会期中に行けないのではないか、もしかしたら名古屋や東京まで追っかけていかないといけないかも…と危惧していましたが、、
「紅型 BINGATA 琉球王朝のいろとかたち」が開催されている大阪市立美術館のまさに向かいにお得意先がございます
…
無理やり訪問予定を作って、更にお昼休憩を使って、行って参りました!!
(メシ抜きです
)
3時間コースを短縮して1時間で!
城間栄順さんの帯で行きたかったのですが、流石に無理。。
ここ数年で1、2を争う悔しさレベルです(笑)
とにかくよくもここまで集めたなという展示数
特に尚家(尚氏のことですよね)のものは、王族だけが使用することが許された高貴な色とされる「黄色」の衣装が目を引きましたね
松坂屋コレクションも多く出ていましたが、いくつかは以前見たことがあるものでした
まぁ、とにかくじっくり見たら3時間はかかるであろう展示品を1時間で猛ダッシュしたので、いろいろと残念ではありました(ビデオも見れなかったし)
琉球の染め織りは知れば知るほどハマります
特に戦後の紅型復興に関する城間栄喜氏のご尽力を知ると、紅型に対する思い入れがますます深まります
琉球モノが好きな方は是非!
私は発売前に関係者から運よく入手したのですが、この本、現在入手困難です
アマゾンでは6500円から中古で売られていますが、もともとの定価は3000円くらいだったはず
素晴らしいですよ
芸術品です
紅型では玉那覇さんが人間国宝ですが、実は玉那覇さんの前に栄順さんに打診があったらしいのです
栄順さんは「人間国宝」なんて名がついてしまったら、値段が高騰して、本当に欲しいと思っている方が気安く買えなくなってしまう…ということでご辞退されたらしい
で、玉那覇さんにお話しがいったそうです
確か、栄順さんの妹さん(お姉さん?)の旦那さん
同じ紅型でも、同じ師匠(栄喜氏)についていても、栄順さんと玉那覇さんとの作風は全然違います
栄順さんのはふわっと柔らかい感じがしますが、玉那覇さんのはパキッと硬い感じがします
玉那覇さんが人間国宝になっても、栄順さんは根強い人気です
ちなみに私は栄順さんファンなので、多分玉那覇さんとか知念さんの紅型は買わないだろうなぁ
あくまでも好みの問題です
哀しいので、紅型展に着ていくつもりで用意していた帯の写真でも載せておきます(笑)
ええっと、これで3回染めてるのかな?
栄順さんの「宝布に華咲かち」では「窓絵」として、芭蕉布で載っていますね
「窓絵」
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