子、アーロン・テイラー=ジョンソン演じるフォードだったのですねA^^;;

謙さんも、出番、少なかったですし。



でもでも、面白かったですよ~。

てか、凄く怖かった。

特に、冒頭。

日本で起こる原発事故のシーンが、日本人としては、やっぱり思う所がありますよね。
怖かったです。

そして、それから15年経って、立ち入り禁止地区となったままの事後現場。

しかし、その真実が、国民に隠蔽されていたり・・・というのも。

まあ、これは、日本に対してだけでなく、国際的な組織により、全世界に隠蔽されていた訳ですが・・・そういうのも、なんとな~く、現代チックな世情を感じたり。

原発や核兵器など、現代において国際的に関心の高い問題を取り扱った、凄く社会的な映画でしたね。


でもでも、社会派でありつつ、VFXも素晴らしくて。

ゴジラやムートー襲来のシーン、また、それに立ち向かう兵士たちの戦闘シーンは凄い迫力で圧巻でした。

そして、社会派であり、VFXな映画でありつつ、その根底には、家族の絆というテーマがあるようにも感じましたです。


冒頭の1999年の原発事故のシーンにおいて。

最後まで妻を救出しようとしていたジョー。
けれども、救出叶わず防護扉を閉める時、「フォードをお願い」と息子を心配し続けていたジョーの妻・サンドラ。

そして、15年経って、家族を持ったフォード。

父・ジョーとは、あの事故以来、険悪な関係になっているようでしたが、最終的には、父と共に、原発事故現場へと赴き、そして、父が正しかったことを知るものの。

和解してすぐに、父は「家族を守れ」という言葉を残して他界。

フォードも未知の怪獣から家族を守るために戦う道へと進んでいく・・・。


登場人物達に、皆、「家族を守りたい」という想いが溢れていたのではないかなぁと感じました。



そして。

そんな人間達の想いやドラマとは関係なく動き出すゴジラやムートー。



・・・なんというか。

ムートーはともかく、ゴジラは、凄く唐突に表れたような気がするのは私だけでしょうか(笑)


また、ムートーやゴジラ登場のシーンが、大抵、夜の暗いシーンばかりだったので。
いまいち、ムートーの全貌が掴めなかった気が。なんか、足だけが印象に残ったムートー。・・・虫、キライ・・・><

つか、こういう巨大生物を暗闇で描いてて、全貌が掴みにくい・・・というのは、この監督の『モンスターズ/地球外生命体』も、そんな感じだったよなぁと思い、全体的に、ちょっと似てる気がしました。


そして、後半、ムートーとの決戦のシーンは、コロコロと場面が変わったりしていたので、結局、誰が何して、どうなったのか~という展開が分かりにくかった・・・のは、私の理解力が乏しいからだったのかな??
つか、主人公以外の爆弾解体チームは、どうなった!!??


でもでも、結局は、ゴジラが地球の秩序を守り、帰っていったって感じなのかな~。


原発とか、核兵器とか、人間が生みだしていったモノ。
それに引き寄せられるムートーのような怪獣。

生物界の頂点に立ち、この地球を完全に支配しているように思いがちの我々人間。
そして、一部の人間には、大昔からその存在を知られ、恐れられていたゴジラ。

地球の自然や環境の秩序についても、考えさせられた映画でした。


とにもかくにも、CGで描かれたゴジラが凄い迫力で圧倒的ですし(鳴き声もイイですっ)、それでいて、現代社会を反映した社会派な面もあり、また、家族愛をテーマにした作品でもあり、色々な見方で楽しめる作品だったと思います。

大迫力なシーンが多いので、映画館で見るのに適していたと思います。

3Dで見たのですが、あまり3Dな感じはしなかったけどA^^;;



あっ。

そうそう。

この映画で主人公夫婦を演じた、アーロン・テイラー=ジョンソンとエリザベス・オルセンって、来年公開の『アベンジャーズ:Age of Ultron』でクイックシルバーとスカーレット・ウィッチを演じられるのですよね。

確か、『アベンジャーズ』と『X-MEN』のクロスオーバー的な作品で、原作コミックでは、2人は双子の姉弟でマグニートーの子供だとか。

こちらも楽しみですね!


