goo blog サービス終了のお知らせ 

お茶会めぐり  ~ 日々旅好日 ~

着物とお茶会の日記です あ、最近は旅行の日記です(笑) たびねすで旅行ナビゲーターやってます♪

旅行ガイド「たびねす」にて主にホテルガイド・観光スポットガイド記事を執筆中。ブログ更新が滞っている場合はたびねすをチェックしてみてください^^ 【検索:たびねす みぃ】

観光局、観光協会、地方自治体など、旅行・観光業界の情報提供を受け付けております。ニュースリリースや取材のご依頼、プレスツアーのご案内などは、左の「メッセージ」からお願いします。

初めて知った… 祖父の職業

2010-06-17 21:32:51 | 高野山
母は高野山の出なんですが、母方の祖父@高野山は、私が物心ついたころには既に病気で臥せっていました。もう30年くらい前に亡くなってるんですけどね。

  高野山奥の院


なので、祖父@高野山の職業は知りませんでした。
働いてる姿とか見たことないし。



祖父@高野山に関する記憶は、私が小学校5年生の頃、林間学校で高野山にお泊りに行った時に、なぜか宿坊(地蔵院)で、私の到着を待っていたこと(笑)

今から考えたら、ちょっとオカシイ(笑)





ふと、気になって、母に祖父@高野山の職業をたずねてみた。


「植木屋さんよ」とのこと。


高野山で植木を売ってるお店なんて見たことないし、
「植木を売っていたわけじゃないんでしょ?」と聞き返すと、

「ちがう、ちがう、お寺の植木屋さん」と。


「…。
 おかあさん、、それっていわゆる『庭師』さんのこと?」


「あ~、それ、それ。」


「どこのお寺?」


「ほとんど全部。だから、こないだテレビでやっていた蓮華定院さんも行ってたし、まぁ、高野山のお寺のほとんど行ってたよ。あと、濱田屋さんにも行ってた。」



  記事とは関係ありませんが(あるかも…?)、金剛三昧院のお庭



「…」



どうりで、若くして山を降りたはずの母がやたらと高野山のお寺に詳しいわけだ。
「高野山に住んでたから詳しい」という範疇を超えてるもん


「お母さんのお父さんも植木屋さんだったけど、おじいちゃんも植木屋さんだったし、そのまたおじいちゃんも植木屋さんだったし、あっ、おじいちゃんの妹も山降りちゃったけど植木屋さんだったのよ~




 @_@;
 つまり、代々庭師(植木職人?)だったのね…。
 知らなかった…。












世界遺産 高野山

2010-05-10 14:24:48 | 高野山
久しぶりの一人の時間。。

世界遺産の高野山に行ってまいりました

 急勾配をケーブルカーで上っていきます





とは言っても、ただのお墓参りです(笑)





あ、歴女じゃないです(武将のお墓参りではございません)

みぃ家の母方のお墓は「奥の院」にあり、ご先祖様は名だたる武将さん達のお墓と『一応(笑)』同じ敷地内で眠りにつかれているのです




なので、「世界遺産」と言われても、小さい頃は「奥の院」なんて、遊び場でした。
けど、けっして「かくれんぼ」はしませんでしたよ。
ホントに見つからないので(笑)




そう。水かけ地蔵さん達にもヒドイ行いをいたしました(笑)
改めて水かけ地蔵さん達を見ると、ココロが痛みます。
今はそお~っと足元にお水をかけさせていただいていおります





御先祖様より前に、まずはお大師様(弘法大師様)にご挨拶




ここ(玉川)より先は聖域です

ココロを静めて、入る前に一礼(もちろん出る時も)









久しぶりに「弥勒石」を持ち上げてみようかと。
http://www.reihokan.or.jp/yomoyama/various/oku/meiseki/miroku/04.htm←弥勒石とは



ふんっ!!










着物なので無理はせず、そっと元あった位置へ戻します







すごい線香の香り。。と、煙(笑)


さながら長谷川等伯の松林図屏風の世界です。
http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=80943
違うのは、松⇒杉、霧⇒線香の煙、、です






奥の院の顔見知りのおじさん、いつも一の橋近辺にいるのに、この日は見かけなくて心配してたら結構奥の方にいらっしゃいました。




無事お墓参りを済ませて、20年ぶりくらいに刈萱堂を見学。
http://www.reihokan.or.jp/yomoyama/various/addition/else/ishido/karukaya.htm
↑石堂丸の悲話です




行きの電車で話しかけてこられた自称高野山通の女性に聞いた「あんぷ」のお店の前を通りかかったので、ちょっと入ってみました。

最近の高野山土産は、「みろく石(まんじゅう)」ではなく、「餡麩(あんぷ)」らしい







話しの流れで、私の母が高野山出身だという話しを、お店の女性にしたところ、「なんてお名前ですか?」と。

名字言ったところでわからないだろうと思いながらも、「○○です」と言うと、「大工の○○さんですか?それとも中の橋の○○さんですか?」と!

「中の橋の○○です」と答えると、
「交流はありませんでしたが、お名前だけは存じております」とのこと。



恐るべし!高野山!

なんて狭いの(笑)




と、話しも弾んで、本来サービスしていないらしいけどサービスしてもらい(笑)、餡麩たくさん買って、次は濱田屋さんへ。





ごま豆腐の濱田屋さん(中から、のれん越しの写真)





実は、みぃ家は「ごま豆腐の鈴木」と繋がりがあるので、鈴木のごま豆腐しか食べたことがないのです


この日の墓参りは、親族もおらず、鈴木の一族もいらっしゃらず、ちょっと濱田屋さんにウワキ





あっ、鈴木の胡麻豆腐もオイシイですよ
買ってね
(龍神温泉の旅館にも卸してるくらいだから








濱田屋さんの後は、抜け道を通って金剛三昧院へ。


   

石楠花(しゃくなげ)が見事でした






時間的に檀上伽藍は無理なので、せめて金剛峰寺だけでも…

   
ひっそりとした裏門がスキ            金剛峰寺には秀次自刃の間があります



        
京都も好きだけど、やっぱり高野山いいわぁ~               御朱印帳すっごい達筆!!
この廊下を歩いているとき、後姿かなり写真撮られました(着物なので)
1枚ほしいなぁ(笑)



金剛峰寺でお坊様のお話しを聞くのがスキなのですが、なんだか静か。
水屋の女性に聞いてみたら、「午前はいたんですが、午後はお休みされてるんです ごめんなさいね」とのこと。







まぁ、いいや。女人堂見て帰ろう


ここから先が高野山

昔は、女性は高野山に入山できなかったんですよ。ここで足止め。






実は3年振りの高野山。お墓参りするにはちょっと遠い。。




改めて、「高野山好きだな~。癒される。。」と思いました。



次回は泊まりの予定です

 
「大円院」
↑妹が墓参りの際に泊まった宿坊
「場所良し、値段良し、料理良し」だそうです



「金剛三昧院」←今回しゃくなげを見にいったところ
多分、高野山で唯一、宿泊可能な世界遺産の寺院だと思います。
金剛三昧院お庭はこんなカンジでした↓