先週の土曜日の深夜(つーか、厳密には日曜の朝方)、完全クリアしましたPSP版『薔薇ノ木ニ 薔薇ノ花咲ク』。
何か、もうホント、その世界観、時代背景、物語、キャラクターすべてにツボってしまって(//▽//)
こうしてクリア後も、未だ、余韻から抜け切れていません~(>_<)笑
この熱いパトスを昇華する為にも、ここはひとつ、クリアご感想などを書いてこうかなあ~と思います(^^)b
というか、この行き場のない激しい萌えを、文章にしたためることによって・・・・・・・自己満足したいのです(*><*)
という訳で、まずは、ゲームのご紹介を♪♪
これが、私が購入したPSP『薔薇ノ木ニ 薔薇ノ花咲ク』です。豪華版です。
ソフト以外に、ドラマCD2枚(1枚は予約特典なのですが、通販したら付いてきました)と、小説本がセットになってます。
前知識が無い状態で購入したのですが、買うとき、豪華版にしようか通常版にようか、物凄~く悩んで・・・。
豪 華 版 に し て 大 正 解 で し た よ \(^0^)/
ドラマCDも小説集も、ツボ過ぎて(///)
感動、感涙、興奮なのです~。
で。
このゲームのあらすじ。
時代は昭和初期。
舞台となるのは、選良(エリート)達が学ぶ、全寮制の男子校。
主人公の日向要は、この学校で小使い(下働き)をして2年目の青年。
時代遅れの髪型や服装をして、黙々と雑用をこなしている要は、時として、選良意識を持つ一部の学生のからかいの対象にもなっていたのですが。
実は、頭の良い彼は、この学校の入試でも主席合格で、本来ならそんな彼らと学友として勉学に勤しんでいるハズだったのです。しかし、複雑な家庭環境故に、宛てにしていた学資が得られず入学を断念。
それでも、学校という学びの場に身を置きたいという理由で、ここで下働きをし、仕事の合間にひととき勉強を教えて貰うという環境に喜びを感じていたのですね。
そんな彼は、ある日、親しくしている天野純弥という学生から、薔薇の木の下に小鳥の死体を埋めて欲しいと頼まれます。
学校での仕事が終わり、夜遅くに、小鳥の死骸を埋めようとしていた要ですが、いきなり、背後から迫ってきた何者かに薬を嗅がされ・・・そして、陵辱されてしまいます。
それが大きな心の傷となってまう要ですが、週明けに学校に出勤すると、更に、彼に追い打ちをかけるような事態が起こるのでした。
彼と親しく、仕事の合間に勉強を教えてくれていた、生物学の月村教授の下に、「花喰ヒ鳥」という名前の差出人から謎の封筒が届きます。
そして、その封筒の中身は・・・なんと要が陵辱された姿を写した写真!
泣き寝入りしていた要ですが、月村教授は、要に犯人捜しをするように勧めます。
なぜなら、また犯人が、この写真を学校に送りつけたり、ばらまいたりする可能性が否めない、そしたら、要は学校に居られなくなってしまうから・・・と。
こうして、要は勇気を振り絞って、「花喰ヒ鳥」を探し、写真の原板を返して貰うことを決意。
更に、要と会ったのを最後に、天野純弥が行方不明に。
要の身に起きた事件と、天野純弥の失踪は何か関係があるのか!?
要の知らないところで、何かが起こっている・・・。
~~~~というようなお話(^^)b
因みに、物語を進めていく過程で、要のことを良く思っていなかったり、彼のことを嵌めてやろうと思っている人達にも、件の写真が「花喰ヒ鳥」から届きます。・・・つまり、脅しの材料に使われちゃうわけですね。
はたまた、物語を進め、要と親しくなった人達にも、親しくなった途端に件の写真が届けられたり。
じわりじわりと「花喰ヒ鳥」の影が要クンに迫ってくるわけです。
ここら辺の展開が、面白かったですよ~。(要クンには気の毒だけど;)
で。
全クリアしてして思ったのが。
このゲームのキャラ達。
正直、第一印象は、「この人、ちょっと(--;」と、好きになれない人物でも、物語を進めていく内に、悪い人じゃないのが分かり、やがて、好きなキャラになっちゃうところが凄いんですよ!!!! ホントです。
やっぱり、第一印象だけで人を判断しちゃイケナイですね。
うんうん。
よく知りもしない人を嫌いとかいっちゃダメだ。
真面目な話、こういうのって、ゲームだけでなく、現実世界でもそうなんじゃないかなぁ~って気付かされました。
なんというか・・・。
私達の実際の生活に於いても、最初の印象で「この人嫌い」とか思っちゃうこととかってありますよね?