『GODZILLA』見てきます\(^o^)/

2014年08月24日 | 徒然なる日常


ケータイから、こんにちは☆

な~んか不安定な空模様。
日本全国、どこでゲリラ豪雨が起こるか分からない~という予報を気にしつつ。

今から、映画『GODZILLA』を見てきますーっ。

めっちゃ楽しみにしていたのに、行くのが遅くなっちゃったです;^_^A

楽しみだなぁ。

この監督の作品といえば、先日『地球外生命体』を見たのですが。
あの作品から想像するに、もしかして『GODZILLA』もゴジラの襲来云々より、それに直面した社会や、人々のドラマなのかなぁと。

あ!

日本のオリジナルの『ゴジラ』も見なきゃ、見なきゃo(^▽^)o

録画してるんだよねぇ(*^_^*)b


さてさて。

写真は、今日の朝ごはん。

映画が早い時間からだったので、手軽に。

くまモンに惹かれて買ったランチパックでした!


ではでは、『GODZILLA』楽しんできます!


今日の土曜プレミアムは映画『WANTED/ウォンテッド』(≧∇≦)!!

2014年08月23日 | 徒然なる日常


ケータイから、こんにちは☆

今日は、なんだか、変なお天気でした(ー ー;)

快晴かと思うと、いきなり雷。
そして、雷雨だったり、豪雨だったり。
かと思えば、またまた晴れて。
そしてまた、雷&豪雨。
そしてそして、晴れ。
またまた雷&豪雨。。。

と、何回繰り返すねん!!??

って感じで。

因みに、今も大雨。

凄い雷鳴が轟いたりして。
お家でまったり映画のBlu-rayを見てたので、その雷鳴の音にビビりましたです(>_<)


さてさて。

今日の夜9時からの土曜プレミアム!!

映画『WANTED/ウォンテッド』ですね(≧∇≦)

楽しみ~~♪♪


って。

私、この映画はBlu-ray持ってるんですが(笑)

でもでも見ます。

絶対見ます!!

つか、録画予約もバッチリでありまする~(^m^)

どんだけ好きやねん!!??って感じですが、凄く好きなんです。

この映画のマカヴォイ様、素敵ですよね~o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪


最初は、何をやってもダメダメな感じの冴えないサラリーマンなんですが。

あるきっかけから、自分の父親の秘密を知り。

そして、父親と同じ、暗殺者としての道を選び、凄腕エージェントになっていく。。。というお話。

冒頭のダメダメ君から、凄腕暗殺者への変貌ぶりがカッコ良くて良いのですよね~(//∇//)


でも、この映画ってR15。

お色気(というか、あまり品の良くないラブシーン)が冒頭にあったり、バイオレンスもあるし。

地上波では、絶対やらないだろうなぁってかねがね思ってたから意外!

まぁ、きっと、問題なシーンはカットして、ソフトになってるのだと思います(*^_^*)b

どんな風に地上波版になってるのかも気になりますし、OAが楽しみ楽しみなのでありますっ。


映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』

2014年08月22日 | 映画鑑賞記
帰省前に色々と見ていた映画の感想、時間のある限り、どんどん書いていきたいと思ってます(*^^*)

という訳で。

今日は、帰省の直前に見ました映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』。

映画館で予告を見た時から、めっちゃ、気になっていた作品。
っていうか、私、最初は、ディズニーかと思ったのですが、ディズニーとは全然関係ない・・・というか、ディズニーに無許可なまま、フロリダやらカリフォルニアやらのパークでロケをした作品だそうですねA^^;;

なにやら、それが話題になっている作品だそうで。

因みに、ホラーです。


■『エスケイプ・フロム・トゥモロー』予告編



家族でディズニーランドに遊びに来ている最中、会社に突然クビを言い渡された中年男のジム。

決して、家族には言えない秘密を抱え、重い気持ちでパークを訪れるものの、妻は相変わらず口うるさいし、子供たちはワガママ放題。

そんな彼の身に、妄想と現実が入り交じった奇妙な出来事が次々と起こり、やがて、彼は破滅していく・・・。

というようなストーリー。




全体を通して、気持ちの悪~~~い作品でした。

・・・っていうか、ホラーだから当たり前かA^^;;

