今日は、一昨日見て来ました、映画『幕末高校生』の感想をば(*^^*)
この作品、6月末に、舞台挨拶付先行試写会でも見ましたので、実は、二回目鑑賞(^^)b←試写会より前に、前売りチケットを買っていたのです~。
凄く楽しい映画で、試写会を見た直後に感想を書こうかなぁと思ったいたのですが。
やっぱり、本公開になってからの方が良いのかな・・・と思い、控えていたのでした☆
やっと書けます(*^^*)
■『幕末高校生』予告編
時は幕末。
1868年のの江戸。
新政府軍と幕府軍の戦闘を避けたいと考える勝海舟は、新政府軍参謀・西郷隆盛に和平交渉の書状を送ります。
しかし、その返事が一向に来ないまま、幕府内でも戦争ムードが高まり、一人気を揉んでいました。
あくまで戦争は回避したいと考える勝海舟を周りは、「腰抜け」「裏切者」と罵るのですが、それでも、西郷を信じ、返事を待ち続ける勝。
一方、現代
2014年。
高校の歴史教師の未香子と教え子の雅也、慎太郎、恵理は、雅也がDLした「歴史体感アプリ」なるスマホゲームによって、幕末にタイムスリップ!!??
江戸の街で捕えられた未香子と雅也は、危うく拷問にかけられそうになったところを、たまたま居合わせた勝海舟に助けを求め、保護されます。
自分たちは未来から来た・・・という言葉を信じてくれた勝の元に身を寄せ、はぐれてしまった慎太郎と恵理を探そうとする未香子と雅也。
がしかし。
未香子は、自分が知っている歴史と、今、目の前で起こっている出来事が違うことに気が付きます。
もしかしたら、自分たちがタイムスリップで江戸に来たことにより、歴史が変わってしまった??
このまま歴史が違った方向に進んでいけば、自分たちの帰る世界はあるのか?
はたまた、自分たち自身の存在はどうなってしまうのか??
・・・というお話です。
まあ、ぶっちゃけ言うと、ツッコミ所は満載だったりするんですよねA^^;;
現代の高校生とその教師が幕末にタイムスリップし、しかも、彼らがその時代に来たことにより、なにやら、歴史が変わりつつある・・・というお話。
でもでも、そもそも、なぜ、彼らはタイムスリップしたのか?
そして、彼らが来たことによって歴史が変わってしまった・・・とのことだけど、彼らが時間を超えてやって来たことの意味というか意義というかも、そういう細かいことについては一切、言及されていません(笑)
ただ、怪しげな「歴史体感アプリ 幕末編」とかいうアプリをスマホでDLした高校生が、それを起動させたら、タイムスリップしちゃった・・・という、ただ、それだけのこと。
そして、そうやって彼らが来てしまったから、歴史が変わってしまった。だから、彼らの力によって、歴史を元通りにする・・・さもなくば、自分たちが帰るべき世界(時代)が無くなってしまう。
・・・という、そんな感じの軽いノリです。
まさに、漫画っぽいお話や設定ですね。
あのアプリの謎とか、激しく気にはなりますが、そういうややこしい事とか、難しい事は、考えずに!(^m^)
ただ、ただ、幕末に飛ばされてしまった高校生とその先生たちと一緒に、冒険を楽しめれば良いのじゃないかなぁ~と思う、そんな、明るく楽しいエンターテイメント作品でした。
夏休み時期に公開の映画らしくって、凄く良いと思います。
こういう、明るく楽しい冒険物、大好きですよ!
しかも、時代は、私の大好きな幕末ですし、ね☆
さてさて。
でも、単に明るく楽しいお話・・・というだけでなく、メッセージ性もあって、ジーンとするポイントも多々でした。
まず、何と言っても、玉木さん演じる勝海舟が、色々な意味で凄い!!!
今まで、私達が抱いていたイメージとは、かなり違う雰囲気の勝海舟です。
一見、気弱でチャランポランで、争いごとを嫌い。見る人が見れば、「腰抜け」と思うかも知れない。また、時代の情勢が情勢なだけに、薩長との戦争の回避を主張することで、「裏切者」とか「薩摩の回し者」とか陰口を叩かれたりもしているのですよね。
でも、そんなの、どこ吹く風で、のほほ~~~んとしてる勝海舟。
薩摩が江戸を総攻撃するかもしれないと、幕府の者達がピリピリしている時でも、危機感のない対応ばかり。
ですが!!