でも、嫌いと言って、そこで接点を持たなくなればそのままだけど。
相手のことを知ろうと心がければ。
もしかしたら、「嫌い」と思ってたその人物の別の面が見えてきたり、その人が何か辛いことを抱えていて、その所為で、少し人にキツク当たっちゃってるとか。そういうのが見えてくるかも知れない。
だから、印象だけで簡単に人を判断すべきじゃないし、その人のある1つの面だけを見て、その人に対して、全てを知った気になって、嫌ったり批判したりするべきじゃないんだなぁ~と。
ゲームしながら、しみじみ思いました。
だってね。
私、正直、火浦あずさ君、冒頭から苦手だったのですよね。
要クンの異母弟の鹿之浦誠司とかも。
でもでもでもでも!!!
ちゃんと彼らのルートをクリアすると、彼らも、本当は根は良い子で。ただ、心に傷を抱えていただけって解るんですよね。
そうなると、凄く愛おしく感じる!
真弓ルートでの真弓の行動にも腹立ったけど・・・でもでも、それもちゃんと理由があって。
それらの傷・葛藤を乗り越えたら、皆々、良い人なんですよ。愛おしい人物になるのですよ~。
だから、このゲームの登場人物、私は苦手なキャラは誰1人も居ません!!!!!!
そこがまた、このゲームの素晴らしいところだなぁって。
という訳で。
ここからは、登場人物達に対する感想を♪
所で、このゲームのメインキャラ達の名前。
主人公の日向要クンを筆頭に、
月村幹彦
火浦あずさ
水川抱月
木下真弓
金子光伸
土田憲実
・・・・何か気が付きませんか???
そうなのですよね~。
要クンを筆頭に、日・月・火・水・木・金・土と、名前の頭一文字が曜日になってるよ、カレンダーだよ、七曜会(違)だよ~ん。
まあ曜日と言うよりは、星に因んでいるのかもしれませんが、ね(^^)b
あっ。
要クンの異母弟の鹿之浦誠司だけは、「鹿」で曜日じゃないけど(^m^)
ではでは、1人ずつ人物感想を。
●日向要
この物語の主人公。
エリート学校で下働きをしているけど、実は、とても頭の良い子なのですよね。学資の問題がなく、ちゃんとこの学校に入学していれば、ダントツで主席だったような人物なのに・・・。学生達から馬鹿にされてる存在というのが、不憫です(;;)
でも、本人は、至って暢気というか。
頭は良いけど、少し天然さんで、よく転んだり、バケツの水を廊下にぶちまけたり・・・色々な失敗してます(^^;
心優しい、優しすぎる子なんですよ~~~。
因みに、PC版(18禁)では、このお人好し果汁100%で出来たような彼が、選択肢によっては、怖~~~い人物になるので。
そこも、また面白いです(PC版はプレイ途中ですが)。
彼の生い立ちや複雑な家庭環境については、カップリングする相手によって
詳しく解る場合もあります。
っていうか、弟の誠司ルートで、物凄くよく解りましたが・・・実に複雑なのですよね。さぞや、辛く、大変な子供時代だったろうに・・・よくぞ、よくぞ、こんなに清らかに育ったくれたよぉぉぉ(;;)泣
うん。
要クンは、富豪の家の、お妾さんの子なんですが。
その家では、母屋に本妻達が、そして離れで要クン親子が・・・って感じで住んでいたみたいなのね。
これは酷い。
要クンのお父さんもさ~、お金持ちなんだから、愛人持つなら、別宅でも持てよ!とめっちゃ思うよっ。
いくら離れだからって、同じ家の敷地内に、本妻とその子供、愛人とその
子供を住まわせるようなコト、すんなよ(--#・・・って。
とはいえ。
別に、それは別宅代をケチったとかではないであろう所が切ない。
要クンのパパンは、弱い人だったんだと思う。