なんというか、しっかりとしたストーリーがある訳でも、オチがある訳でもなくて、ただただ、不気味な雰囲気が漂っているというか。

一言で言うと、主人公が、楽しいはずの夢と魔法の国で、次々と不気味な体験をし、段々と狂気に陥っていく・・・という悲劇。



主人公のジムは、妻と二人の子供と共に、フロリダのディズニーワールドで休暇を過ごしているのですよね。

っていうか、彼らが泊まっていたホテルって、フロリダのコンテンポラリー・リゾートじゃないかなぁ?って思っちゃった(*^^*)

私も、フロリダのディズニーワールドには行ったことありますが、コンテンポラリー・リゾートのようなリッチなトコには泊まれなかったので(笑)、お手頃価格のオールスター・リゾートに滞在した思い出。

あ、でも、お食事だけはしましたよ~、コンテンポラリー・リゾートで(//▽//)


話が逸れましたが。

まあ、つまり、主人公達は、良いホテルに泊まって、結構リッチに休暇を楽しんでいた訳ですね(^^)b

で。

本来なら、家族と楽しい思い出を作って終わるはずだった、その休暇の最終日の早朝。


ジムは、会社からの電話で、自分がリストラされたことを知らされます。

楽しい楽しい休暇の最中。

勿論、そんなことは、妻子には言えない・・・。

そうした悶々とした想いを抱えたまま、彼は、妻と子供達とパークへ行くわけですが。


リストラされた精神的不安定からか、段々と、彼自身の精神がおかしくなっていくのですよね。


お色気溢れるフランス人の女の子二人組に目が釘づけになったり、はたまた、アトラクション内に居る可愛いキャラクターが不気味に見えたり。
また、息子の顔が変に見えたり・・・。

でもでも、傍から見れば、ジムの方が、どこか様子が変な人。

「アナタ、なんか変よ?」

と妻にも訝しがられ、どんどん孤独になっていくジム。

そして、行く先々でやたらと目につく、フランス人の女の子二人組の色気に憑りつかれるようになっていって・・・。
遂には、妻も子供も放ったらかしで、若い娘たちのお尻を追っかけるような行動に出てしまう。



全編通して白黒で描かれている所為か、本当に、全体的に不気味な雰囲気です。

本当なら、楽しいはずのパークが、なんだか怖い所のよう・・・。


ジムの視点から見ると、きっと、パークはそう見えていたのでしょう。

それもそのはず。
というか、それは少し分かる気がしますね。

私もディズニーランドは大好きで。
ひと度、パークのゲートをくぐったなら、現実を忘れて、年甲斐もなくミッキーの耳なんかを頭につけて、全力で楽しむタイプです。
そして、それは私だけに限らず、そういう大人の人って、いっぱいいると思う。

それこそが、あの、夢と魔法の国の魅力なんだろうけど、でも、冷静に考え見たら・・・。大人自身も、我を忘れて、童心に帰るあの独特な雰囲気って、一種、異様な光景かもしれませんよね。

確かに、あの独特な雰囲気が苦手という人もいらっしゃる・・・と聞きます。

のめり込んで楽しめる人には、凄く楽しい場所だけど、その雰囲気に馴染めない人はドン引きしてしまう・・・とも。


で。

現実の生活において、リストラと言う、とんでもないダメージを受けたジム。

そんな彼からしてみると、パーク全体の華やいだ雰囲気、我を忘れて楽しむ大人や子供の姿も、何か、自分とは別世界の、異様な光景に見えたのではないでしょうか?

自分だけが、皆が居る世界に入っていけないという疎外感。世界から乖離された自分。

彼の精神的ダメージと、パーク内のハッピー全開な雰囲気。

その激しいギャップにより、彼の精神は崩壊して行ったのかな・・・と。


でもでも、でもでも。

崩壊していたのは、果たして、彼の精神だけなのか・・・・・?