ですが、ですよっ。
そんな風に装っているだけで、本当は、誰よりも江戸のことを愛していて、だからこそ、薩摩との戦争を避けたいと考えている。
いや、江戸だけでなく、「日本」という大きな視点で物事を捉え、その行く末を考えている。
そのためなら、自分が陰で、裏切り者だとか腰抜けだとか言われていようと、一切構わない・・・という、実に芯の通ったブレない信念があって。
「能ある鷹は爪を隠す」的なカッコ良さがあって、素敵でした。
そんな勝海舟の台詞は、色々と心に残る物があったなぁ。
彼がメリケン(アメリカ)に行った時の感想を、未香子に語るシーンで。
「科学技術の発達は、ある程度予想していたので、別に驚きはしなかった。でも、何が驚いたかって、向こうは、国の政治をする者を国民の一人一人が選んでいる。世襲制の日本とは全然、違う。このままでは、日本は、どんどん外国に後れを取ってしまう。だから、なんとかせねば」
・・・というような台詞。
幕府がどうこう~というのではなく、凄く広い視点で先を見つめていたのですよね。
現代みたいに、簡単に何でも情報が手に入る時代ではないだけに、そういう新しい考え方を持つことって、難しいでしょうし、何より、他人から異端がられたりもするでしょうし・・・そんな中、自分が正しいと思った信念を貫こうとする姿勢にホレました(//▽//)
そしてそして、もう一つ。
未香子から、飛行機など凄い発明品に溢れた未来のことを聞いた後も。
「未来は、それだけ物は進歩しているのに、人だけは全然、進歩していないんだなぁ」
うーん。
これは、凄く考えさせられた言葉でした。
確かに、そうかも知れませんよね。
今は、色々な物が進歩して、発達して、凄く便利です。
でも、便利になった分、人は、昔より退化してしまったのかもしれない。人間らしさを失ってしまったのかもしれない。
既成の価値観にとらわれてしまって、「本当に自分のしたい事、すべき事」を見失っているのかもしれない。
そんな風に感じました。
ああやって、懸命に命を張って、新しい日本を作り上げようとしてきた歴史の偉人たち。
今の日本は、日本人は、そんな彼らに誇れるような姿なのかなぁ~とか。
色々考えちゃったです・・・。
きっと、未香子も、そんな風に思ったんじゃないのかなぁ。
この時の、勝海舟と未香子のシーン、好きです。
なんだか、ちょっと、恋愛フラグが立ちそうで、でも、立たない。ちょっと切ないような空気。良かったなぁ。
で。
過去に飛ばされてしまった教師・未香子と、三人の生徒たち。
未香子は、教師としての在り方に悩んでおり。
成績優秀な慎太郎は、本当は獣医学部に進みたいのに、親は、絶対に医学部以外認めない・・・ということで悩み。
雅也もまた、自分はどういう進路を進めばよいのか悩み、でも、肝心の担任の未香子が信頼できずに悩みを抱え。
恵理は・・・・なんか悩んでたのかな?(笑) 非常に適応能力が高く、幕末に来ても、現代に居たころと変わらず元気に過ごしていたようだけど。でも、幼馴染の慎太郎と雅也の仲違いに心を痛めていましたよね、冒頭。
・・・と、まあ、そんな現代人な彼らが、幕末という激動の時代を体験することによって、皆、成長していきます。
特に、高校生三人は、現代では、いかにも自己チューな子って感じでしたが。
物事に一生懸命になったり、他人を真剣に思いやったり、そういうことをタイムスリップを経験して学んだのではないかな?と思いました。
そして。
「自分は教師としてちゃんとやってるフリをしているだけの何もしていない教師だ」と反省していた未香子。彼女もまた、この経験と、勝海舟との出会いを通して、良い教師になるんじゃないかなぁと。
それにしても。
ホント、危なかったですよね~。
もし、江戸城無血開城が行われず、江戸総攻撃なんかが起こっていたら。
本当に、今の日本の姿も違っていたかもしれない・・・。
となると、未香子達の未来も・・・っていうか、彼女達の存在すら無かったことになっていたかもしれませんものね。
そして、なぜ、歴史が変わったのか、そもそものきっかけというのが。。。。
恵理ちゃ~~~~ん(>_<)
っていうか。
ちょっと悪役(?)だった、柄本明さん演じる柳田ッチも、気の毒よのう。
恵理ちゃんが、もっと、歴史をちゃんと学んでる賢い子だったら、きっと、柳田ッチも、無駄な努力(っていうと可哀想かな?)しなかっただろうに・・・・。
うん。
未来から来た恵理ちゃんを保護した柳田が、恵理ちゃんに、
「未来は徳川の世なのか?」
と聞くのですよね。
でも、あまり勉強が得意そうでは無い恵理ちゃん・・・柳田の言葉の意味を理解出来ず、
「よく分からないけど、『徳川さん』っていう名前の人なら、未来にも居るよ~」
と答えちゃうわけで。
そんな訳で、未来も徳川の世が続いているのなら、頑張らなくては!と張り切った結果。
勝海舟から西郷隆盛に宛てた書状を盗ませ、破り捨てるのですよね。
だから、江戸城無血開城のやりとりが行われなくなってしまった・・・という展開A^^;;
危ない、危ない。
あっ、そうそう。
ラストの見せ場、凄く素敵でした!