本当だったら、昔からずっと好きだった恋人の繭子さん(要クンのママン)だけが好きで、女性は、彼女1人で良かったんだよね。
でも、富豪な商家で、子供の頃から親が決めた許嫁(誠司ママン)が居て。
愛を取るか、家を取るか、その二者択一が出来ず、どちらも中途半端に取ってしまった。
でも、心は繭子さん一筋で。
だから、別宅に住まわせるとか、いわば、彼の手元から離れたところに置いておくことすらも辛かったんだろうね。ずっと好きな女の人を手元に置いておきたかった。手放せなかった。
でも、結果、繭子さんも要も、もちろん、本妻も誠司も、皆が不幸になって。
家と愛、中途半端に手に入れようとして、結果、何もその手に出来なかった人だったんだろうなぁ、要パパン。
そう思うと、不甲斐ないと腹が立つと同時に、気の毒でもあるよね。
時代が時代だけに、跡継ぎが簡単に「好きな人と結婚しま~す☆」みたいな訳にはいかなかったんだろうし。
家を捨てるなら、それは、相当な覚悟&勇気が要ったろうし・・・。
・・・弱い人には無理だよね。
いっそ、要パパンが女遊び的に、繭子さんを囲ってたのなら、簡単に憎めるけど・・・。繭子さんに本気だったというだけに、複雑。
そして、本妻的にも複雑だったろうなぁって思う。
しかも、要クンが子供の頃から何かと優秀で。本妻の方の誠司は、要に何一つ叶わなかったから。
お姑さんからは、
「お前は、子供を育てることすら、繭子に叶わんのかっ」
って嫌味言われてさ。
「お義母様! あの女と私、どちらがこの家の嫁ですか!」
って泣きながら反論してたもんね・・・。
夫の愛情は100%繭子さんで、繭子さんトコの子が優秀で、それをお姑さんになじられ。
辛かっただろうな、誠司ママンも・・・って思うよ。
その所為で、幼い要は、誠司ママンに撲たれまくってたみたいで、それは物凄く可哀相だし、許せないけど。
でも、誠司ママンの辛さも、女性なら想像できるよね。そう考えると、簡単に憎めないし。
実に複雑な人間関係だなぁ~と。
そして、そんな複雑なしがらみから要クンを解放してあげる為に、繭子さんは自ら死を選んだのじゃないかなぁ~と思うのです。
・・・と、要クン語りがなぜか、繭子さんとか誠司ママン語りになってしまいましたが(^^;;
ホント、よくぞ、グレずに、まっすぐに育ってくれました要クン~~。
だけど、そういう環境で育ったからこそ、人の痛みの分かる人に育ったのでしようね。
要クン、大好きなキャラですよ~。
●月村幹彦
要クンに、お勉強を教えてくれてる親切な教授さん。
教授と言っても若いです。確か、29歳だったかな。
ボイスは、『咎狗の血』の源泉さんが、わたし的にはお馴染みだった一条和矢さんです。
でも、源泉さんの声とは全然違うタイプのお声な月村先生ですが。
月村先生の声を聞いて思いました。
一条さんって・・・とても、エロボイスですね(//▽//)
と。
それは置いておいて。
センセ、好きです。大好きです。
でも、実は、初回クリア時は、イマイチ、センセのキャラが掴めないというか、感情移入出来なくて。最初は、そこまで好きなキャラではなかったのですよね。
しかし。
がしか~し。
一度クリアし、先生の手記を読み、また、水川ルートで先生のことを色々知り~としている内に、私の中で、センセの存在がどんどん大きなってきて。
極めつけは、トゥルーエンド及び、特典で開いたあれとかそれとかこれとかで。
今は、もう、月村先生大好き\(^0^)/であります。
でも、彼もまた、哀しい人ですよね。
彼が、人として何か狂っている・・・というのも。もしかしたら、その複雑な環境で育ったことが原因だったのかな・・・と。
もし、彼の母親が、幼い彼を残して自殺していなかったら?
