6月2日(土)うす曇のさわやかな天候に恵まれ、赤羽公園グラントで小学生男子の準決勝、決勝戦が開催された。いずれも実力伯仲のチーム同士で熱戦が展開された。準決勝では千里ヶ丘スポーツ少年団、徳和ソフトボールクラブが果敢な攻めと投手の好投で完封勝利を飾った。決勝戦は打線好調だった昨年の覇者徳和ソフトボールクラブはチャンスがうまくつながらず、千里ヶ丘スポーツ少年団のうまい試合運びに討ち取られた。千里ヶ丘スポーツ少年団は一回戦からすべての試合に完封勝利を飾った。第三代表戦では大紀ソフトボールクラブが少ないチャンスを有効に生かし勝利をものにした。
写真撮影 紀北支部
【準決勝】
千里ヶ丘スポーツ少年団(津)6 ― 0 米の庄スポーツ少年団(松阪)
徳和ソフトボールクラブ(松阪)11 ― 0 大紀ソフトボールクラブ(伊勢・度会)
【決勝】
千里ヶ丘スポーツ少年団(津)5 ― 0 徳和ソフトボールクラブ(松阪)
写真撮影 川合
【第三代表決定戦】
大紀ソフトボールクラブ(伊勢・度会)2 - 0 米の庄スポーツ少年団(松阪)
この結果 優勝千里ヶ丘スポーツ少年団(津)全日本小学生大会へ 準優勝徳和ソフトボールクラブ(松阪)中日本総合選手権大会へ 第3代表大紀ソフトボールクラブ(伊勢・度会)全日本代表チームが2つとなったときは中日本大会へ出場となった。
準優勝の徳和ソフトボールクラブ
全日本小学生大会男子の準決勝・決勝 大会結果詳細
【準決勝】
(球審)向久保秀夫(一塁)村島成幸(二塁)澤田昭男(三塁)東 薫(記録)北川博敏
千里ヶ丘スポーツ少年団(津)2112000 6
米の庄スポーツ少年団(松阪)0000000 0
<バッテリー>
(先攻)○ 中島 航 ― 松原 涼弥
(後攻)● 坂田 優 ― 利根 修哉
<長 打>
(先攻)(本)(三)(二)新井 優太、中島 航
(後攻)(本) (三) (二)
【戦 評】
千里ヶ丘スポーツ少年団は初回1番新井 優太のライトオーバー二塁打を足がかりに四球走者をおいて、4番浅田がライト前適時打を放ち2点を先制する。2回、3回にもそれぞれ1点ずつを追加し、4回3番中島 航の左中間適時二塁打などで2点を追加し勝利をものにした。投げては中島 航投手相手打線を1安打に抑えあと少しでノーヒットノーランだった。米の庄スポーツ少年団は中島投手の好投の前になかなかヒットが打てなかったのが残念。
【準決勝】
(球審)本山博朗(一塁)木田肇(二塁)湊 寅保(三塁)馬場正和(記録)川端剛央
徳和ソフトボールクラブ 12800 11 5回コールド
大紀ソフトボールクラブ 00000 0
<バッテリー>
(先攻)○ 曲 孝史朗 ― 伊藤 隆
(後攻)● 藤崎 智也 ― 山本 幹太
<長 打>
(先攻)(本)(三)(二)なし
(後攻)(本)(三)(二)
【戦 評】
徳和ソフトボールクラブは2回、四球と内野安打、犠打、野選などで2点を追加し、3回には四死球や相手エラーと5本のヒットをつなげ打者12人の猛攻で8点を入れ勝利をものにした。投げては曲投手、相手打線を3安打完封に押さえた。大紀ソフトボールクラブは打線がうまくつながらず惜しくも敗退した。
【決勝】
(球審)高須孝治(一塁)澤田昭男(二塁)東 薫(三塁)村島成幸(記録)北川博敏
徳和ソフトボールクラブ 0000000 0
千里ヶ丘スポーツ少年団 200021X 5
<バッテリー>
(先攻)● 曲 孝史朗 ― 伊藤 隆
(後攻)○ 中島 航 ― 松原 涼弥
<長 打>
(先攻)(本) (三) (二)
(後攻)(本)浅田 晴稀(三)中島 航、久米 亮徳②(二)
【戦 評】千里ヶ丘スポーツ少年団長打攻勢で見事勝利を飾る
千里ヶ丘スポーツ少年団は初回、3番中島がレフトオーバー三塁打を放ち、4番死球で出塁し、5番松原のセンター前適時打で2点を入れ先制する。5回には7番久米が右中間三塁打を放ち、キャッチャーの送球ミスと四球で出た走者も二つの盗塁を重ね、2番松田のセンター前適時打で2点を追加した。6回には4番浅田晴稀のレフトオーバー本塁打で1点を追加し勝利をものにした。中島 航投手は全試合完封勝利を収めた。
徳和ソフトボールクラブは4安打を放つも2つのダブルプレーでチャンスをつぶし得点が挙げられなかった。
子どもたちから悔しさのメダルをかけられた徳和ソフトボール監督
【第三代表決定戦】
(球審)村上喜敏(一塁)湊 寅保(二塁)馬場正和(三塁)木田肇(記録)川端剛央
大紀ソフトボールクラブ 0001010 2
米の庄スポーツ少年団 0000000 0
<バッテリー>
(先攻)○ 藤崎 智也 ― 山本 幹太
(後攻)● 坂田 優 ― 利根 修哉
<長 打>
(先攻)(本)藤崎 智也(三) (二)
(後攻)(本) (三) (二)
【戦 評】
大紀ソフトボールクラブは4回、3番藤崎智也のレフトオーバー本塁打で1点を先制し、6回には死球と4番間井の三遊間安打、6番山本のレフト前適時打で1点を追加し勝利をものにした。 藤崎投手は相手打線を4安打、5奪三振で抑え完封勝利を飾った。
米の庄スポーツ少年団は4安打を出すもうまくつながらず涙をのんだ。
この結果 優勝千里ヶ丘スポーツ少年団(津)は全日本小学生大会へ 準優勝徳和ソフトボールクラブ(松阪)は中日本総合選手権大会へ 第3代表大紀ソフトボールクラブ(伊勢・度会)は全日本代表チームが2つとなったときは中日本大会へ出場となった。