「お前たちの未来は俺が守る!」
と言って、西郷さんの所へと赴く勝海舟。
桜舞う中、素敵でした。
そして。
そんな勝海舟の行く手を阻むように襲い来る、柳田の配下の者達。
あのシーン、下鴨神社や糺の森のロケですよね(^m^)
すぐに分かりました~。
1人で多勢と戦い、でも、決して人は斬らない。
カッコイイ見せ場だったです。
・・・でも、この勝海舟、三枚目なんだけどね(^m^)
っていうか、最近の玉木さん、こういうプチ三枚目に役、多い気がする~。
こういうのも好きですよ。
・・・という訳で。
漫画の様なノリですが、気軽に楽しめる幕末エンターテイメントでした♪
車と一緒にタイムスリップっていうのが、なんだか『パック・トゥー・ザ・フューチャー』みたいですね。
幕末好きさんで、ちょっと一風変わった勝海舟を見てみたい方は是非是非(^m^)
そして。
どーでもいいけど、彼ら、また、「歴史体感アプリ」の明治時代をクリックしてたよね!!!???
今度は、明治にタイムスリップするのかい!!??(笑)
この作品、6月末に、舞台挨拶付先行試写会でも見ましたので、実は、二回目鑑賞(^^)b←試写会より前に、前売りチケットを買っていたのです~。
凄く楽しい映画で、試写会を見た直後に感想を書こうかなぁと思ったいたのですが。
やっぱり、本公開になってからの方が良いのかな・・・と思い、控えていたのでした☆
やっと書けます(*^^*)
■『幕末高校生』予告編
時は幕末。
1868年のの江戸。
新政府軍と幕府軍の戦闘を避けたいと考える勝海舟は、新政府軍参謀・西郷隆盛に和平交渉の書状を送ります。
しかし、その返事が一向に来ないまま、幕府内でも戦争ムードが高まり、一人気を揉んでいました。
あくまで戦争は回避したいと考える勝海舟を周りは、「腰抜け」「裏切者」と罵るのですが、それでも、西郷を信じ、返事を待ち続ける勝。
一方、現代
2014年。
高校の歴史教師の未香子と教え子の雅也、慎太郎、恵理は、雅也がDLした「歴史体感アプリ」なるスマホゲームによって、幕末にタイムスリップ!!??
江戸の街で捕えられた未香子と雅也は、危うく拷問にかけられそうになったところを、たまたま居合わせた勝海舟に助けを求め、保護されます。
自分たちは未来から来た・・・という言葉を信じてくれた勝の元に身を寄せ、はぐれてしまった慎太郎と恵理を探そうとする未香子と雅也。
がしかし。
未香子は、自分が知っている歴史と、今、目の前で起こっている出来事が違うことに気が付きます。
もしかしたら、自分たちがタイムスリップで江戸に来たことにより、歴史が変わってしまった??
このまま歴史が違った方向に進んでいけば、自分たちの帰る世界はあるのか?
はたまた、自分たち自身の存在はどうなってしまうのか??
・・・というお話です。
まあ、ぶっちゃけ言うと、ツッコミ所は満載だったりするんですよねA^^;;
現代の高校生とその教師が幕末にタイムスリップし、しかも、彼らがその時代に来たことにより、なにやら、歴史が変わりつつある・・・というお話。
でもでも、そもそも、なぜ、彼らはタイムスリップしたのか?