自殺した母の遺体の第一発見者が彼じゃなかったら?
父親が、母の死後、彼に無体なことをし続けたりしなかったら?
もしかしたら、彼は、普通の人として、普通の感覚を持って人生を送れていたのかもしれないなぁと想います。
そういえば、ここら辺にも、要クンの家庭とは種類の違う、複雑さがあって。
今の時代のように、好きな人と簡単に結婚できるわけではない、家のために結婚しなくてはいけなかった時代の切なさを感じます。
そういえば、要クンのお父さんは、家のために、誠司ママンとも結婚したわけで。
一方、月村ママンは、名ばかりの華族で苦しかった家の内情を助けるために、裕福な医者である月村パパンと結婚したそうだから。(月村先生は「母は父に金で買われるように結婚した」とか「父は母を金で縛ることしかできなかった」とかみたいなこと言ってましたよね)
家のために、愛していない人と結婚した要パパとか、月村ママとか。男側と女側、なんだか、対比になってる感じがしましたね。
そんな月村先生・・・・。
自分は人として欠落しているとか、人の心の機微が解らない、とか言いながら。
要クンのことだけは、五感のように解るのですよね。
先生~~°・(ノД`)・°・
月村先生に対しては、もう色々な想いが有りすぎて、言葉にならないです。
でもでも、トゥルーエンドの先生は、幸せですよね?
それなら、良いのです~。うわ~~~~ん(号泣)
●火浦あずさ
彼は、さっきも書いたように、冒頭からしばらくは嫌いでした。(彼のルート、クリア後は大好きな愛らしいキャラになりましたよ^^)
飛び級で入学したので、他の学生よりも、年は若い・・・というか幼いです。そして精神年齢も幼いです。
でも、愛らしい容姿故に、硬派の皆様からは大人気で。
そこらへんのメッチェン(女の子)より可愛いということで、彼の親衛隊まである模様。
そんな、あずさクン。最初は、ガキなんだよね。
でも、それが、物語を進めていく内に、どんどん大人になって。色んな事を考えるようになって。自己中心的な考えから、ちゃんと人のコトを思いやれる子になっていく。
そんな成長過程を見守っていけるのも、なかなかに心温まります。可愛いです。そんなキャラです。
最初はね、鈍くさくでドジばっかやってる要クンに辛く当たってるんですよね~。
しかも、要がこの学校の入試を受けたにも関わらず、学生として入学して居ないことから、
「どうして、入学してなくて、働いてるの?? 試験に落ちたの~~???」
とか意地悪なことを大声で聞いてきたりするし。
冒頭のイメージは悪かったのですが、ホント、物語を進めれば進める内に、好きになっていきました。
そして。
あずさクン、大の潔癖性なんです。
潔癖といっても、性的な事に対してだけなのですが。
とにかく、性的なコト、話に嫌悪感を抱いてて。それはそれで、将来自分は結婚とか出来るのかな?と密かに悩んでいるあたりも、実は、真面目な子なんだろうなぁって思いますが。
そして。
なぜ、なぜ彼がそこまで性的なことを嫌悪するのか。
その原因は、幼いときに、両親のGeorge・・・違った、情事を見てしまったことに起因してて・・・。
そして、その時、彼のお姉さんも一緒に両親のGeorge・・・じゃなくて、情事を見ちゃうわけですが。彼のお姉さんにも、また、心に暗い影を落とすのですよね。両親の情事の光景。
まあ、それがあってかなくてかは解らないけど、とにかく、彼はガキな訳ですが。。。。
意地悪なことをしたと反省したら、ちゃんと謝れる、本当は素直でイイ子なので。
そのガキっぽさも、今は天真爛漫に見えて愛おしいです。
●水川抱月
cvは森川智之さん。
彼は、この学校の学生ではなくて、近所に住む探偵小説家さん。29歳。実は、この学校の卒業生で、月村先生と同級生、学生時代は、寮の同室者だったりします(^^)b
