「告白というエンターテインメント」 村上賢司映像個展

Gプログラムです。

①拝啓・扇千景様

扇千景様がなにか重要な関わりでもあるのかなと思いきや、
なんてことはない。
ただ、“フジカシングル－8”のCMに出演していただけという。
そしてそれが製造中止になるという理由で、
この映画を撮ったとか。
最初から肩透しの状態。

でもそんな思いを吹き飛ばしてくれる場面がありました。
それは、
大西健児さんの作品『焼星』の話。
自分の父親が斎場で焼かれている場面を撮影したんですって。
しかも今まさに焼かれているときを！
死後硬直で固まった内臓から熱で沸騰した血液が飛び出してきて、
それがすぐに蒸発していく。
そんなの初めて見たので、
すごかったですよ～。
斎場で焼き場の人が覗く覗き穴から撮影したとか。

とにかく、
大西健児さんという映画監督がいることを知れて良かったです。


②俺の流刑地（略称・俺ルケ）

二本目は、
渡辺文樹監督を撮ったドキュメンタリー映画。
彼の人物像や作品については↓をどうぞ。
渡辺文樹（「Wikipedia」）

続けてのドキュメンタリーだったので飽きるかなと思ったけど、
渡辺文樹監督を見ているとそうでもなかったです。
というかむしろ、
渡辺文樹監督の独特な雰囲気が面白かったですね。
毒舌？とかあって。
そして渡辺文樹監督作品『御巣鷹山』がどんな内容なのか気になります。
この作品の中であれだけ名前がでれば当然ですね。
一度見てみたいです。


③フジカシングルデート

“フジカシングル－8”を持って撮るのはいいんですが、
あの女の人たちはなんなのでしょうか…。
本当なのかな～。
ドキュメンタリーだから本当のことだよね。
なんかこの作品は自慰行為な感じでした。
まあ背徳映画祭で公開されるくらいだから、
このくらいは当たり前なのかな。
あと、面白い撮り方も知りましたね。
8mmだと子供が映らないとか…。



・予告編
「告白というエンターテインメント」　村上賢司映像個展（「Youtube」）

・村上賢司監督作品の映画（現在公開中）
ALLDAYS 二丁目の朝日