そして、彼らが来たことによって歴史が変わってしまった・・・とのことだけど、彼らが時間を超えてやって来たことの意味というか意義というかも、そういう細かいことについては一切、言及されていません(笑)
ただ、怪しげな「歴史体感アプリ 幕末編」とかいうアプリをスマホでDLした高校生が、それを起動させたら、タイムスリップしちゃった・・・という、ただ、それだけのこと。
そして、そうやって彼らが来てしまったから、歴史が変わってしまった。だから、彼らの力によって、歴史を元通りにする・・・さもなくば、自分たちが帰るべき世界(時代)が無くなってしまう。
・・・という、そんな感じの軽いノリです。
まさに、漫画っぽいお話や設定ですね。
あのアプリの謎とか、激しく気にはなりますが、そういうややこしい事とか、難しい事は、考えずに!(^m^)
ただ、ただ、幕末に飛ばされてしまった高校生とその先生たちと一緒に、冒険を楽しめれば良いのじゃないかなぁ~と思う、そんな、明るく楽しいエンターテイメント作品でした。
夏休み時期に公開の映画らしくって、凄く良いと思います。
こういう、明るく楽しい冒険物、大好きですよ!
しかも、時代は、私の大好きな幕末ですし、ね☆
さてさて。
でも、単に明るく楽しいお話・・・というだけでなく、メッセージ性もあって、ジーンとするポイントも多々でした。
まず、何と言っても、玉木さん演じる勝海舟が、色々な意味で凄い!!!
今まで、私達が抱いていたイメージとは、かなり違う雰囲気の勝海舟です。
一見、気弱でチャランポランで、争いごとを嫌い。見る人が見れば、「腰抜け」と思うかも知れない。また、時代の情勢が情勢なだけに、薩長との戦争の回避を主張することで、「裏切者」とか「薩摩の回し者」とか陰口を叩かれたりもしているのですよね。
でも、そんなの、どこ吹く風で、のほほ~~~んとしてる勝海舟。
薩摩が江戸を総攻撃するかもしれないと、幕府の者達がピリピリしている時でも、危機感のない対応ばかり。
ですが!!
ですが、ですよっ。
そんな風に装っているだけで、本当は、誰よりも江戸のことを愛していて、だからこそ、薩摩との戦争を避けたいと考えている。
いや、江戸だけでなく、「日本」という大きな視点で物事を捉え、その行く末を考えている。
そのためなら、自分が陰で、裏切り者だとか腰抜けだとか言われていようと、一切構わない・・・という、実に芯の通ったブレない信念があって。
「能ある鷹は爪を隠す」的なカッコ良さがあって、素敵でした。
そんな勝海舟の台詞は、色々と心に残る物があったなぁ。
彼がメリケン(アメリカ)に行った時の感想を、未香子に語るシーンで。
「科学技術の発達は、ある程度予想していたので、別に驚きはしなかった。でも、何が驚いたかって、向こうは、国の政治をする者を国民の一人一人が選んでいる。世襲制の日本とは全然、違う。このままでは、日本は、どんどん外国に後れを取ってしまう。だから、なんとかせねば」
・・・というような台詞。
幕府がどうこう~というのではなく、凄く広い視点で先を見つめていたのですよね。
現代みたいに、簡単に何でも情報が手に入る時代ではないだけに、そういう新しい考え方を持つことって、難しいでしょうし、何より、他人から異端がられたりもするでしょうし・・・そんな中、自分が正しいと思った信念を貫こうとする姿勢にホレました(//▽//)
そしてそして、もう一つ。
未香子から、飛行機など凄い発明品に溢れた未来のことを聞いた後も。
「未来は、それだけ物は進歩しているのに、人だけは全然、進歩していないんだなぁ」
うーん。
これは、凄く考えさせられた言葉でした。
確かに、そうかも知れませんよね。
今は、色々な物が進歩して、発達して、凄く便利です。
でも、便利になった分、人は、昔より退化してしまったのかもしれない。人間らしさを失ってしまったのかもしれない。
既成の価値観にとらわれてしまって、「本当に自分のしたい事、すべき事」を見失っているのかもしれない。
そんな風に感じました。
ああやって、懸命に命を張って、新しい日本を作り上げようとしてきた歴史の偉人たち。