シアワセや楽しいことに満ち溢れているハズのパーク。

なのに、ジムの周囲には、病気や不潔な事、はたまた、エロ・・・など、パークには不似合いな物が溢れているのです。


まあ、人間、生きていれば、病気だってあるし、不潔な部分もある、エロだってある。

言葉に語弊はあるけど、そういう人間の「負」や「穢れ」の部分を、まるで無かったかのように、明るく楽しい演出をして、現実を忘れさせてくれる施設が、こういうテーマパークですよね。

だけど、実際には、現実は色々と汚いんだよ~って、皮肉っているようにも感じました。


確かに、考えてみれば。

遊園地で遊んでいる時って、夢中になっててあまり気にしませんが、大勢の人がたくさん集まったり、並んだりしてて、そこで咳をする人とかが居れば、病気の飛沫感染だってあるだろうし。
見ず知らずの人と握手やハグ、ハイタッチをすることだってある。
屋外で物を食べれば、細菌だっているかも知れない。

遊んでいる時は、全然、そんなこと考えませんがね。

だから、そういうのを、なんだか、強調しているような映像だったと思います。


この映画の中で描かれていた、「猫インフルエンザ」という病気の蔓延。

これも、某キャラのネズミに対して、「猫」ということで、色々と皮肉っているんだろうなぁって。



そんなこんなで。

家族とは仲違いするし、色々な物は不気味だし、怪我はするし、病気になるし・・・で。

不幸の連続に見舞われる主人公・ジム。


その彼が行きついた悲劇的な結末・・・というのが、もう、にんともかんとも。

つーか、あの、トイレのシーン。

・・・こんなこと言っちゃイケナイと思うのですが、マジで汚かったです(>_<)
ちょっとトラウマになりそうなくらい・・・。


猫インフルエンザ、感染ですね、ジム。


でも、何が怖いかって。

ジムがめちゃめちゃに汚した、汚い汚い便器を、何事もなかったかのように、ピカピカにお掃除して。

厳重に包まれて運び出されて行くジムの死体と入れ違うように、パークには、また大勢のお客さんが来場する。


勿論、この作品はフィクションであり、某D社とは、一切関係がないのは分かった上で見ていますが。でも、やっぱり、なんとなく、怖いですよねA^^;;

幸せいっぱい夢と魔法の楽しい世界は、もしかしたら、狂気と紙一重なのかもしれないなぁと。


そしてそして、ラストのラスト。

死んだはずのジムが、妻とは違う女性を伴って、ホテルへ泊まりに来る。。。。


ここら辺りは、もう、意味不明なんですが。

まあ、全体を通して、よく分からない展開なので、こういうラストも、まあ、有りでしょう。


きっと、深い意味を求めてはいけないのだと思うんだ。

幸せだったはずの男の、狂気への転落・・・というか。

私はそんな風に感じました。

勿論、パークに拘らず、幸せの崩壊、狂気の世界は、いつでもどこでも、身近にあるんだ~ということかもしれません。


そして。

この映画のタイトル。

『エスケイプ・フロム・トゥモロー』。

直訳すると、「明日からの逃亡」。(で、良いのかな?)


翌日になれば・・・つまり、この休暇が終わって、現実に戻れば、ジムには妻子を抱えたままリストラされてしまったという現実が待っています。

夢と魔法の国で、現実を忘れて楽しむ人たちを、かなり冷めた目で見ていたジムですが。実は、誰よりも現実から逃亡したかったのは、ジム自身だったのかもしれないなぁと。

だからこそ、狂気の世界に誘われ、怪しげな病気に感染してしまった。

彼は死んでしまった訳ですから、現実からの逃亡は叶った訳で・・・。もしかしたら、これも、彼の願いを叶えてくれた魔法・・とか?と思うと、かなり、ゾッとします。


と。

あまりよく意味の分からないホラーではありましたが、ホラーは好きなので、なんだかんだで楽しんだです(*^^*)

そして、フロリダのディズニーワールドに行ったことがある私としては、エプコットなど、出て来る風景、風景に懐かしさを感じたりして。別の楽しみ方もしちゃったのでした。

嗚呼、また行きたいです、フロリダ!


私は「この作品はフィクションだ!」と割り切って鑑賞したので、普通に楽しめましたが・・・ディズニー好きさんの中には、気分の悪くなられる方もいるかもしれないなぁとは思いました。

なので、鑑賞は要注意かもですよ(>_<)