日英混血で、外見は見るからにイギリス人なのですが。いつも着物で、こよなく日本を愛している人。
彼は年齢的にも精神的にも大人なので、どうか飄々としています。なので、色々な心の傷を抱えてる若い子達相手でも、ド~ンと受け止めてくれる寛容さがあって(*^^*) その大きい心が素敵ですよ~。
でも、そんな器の大きい大人の彼でも、学生時代の哀しい恋を未だに引きずっているようで・・・。
カップリング次第では、その切ない過去が垣間見えたり、未だ未練に苦しむ彼を見ることが出来たり。
抱月は、カップリングの組み合わせ次第で、色々な面を見ることが出来るのも面白いところです。
切ないお話も好きですが・・・個人的には、大爆笑な光伸とのお話がツボだったりします(^m^)
●木下真弓
彼も、飛び級で入学したので、他の学生より若いです。
幼い頃、両親を事故で亡くし、天涯孤独になった所を、両親の友人であった、あずさの両親が引き取ることになり。
以降、火浦家で育てられ、あずさと一緒に、入学してくる訳です。
あずさの両親は、自分の子供達と分け隔てなく真弓のことを育ててくれたのですが。
大人しい真弓は、ずっと、あずさに意地悪(でも、あずさ的には悪気がないみたい)され続けてきたのですよね。
実際、いつも、あずさの荷物を持たされたり、面倒くさいことを押しつけられたり、色々。
とはいえ、真弓君も、結構腹黒いところあって。
あずさに対しては、なんでも「はいはい」って言ってれば、扱いやすいから、別に気にしない~~みたいな感じ。
でも、そんな、あずさの意地悪どころではない、もっともっと辛い経験をあずさの家でしてきた真弓。
この物語の登場人物で、実は、一番、重い物を背負ってるキャラではないかと思います・・・。
なぜなら、真弓は、あずさの家で、あずさの姉からずっと性的虐待を受けてて、誰もそれに気付いてくれなかった。誰にも相談できなかった・・・って。
つか。私、初回プレイで、真弓の岐路を発生させないまま、抱月×真弓でクリアしちゃったのですよ。すると、真弓は、大人の抱月に「助けて助けて」と必死でSOSを出してる可哀相な子・・・って思えて。
真弓の腹黒い部分を全く見なかったので。
2回目以降、真弓が要を倉田に売り飛ばそうとしたとか、その後、要とカップル成立するまでの過程で、要にした数々の嫌がらせには、ビビリました(^^;;
でもでも。
何故彼が、そんなに要を憎んだのか。
その理由を考えると・・・難しいですね。
そして、真弓に性的虐待を続けて来た、あずさの姉。
彼女のしたことは、決して許されることではないけど、でも、彼女もまた、あずさの潔癖症同様、幼いときに見た両親の情事シーンのトラウマがあったのかもしれない・・・と思うと、複雑です。
このか弱い真弓が、心の傷を乗り越えようと足掻く姿がまた・・・泣けるんです~。
だからこそ、色々なエンディングがあるけど、強くなっていく真弓の姿は良いですよね~。
●金子光伸
私の一番好きなキャラ♪♪
成績優秀な優等生、子爵の御曹司サマ。常に学年トップの秀才・・・と言われてるけど。実は、入学試験では、要クンが主席で、彼は次席だったのですよね~。そう思うと、フフフ…(^m^)←
彼ほど裏表が激しい人物もまた凄いです(褒めてますv)。
学校では身体の弱い秀才で通しているけど。
実は、身体も元気で、単なるサボタージュ。
夜になると、芸者遊びはするは、いかがわしげな秘密倶楽部に出入りするはの、激しい遊び人。でも、そんなこと、彼の学友は知りません。学校ではあくまで、取り澄ました優等生。
そして、彼もまた、カップリング次第で色々な面が見ることが出来ます。
特に、水川抱月とカップリングすると、大爆笑。
だって、探偵小説家・水川抱月の大ファンなのに、水川抱月本人と気が付かないまま、ずっと接して、あまつさえラブシーンまで(^m^)笑