今の日本は、日本人は、そんな彼らに誇れるような姿なのかなぁ~とか。
色々考えちゃったです・・・。
きっと、未香子も、そんな風に思ったんじゃないのかなぁ。
この時の、勝海舟と未香子のシーン、好きです。
なんだか、ちょっと、恋愛フラグが立ちそうで、でも、立たない。ちょっと切ないような空気。良かったなぁ。
で。
過去に飛ばされてしまった教師・未香子と、三人の生徒たち。
未香子は、教師としての在り方に悩んでおり。
成績優秀な慎太郎は、本当は獣医学部に進みたいのに、親は、絶対に医学部以外認めない・・・ということで悩み。
雅也もまた、自分はどういう進路を進めばよいのか悩み、でも、肝心の担任の未香子が信頼できずに悩みを抱え。
恵理は・・・・なんか悩んでたのかな?(笑) 非常に適応能力が高く、幕末に来ても、現代に居たころと変わらず元気に過ごしていたようだけど。でも、幼馴染の慎太郎と雅也の仲違いに心を痛めていましたよね、冒頭。
・・・と、まあ、そんな現代人な彼らが、幕末という激動の時代を体験することによって、皆、成長していきます。
特に、高校生三人は、現代では、いかにも自己チューな子って感じでしたが。
物事に一生懸命になったり、他人を真剣に思いやったり、そういうことをタイムスリップを経験して学んだのではないかな?と思いました。
そして。
「自分は教師としてちゃんとやってるフリをしているだけの何もしていない教師だ」と反省していた未香子。彼女もまた、この経験と、勝海舟との出会いを通して、良い教師になるんじゃないかなぁと。
それにしても。
ホント、危なかったですよね~。
もし、江戸城無血開城が行われず、江戸総攻撃なんかが起こっていたら。
本当に、今の日本の姿も違っていたかもしれない・・・。
となると、未香子達の未来も・・・っていうか、彼女達の存在すら無かったことになっていたかもしれませんものね。
そして、なぜ、歴史が変わったのか、そもそものきっかけというのが。。。。
恵理ちゃ~~~~ん(>_<)
っていうか。
ちょっと悪役(?)だった、柄本明さん演じる柳田ッチも、気の毒よのう。
恵理ちゃんが、もっと、歴史をちゃんと学んでる賢い子だったら、きっと、柳田ッチも、無駄な努力(っていうと可哀想かな?)しなかっただろうに・・・・。
うん。
未来から来た恵理ちゃんを保護した柳田が、恵理ちゃんに、
「未来は徳川の世なのか?」
と聞くのですよね。
でも、あまり勉強が得意そうでは無い恵理ちゃん・・・柳田の言葉の意味を理解出来ず、
「よく分からないけど、『徳川さん』っていう名前の人なら、未来にも居るよ~」
と答えちゃうわけで。
そんな訳で、未来も徳川の世が続いているのなら、頑張らなくては!と張り切った結果。
勝海舟から西郷隆盛に宛てた書状を盗ませ、破り捨てるのですよね。
だから、江戸城無血開城のやりとりが行われなくなってしまった・・・という展開A^^;;
危ない、危ない。
あっ、そうそう。
ラストの見せ場、凄く素敵でした!
「お前たちの未来は俺が守る!」
と言って、西郷さんの所へと赴く勝海舟。
桜舞う中、素敵でした。
そして。
そんな勝海舟の行く手を阻むように襲い来る、柳田の配下の者達。
あのシーン、下鴨神社や糺の森のロケですよね(^m^)
すぐに分かりました~。
1人で多勢と戦い、でも、決して人は斬らない。
カッコイイ見せ場だったです。
・・・でも、この勝海舟、三枚目なんだけどね(^m^)
っていうか、最近の玉木さん、こういうプチ三枚目に役、多い気がする~。
こういうのも好きですよ。
・・・という訳で。
漫画の様なノリですが、気軽に楽しめる幕末エンターテイメントでした♪
車と一緒にタイムスリップっていうのが、なんだか『パック・トゥー・ザ・フューチャー』みたいですね。
幕末好きさんで、ちょっと一風変わった勝海舟を見てみたい方は是非是非(^m^)
そして。
どーでもいいけど、彼ら、また、「歴史体感アプリ」の明治時代をクリックしてたよね!!!???
今度は、明治にタイムスリップするのかい!!??(笑)