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映画日和~ふたりの映像作家~

2008年11月16日 | 私的映画・ドラマ(邦画)
稲葉 司 × 下倉 功

池ノ上にあるシマボカンという小さな上映会場で、
2人の監督が作った自主映画の作品が4つ続けて上映されました。
切ないストーリーの映画が4本も続けて。



『グラウンド』

過去の思いを清算し、新たな人生へと一歩踏み出すために…。

2人の切なさを古い校舎の雰囲気が包み、
見ていて「あ、良いな…。」って素直に思えました。
ただ、セミの声がちょっとしつこかった気が(笑

2人だけの世界。
そこでは多くを語らず、お互いで通じる言葉のみを交わす。
昔の恋は儚く切ない終わりを迎え、結婚という新たな人生へ。



『家族日和』

月に一度の義務は、いつも憂鬱だった…。

2人のぎこちなさが見ていてとてももどかしかった。
娘の表情を見ていると今どんな気持ちでいるかわかるので、
「お父さん、気づいてあげて!」って思っていました。

桜の下を歩く2人は、他人の関係。
でも、記憶は共有している。
いつか3人で一緒に歩く日まで。



『かえり道』

お父さん、生きてね。

みんな悲しみの表情ばかりで、
見てるこちらまで悲しくなってしまいました。
部屋の子供っぽい雰囲気と白黒で統一された衣装のギャップが、
また余計に悲しく、そして切ないです。

愛していたからこそ、
失ったときの悲しみは大きい。



『きみに会えて』

きみは、誰?

白い顔と抜け殻のような身体。
緩慢な動き。
それから死をイメージさせるのは容易なこと。
それだけ死に近かったということですね。
今は練炭でなくて硫化水素?(笑

最後の一枚は…。





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