と。
話は逸れましたが。
凄く色んな面を持ってて、大人な部分とガキな部分が混在しているような人物・・・いやいや、根はガキなんだけど、頑張って大人ぶってて、本人も大人なつもりなところが、凄くツボ(褒めてますv)。
だけど、そんな彼も、結構重い物を背負ってるんですよね。
彼は本当は小説家になりたいという夢があるんだけど。彼の中で、その夢を叶えるという選択肢は最初から無くて。
子爵家の跡継ぎとして、貴族院議員の父の後を継がなくてはいけない、継ぐのが当たり前って思ってるのですよね。
それを自分の運命として受け容れてるんたけど、でも、どこかでその鬱憤を晴らしたくて。
それで、親の金で、豪遊したりして憂さ晴らししてるんだろうなぁ~と。
でも、そうやって豪遊しながらも、それは親の金で、自分の物なんか、最初から何も持っていない・・・という自覚もちゃんと持ってます。
だからこそ、単なる、金持ちの放蕩息子じゃない魅力があるのです(*><*)
特に、子爵家のことと、小説家になる夢のことに関しては、要ルートでよく解るのですが、私、そのお話が大好きなのですよね~。
生まれたときから定められてたレールの上ではなく、自立していく光伸というか。
だから、わたし的には、要&光伸のお話が一番好きかも!
●土田憲実
彼、凄く良いです。武士のようです。
トゥルールート以外なら、要は、彼とのルートが、一番しっくり来るというか、王道ルートなのかなぁと感じました。
ずっと要クンのことを見続けていた土田。
要とカップリングしても、また、要以外の人とカップリングしても、ずっと要事を気にしている風ですよね。
そして、要が辿る運命によってエンディングが変わってくるのも、土田だけ。
凄く真摯な人だから、要以外の人とカップルになっても、ちゃんと、その人ことを見ていてくれる。
無口だけど、いや、無口だからこそその言葉1つ1つは重みがあるし、行動はグッとくる。
だけど、意外と大らかな所もあって、好きです(*^^*)
●鹿之浦誠司
彼のことは、もう、要の感想で書き尽くしちゃった気もするけど(^^;;
彼は、登場時から「嫌なヤツ(--#」と思ってました。
だって、要クンがせっかく合格した学校に入れなくなったのは、彼の所為なのですもん。
要が上の学校に行くのを知ってて、行く気もないのに留学すると言って、親に多額の金を出させ。実際には、外国に行かずに、その金を使いつつ、女のヒモになってブラブラ暮らし・・・というとんでもないヤツ。
だけど、やっぱり、彼のルートをクリアするとね。彼も彼なりに、凄く辛かったんだなぁとか、本当は兄である要が大好きで・・・でも、家庭の事情故に親しく接することが出来ないのが哀しくて・・・苦労していたんだなぁと思いました。
それに、留学できなかったのは、案外、誠司の所為じゃないかもね~って思うよ。
いくら、誠司のヨーロッパ留学で、多額の費用が要るとしても、あの家、富豪らしいから。別に、要1人、国内の学校に行くくらいなんてことない気がする~。だから、もし、誠司のヨーロッパ留学云々がなかったとしても、結局、本妻は、なんじゃーかんじゃー理由付けて、「お金がない」とか言って、要の進学を阻止しそうだわ~。
そう思うとね。
誠司ばかりを悪者に思えなかったし。
誠司ルートで、色々と家庭の事情が明らかになるにつれ、誠司のこと憎めなくなった・・・というか、なんだか、拗ねたワンコみたいで可愛いんだよ、誠司(*^^*)b
だから、今は、誠司、大好きだよ♪
・・・と。
本当に、こうやって見てみても、皆、魅力的なキャラばかりで。
そこも、このゲームの魅力なのです(*><*)
しまった!!!!!
萌えの激情の赴くままに書いてたら文字数制限がヤバイ件w
なので、唐突に終わるキャラ感想A^^;;