半落ち

壊れていく私


現職警察官が、妻を殺し自首してきた。
だが、殺したのは３日前。
空白の２日間はどこにいたのか…。


横山秀夫原作「半落ち」を映画化したものです。
妻はアルツハイマーで、どんどん記憶が欠落していく。
そんな妻を殺した現職警察官（寺尾聡）は出頭したが、
殺してから出頭するまでに２日間の空白があったため、
警察官や検察官や裁判官、ジャーナリストや弁護士、そして家族が、
真実を求め、その空白に振り回されていきます。


はっきり言って、私は泣いちゃいました。
裁判が始まってからはもう泣き通しですね。
特に、アルツハイマーの部分。
記憶がなくなっていくなんて…。
それに気がついたとき、人間は人間でいられるのでしょうか。
恐ろしいです。

それにしてもいつも思うことなんだけど、
重要な役には有名な人がついてるから、一目でわかりますよね。
先日見たジョヴォーダンは全然知らない役者ばかりだったから楽しめたけど、
これは同じ日本人だから有名人はすぐにわかってあんまりスリルはなかったかも。
って、この映画にスリルを求めるのは変かもｗ
あと、本田博太郎のあの独特のしゃべり方、
良いね♪



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