お茶会めぐり  ~ 日々旅好日 ~

着物とお茶会の日記です あ、最近は旅行の日記です(笑) たびねすで旅行ナビゲーターやってます♪

2013 大徳寺黄梅院 桜花爽風の茶会 薄茶席

2013-04-15 15:39:34 | お茶
3年ぶりくらいに大徳寺黄梅院のお茶会へ行って参りました









薄茶→濃茶→点心→ぶくぶく茶、、と進みます

楽しかったので記事が長くなってしまったので、分割します






薄茶席


お待合
掛け物がなにやら不思議でしょ
ヘブル文字で「喫茶去」と書かれています



これだけでワクワクします




先に会記が渡されましたので、目を通しますと、「地球儀」「南蛮」「有平糖」などの言葉が並び、「ヴァリニャーノ」の名もあったので、もう、間違いなくある時代を意識したかなりストーリー性のあるお茶席なんだろうなと思いドキドキ











大航海時代を意識して、地球儀の香合





聖杯





南蛮中次
とあるお蔵から出てきたものだそうで、鑑定してもらったら鎖国以前のものと判明したらしい
蓋に描かれているのはイエズス会の紋章とのこと
ヴァリニャーノは日本文化に溶け込むためにお茶をされていたとのこと





替は、席主自らが作られた刷毛目茶碗で、銀彩がとても品があってとても素敵なんですが、お茶をいただいたら底から「ヴァリニャーノ紋章」が出てくるという手の込んだもの

席主さんは陶芸家さんでしたので、黄梅院でのお茶会のお話しが来てから色々とストーリーを考えて、数茶碗も全てこの日のために作られたそうです
なので数茶碗もすてべヴァリニャーノ紋章が入っています




黄梅院はキリシタンの蒲生氏郷の墓所でもあり、席主さんが大切にされている南蛮中次を使ったお茶会…、ということで、今回のストーリーを思いついたそうで、想像を膨らませて「これはフィクションなんですけどね、」と前置きされて色々とロマンのあるお話ししてくださいました





時代を超えたとても印象に残るお茶席でした





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